プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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宿泊19日目~休暇~後編

遅くなりましたが現代パラレル「リゾートホテル木の葉へようこそ『宿泊19日目~休暇~後編』」になります。
WEB拍手の最後の話でカカシが受け取ったチョコもこの一つ前の『中編』で無事イルカに渡されまして、一安心です
年内にりゾートをキリの良い所と言うか盛り上がりのある話までと思ってましたが無理でした・・・。

そんな訳で『宿泊19日目』よければ追記よりお読み下さい・・・。

宿泊19日目~休暇~後編

俺はぼーっと空を見上げながらはたけさんを待つ。
空の色が鮮やかで、標高が高いせいか雲も近く、風もそよそよと気持ち良いなと思い目を閉じる。
一瞬さっきの事を思い出し心配になったが渦に巻き込まれるような感覚は今はもうない。
さっきはたけさんに支えられた背中がなんだかまだほんのり温かい気がする。
そのまま目を閉じていたら顔の上に布のようなものがいきなり被せられてびっくりして目を開ける。
視界が白い・・・。
恐る恐る触ってみると何故かタオルが顔に掛かっていた・・・。
「はい、お待たせ~。それ持ってついて来て?少し歩くよ。」
そう言いながらはたけさんはさっさと前を歩いていく。
どうやら俺の顔にタオルをかけたのははたけさんだったらしい。
慌てて後ろを着いていく。

「ちょっと待ってくださいよ。何ですか、これは?」
「ん~タオルだけど?」
「・・・すいませんがそんな事は見れば分かります!!何でタオルなんですか?」
「ん~終わった後で足を拭くから?」
「だからですね~!!」
駄目だ、この人イマイチ会話が通じない・・・。
気を取り直して別の話をする。

「はたけさん、この前俺に風の名前の話してくれましたよね?こんなそよ風ってどんな名前ついてるんですか?」
「あー・・・。聞きたい?後悔するかもよ?」
「何でですか?教えてくださいよ?」
「じゃあ言うけどね?凱旋のがいに風って書いて凱風っていうのよネ。」
「凱風・・・がいふう・・・ガイふうですか?!」
俺の頭の中にはフロントのオカッパ頭のガイさんが親指を立てている図が浮んできて思わず噴きだす。
「やっぱり笑った。だから余り言いたくなかったんだよネ。初夏のそよ風の事なんだけどいい名前だとは思うんだ。でもさ名前聞いてまず頭に浮ぶのってアイツの事じゃない?」
「そうですね、確かにちょっと聞いたら笑っちゃいます。」
そんな事を話していた。
「着いたよー。あそこが目的地。」
と言ってはたけさんは広場っぽいところにある何やら屋根つきのベンチみたいなものを指差した。
真ん中に大きな長方形の木の箱?見たいのがあってそれを囲むようにベンチがある。

「これね、無料の足湯。テンゾーから聞いたけど温泉好きなんだって?足湯で申し訳ないけどすぐ近くにあったから入っていこうと思って。今日は平日だしこんな時間だからか誰も居ないみたいね。」
「そういえばアオバ隊長も言ってましたけど。って何でこんな場所に・・・。」
「その辺は俺も良く知らないんだ。でもこの先って温泉街なの。だからかな?風向きによって硫黄の臭いがするでしょ?俺も来たの初めてだし。けど折角だから浸かって行こうよ?」
そう言えば独特の硫黄の臭いがうっすらと漂ってる。
「足湯でも温泉って嬉しいです。まさかだからタオルですか?」
「うん、そう。足拭くって言ったでしょ?」
「・・・俺思うんですけど。はたけさんはもう少し言葉数を増やした方が良いと思いますよ?」
「それはアンタの予言?」
「違います。どちらかと言えばアドバイスです。はたけさん周りから誤解されやすいって良く言われません?そんなんじゃ週末の研修でも困っちゃいますよ?」
「あっ大丈夫。俺は基本人付き合い苦手だし。研修とか行っても殆ど人と話さないから大丈夫。ここの奴らとは皆あんなだから気楽に付き合ってるけど。」
「大丈夫じゃなくてですね・・・。そう言えば変な言い方ですけど、今日は俺とも随分話しますね?言い方変ですけど普段は殆ど俺が話してますよね?」
「うん、そうね。ハヤテの言う事信じてみようかな?と思って。」
「はあ?良く分かりませんがそうなんですか?」

