プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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宿泊17日目~休暇~前編

現代パラレル「リゾートホテル木の葉にようこそ『宿泊17日目~休暇~前編』」です。
前編はどちらかと言えば途中までは若干暗い感じのイルカの話になります。
後半は通常っぽい話になる予定です。
追記よりお読み下さい・・・。








窓から差し込む光がいつもよりもまぶしいことに気付き慌てて枕もとにおいてあるスマホで時間を確認する。
出勤の時刻を通り越してもうすぐレストランの営業が終了する時刻だ!!
慌ててベッドから飛び起きる!!
何でアラーム鳴らなかった?!自分で無意識のうちに止めた?ヤバイ!!どうしよう?!どうして誰も起こしてくれない?ゲンマさんやライドウ主任ならこんな時電話して『イルカ?いつまで寝てるの?遅刻だよ?』と起こしてくれそうなのにと頭の中でグルグル考える。
焦るがままだったが枕もとの小さなカレンダーを見てふと我に返った。
「ああ、そっか。今日はここに来て初めての休みだったんだ・・・。」

宿泊17日目~休暇~前編

なんだか急に全身の力が抜けてそのままベッドに仰向けに寝転がる。
目を閉じると慌てたからかドッドッドッドッと妙に早い脈拍と急に起き上がったからか自分の頭を中心としてグルグルと回っているような渦に巻き込まれるような覚えのある感覚におちいる。

『・・・ヤバイな。』

この感覚は昔から慣れ親しんだものではあるが気分の良いものではない。
気のせいか指先が冷たく痺れたようになって来た。
普段であればこの感覚を感じる事はめったに無く、自分が物凄く弱っている時に出て来る感覚だ。
余りにも慌てたんで体が勘違いしたのかもしれない。
このままその渦に身を任せれば最後にはその渦に巻き込まれひたすらドコまでも落ちていくような感覚に陥るのだが気持ちがどん底まで落ち込んでいるとき以外は勘弁して欲しい感覚だ。
目を閉じたまま大きくゆっくりと深呼吸を何回も繰り返してみる。
繰り返していくと渦に巻き込まれるような感覚が薄れてきた。
うん、これなら大丈夫そうだ。

ゆっくりと軽く上半身を起こすと半分空になりかけたチョコレートのパッケージが目に飛び込んできた。
薄いベージュの方のパッケージと銀紙を外し口に放り込む。
甘さが口の中に広がると同時に嫌な痺れやめまいも薄れてくる気がする。
そのままゆっくり呼吸を繰り返す。

「そう言えばはたけさんはチョコ食べたんだろうか?」

先日車に乗せてもらった際に『たまに食べたくなる。』という言葉を聞いてはたけさんに半ば無理やり押し付けたもう一つのチョコの事を思い出す。
親切なんだか嫌味なんだか今だ良く分からない人。
何ていうか、お互い他の人と同じように接しているけどお互いがお互いを他の人とどこか違う風に見ている気がする・・・。

他の事を考え出したからか体の方も落ち着いてきた。
だが違う意味で考えこみそうになる。
「あー面倒くさい!!考えるの止めた止めた!!」
思わずそう口に出し気分転換にシャワーを浴びるためワザと大きな足音を立てながら洗面所に向かう。

頭をガシガシと拭きながら今日の予定を考える。
既に時間は通常なら食事が終わって寮にに戻るくらいの時間になってしまっていて何となく悔しい。
取り合えず銀行に行きたいけど車が無いと無理って言っていたし、コンビにまで散歩がてら歩いていこうか?
最近ははたけさんや昨日はイズモの車でお茶しにいってりしていたからレストランに向かう以外で長距離歩くのは久しぶりかも?何て考えながら着替えを取り出す。

寮の玄関を出ると爽やかな五月の風が木々を揺らしている。
駐車場を見ると車は全く無く皆まだ帰ってきてないらしい・・・。
さて、最近ガイさんに教わったコースをたまに走るけど今日は景色を見ながらゆっくり歩く事にしよう・・・。
しばらくはいい天気が続くらしいし・・・。そうだ明日は走ろう!!
なんて考え周りの景色を楽しみながらゆっくり歩き出す。

・・・すみません、何で前から来るんですか?はたけさん?
そりゃあ皆が帰ってくる時間だって言うのは良く分かります。
でもあなた普段は結構遅くまで残ってますよね?
なんか今日はいつもより早くないですか?
あなたの車は目立つからすぐ分かるし、俺も一本道を歩いてるから隠れようも無い・・・。
あーなんかスピード落としてるよ。
って事は多分話しかけられるだろうな・・・。
車が止まる、窓が開く。
ほら、やっぱりね?

「アンタこんな所で何してんの?」
「お疲れ様です、はたけチーフ。いや、今日休みなんで。」
「・・・朝居なかったから休みなのは知ってる。」
「本当は銀行行きたかったんですけど。遠いらしいからコンビニまで歩いていこうかな?なんて思いまして。」

斜め前の方を見ながらしゃべるはたけチーフと会話する。
そう言えば今日は彼は仕事終わりの割りに髪形がまとも(まともと言ったら失礼だが)だ。
仕事終わりのホウキを逆さにしたような彼の髪形には随分慣れてきたけど見るとやっぱりついつい笑いそうになってしまう。
ぼんやりとそんな事を考えていたらカチャっとドアのロックが解除された音がした。

「銀行行きたいなら乗っていけば?」
「・・・でも何か御用事とかあるんじゃないですか?」
「いや、そうしたらついでに俺も銀行に行くから。どっちにしても週末に出かけるから金おろさなくちゃいけないし。」
「はあ、そうですか・・・。」
「ドア開いてるから。」
「じゃあお言葉に甘えて・・・。」
断りきれずに車に乗り込む。

「コンビニの先の方にある銀行で構わないの?他に行きたいところは?」
「あーえっと良ければ食品買える所に寄っていただければありがたいんですが・・・。」
「・・・アンタまさかとは思うんだけど又ラーメン買い込む気?一番最初の時に結構買い込んでなかった?」
「いや~はははっ・・・。」
「・・・銀行の近くに小さなスーパーって言うか商店見たいのがあるからそこで良い?食事は済ませたの?」
「いえ、朝はこの前のチョコ口に入れたくらいで・・・。」
「そう。じゃあ行こうか?」

そう言いながら車をスタートさせる。
だが寮の方に向かってる?
「あれ、一回寮に戻るんですか?」
と訊ねると
「ここだと車をUターンし辛いからこのままぐるっと回っていく。そんなに大幅に時間変わらないと思うけど何か急ぐの?」
「ああ、そうですか。俺寮より先あんまり行った事が無いから楽しみです。」
「そう。」
「そうですね。」

朝の事があったからか俺は何となくはたけさんと喋り辛く・・・。
お互いにろくな会話の無いまま車は5月の緑の木々の中を抜けて走っていった。





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