プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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宿泊18日目~休暇~中編

現代パラレル「リゾートホテル木の葉へようこそ『宿泊18日目~休暇~中編』」になります。
前半いつもとちょっと違った感じでしたが沢山の拍手ありがとうございます。
 
宜しければ追記よりお読み下さい・・・。

宿泊18日目~休暇~中編

いつもであれば俺が話しかけてはたけさんが短く答えるというパターンなんどけど今日は俺が話しかけないから車の中は静かなままだ。
何か話した方がいいんだろうとは思うがどうも話す気になれない・・・。

「ねえ、アンタおなかすいてない?」
とはたけさんに唐突に言われびっくりする。
さっき何か食べたかは聞かれたけどなんなんだろう?
「うーん?空いているんですかね?良く分かんないです?何でですか?」
と訪ねると短く
「顔色が・・・余り良くない気がして。」
と答が返ってきた。
「・・・そうですか?えーっとですね。今朝寝坊したんですよ。休みだって事を忘れていて飛び起きたんですね。その時にちょっとびっくりしたっていうか。」
今朝の事を思い出して語尾を濁す・・・。
「ねえ、ちょっと手を出して?」
「手?ですか」
「そう、両手。」

言われた通りに両手を出してみる。
右手でハンドルを操作しながら左手で上着のポケットの中をごそごそと探っている。
と、俺の手の上に色とりどりのパッケージが降って来た。
「うわっどうしたんですか?この・・・小さいのはわかりますけど大きいのも同じ柄って事はチョコですか?」
「さっき食事の時にアオバが持ってきて今日からその大きいサイズのチョコに変更になるんだそう。それで小さいのはもう出さないからって言って皆で食べないかって持ってきたんだ。」
「大きいのってカラフルですね・・・。」
「大きいのは試食だって言って持ってきてパッケージの下に味が書いてあるらしいよ。折角だからアンタの分もあるし今食べれば?」
「ありがとうございます。俺の分もってことは・・・。ひょっとしてこれってはたけさんの分もありますか?」
「ああ、アンタの預かった時に食べなくても一応持って行けって言われて貰った。俺は良いからアンタが食べな?」
「ご馳走様です。折角なんで一ついただきますね。」

そういってパッケージで味の確認をする。
「へえ、アールグレイって紅茶ですよね?折角なんでこれいただきますね?」
パッケージを開けて匂いをかぐとうっすらと紅茶の香りがした。
「本当だ!紅茶の香りしますよ!・・・でもあまり紅茶の味はしないですね。」
「美味しい?」
「はい、あー何かもう少し食べたくなってきた。もう一個いただいても良いですか?」
「俺の分はいいよ。食べたかったら食べな?」
「ありがとうございます・・・。すいません、はたけさん。ミントのチョコってどう思いますか?」
「ミント?食べたこと無いなあ?何、その中に入っていたの?」
「はい、薄いグリーンのパッケージがそうみたいです。どんな味なんでしょう?」
「食べてみれば?折角なんだし。」
「・・・後にしてこっちををいただきます。」
そう言いながら別のパッケージを開け半分に割って口に放り込む。
「!!こっちも美味しいですよ。はたけさんほんとにいらないんですか?」
「俺は良いよ。少し元気出てきたみたいだね?」
「あ・・・。えっとありがとうございます。」
「どういたしまして。ねえ?一つ聞きたいんだけどハヤテって勘が鋭いとかあるの?」

いきなりハヤテの名前が出てきたからちょっと驚いた。
「そうですね、俺が知ってる限りでは自分の事以外には勘が鋭いってゲンマさんに聞きましたよ?その時近くに居る人なんか限定みたいですがね?ハヤテがどうかしたんですか?」
「いや、ハヤテとゲンマに一杯おごらなきゃなと思ってさ。」
「ふうん、そうなんですか?何か言われたんですか?」
「まあ幾つかね?最後に『つまらない意地張らないで難しいかもしれませんが自分に素直になった方がいいと思いますよ』って言っていたよ。」
「はたけさん誰かと喧嘩されたんですか?ハヤテの予言めいた事は結構当たりますよ?」
「そうだね、素直に聞く事にするよ。遠回りしてきたけどそこがコンビニ。銀行はもう少し上まで向かうから。」

そう言いながら車は更に先に進む。
「はい到着。お疲れ様でした。」
「どうもありがとうございました。このチョコ、車のポケット入れておいて良いですか?」
「どうぞ?帰りに持って帰りなね?」
そう言いながら車を降りる。
「悪いけど先に行ってて。」
とトランクを開けながら言われたので遠慮なく先に向かう。
「すいません、先に向かいますね?終わったら外に出ています。」

お金を下ろし外に出て待つ。
何気なく明細の残高を見ると何故かありえない金額になっていて一瞬びっくりする!
ふと気付いたら、そうかあの少しだけ働いていた会社の給料が入ったのか・・・。
ホンの数ヶ月前は仕事や人間関係について希望に満ち溢れていたはずだった。
今度こそ俺にも大切に思える人が出来るかもと思っていた・・・。
思わず大きくため息をついて目を閉じる。
・・・まずいかも。
頭の中でグルグルと渦を巻くような感覚に又陥る。
指先からひんやりと血の気が引いていく気がする・・・。
目を開けなくちゃと思ってるのに開けれない。
呼吸が浅くなってきた。
ヤバイヤバイと思いながら目が開けれない、どうしよう!!
と思った瞬間後ろから大きな手のひらに背中を支えられた。

「あーいきなりゴメンナサイ。何か後ろから見ていたら何でだか知れないけどアンタが倒れそうな気がして。」
・・・はたけさんだった。
後ろから手のひらで背中を支えられてるから彼の表情は分からない。
ただじんわりと彼が手を置いているあたりが温かくてゆっくり息を吸う事が出来た。
不思議だ、手を置かれてる辺りから温かいものが広がってなんだか呼吸も楽になり渦に巻き込まれるような感覚も消えていった。
思い切って目を開ける。
うん、大丈夫だ!!

「はたけさん?倒れそうって俺はオンナノコじゃないんですよ?こんなごついの中々倒れやしませんって。」

大丈夫な風を装って軽口を叩いてみる。
嘘だ、本当ははたけさんが支えてくれなかったらどうなっていたか分からない。
まだ背中に当てられている手はやはり温かい。
その手が俺の話しを聞いてスッと外された。
何故だかもう少し支えて欲しいと思ってしまったが甘えるなと自分に言い聞かす。
「俺の用事は終わりました。はたけさん待ちですね?」
「あー分かりました。」
そう言いながら右手で後頭部をガシガシと掻いて銀行へ向かうはたけさん。
左手をポケットに入れるとくるっと俯き向き気味にこっちを向いて戻ってきた。

「手、出して?」
「手?ですか。」
片手を出すと先日俺が買ったのと同じサイズの小さなチョコを手のひらに落とされた。
「ポケットにもう一個入ってた。すぐ終わるからそれ食べて待ってて。」
「俺は子供ですか?!」
そう言う俺の話は聞かずくるりと振り向きヒラヒラっと手を振り
「ハヤテの予言を素直に聞いてみる事にしますよ。」
と訳の分からない事を言いながら銀行に向かって歩いていった。

俺は貰ったチョコは只のチョコなのに何となく大事なものな気がして。

食べたら勿体無い気がしてそのままそのチョコをそっとポケットの中に滑り込ませた。

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