そんな話をしながら靴と靴下を脱ぐ。
ズボンを膝の上まで捲るとベンチに座って足をつける。
「うあつっ!!ちょっとこれ熱すぎなんじゃないの?!」
「・・・確かに熱いですけどそこまでじゃないんじゃないですか?はたけさんキッチンなのに熱いのの苦手とか?」
「アンタちょっと鈍いんじゃないの?後、キッチンと熱いの苦手とかあんまり関係なくない?アンタこそもう少しオブラートに包んで話しなさいよ!!」
「はたけさんの話し方に合わせてるだけですよ。知ってました?オブラートって結構破れやすいんですよ?」
「そういうことを言ってるんじゃなくて!!あ、でも段々熱いの慣れてきたかも・・・。そう言えばお昼なんだけど店は綺麗とは言いがたいんだけど安くて美味しい定食屋があるんだけど。どうする?」
「本当ですか?!定食屋とか心惹かれますね!!キッチンの食事も美味しいんですけど。なんていうかたまにはガッツリって言うか濃い感じのモノ食べたいっていうか・・・。」
「あーわかるわかる。でもアンタはラーメン食べすぎ!!」
「いやーまあそれはそれで。」

そんな話をしながら足をお湯につけてぼーっとしている。
「何か体まで温まってきましたねえ。」
「そうねえ、じゃあそろそろご飯食べに行く?」
お湯から出て足を拭く。
ふとはたけさんのほうを見たら・・・。え?どうしたの、はたけさんの足?!ヤバイ!笑っちゃいそう。これは耐え切れないかも!!
「っ・・・っく・・・。」
「なに?アンタ顔真っ赤にして?気分でも悪いの?!」
「・・・っく。あーもう無理!!耐えられない!!ねえ、はたけさん?あなた色が白すぎるからお湯に入っていたところが真っ赤になって足が見事に二色になってますよ!!・・・ククッ。」
「ちょっと何よ!あんた笑いすぎ!!」
「は、は、はたけさん。横見てますけど今度は顔も真っ赤になってますよ!!足は見事に二色ですけど何か子供の時こういう2色のアイスありましたよね?」
はたけさんはひーひー笑い転げてる俺を無視してそそくさと靴下と靴を履く。
俺に背中を向けているが唯一見えている耳は真っ赤だ。
「ほら、早くしないと置いていくよ!」
そんな風に言いながらはたけさんは本当に俺を置いていこうとするから慌てて靴下と靴を履いて『待ってくださいよ。』と追いかけた。

食堂の事をはたけさんは綺麗とはいいがたいっていったけどどっちかと言うと何って言うか・・・。
うおっ床がにちょってするよ!!でも確かにメニューも多いいし他の人が食べてるのを見ても美味そうだ。
「色々あるから迷うよね~ゆっくり決めれば?」
と隣の席のはたけさんに言われた。
「はたけさんは決めてるんですか?」
「んー、俺は今日はハムカツな気分です。」
「ハムカツですか!!揚げ物も素敵ですね・・・。炒め物とか捨てがたいんですよね・・。」
「ラーメンもあるけど?」
「ラーメンは後でカップラーメン買いだめるので!!取り敢えずはガッツり食べたいです。」
「・・・やっぱり買うんだ。」
「当たり前です。って何にしよう・・・。」
「アジフライも美味しかったよ?」
「!!はたけさんはそうやって俺の事を惑わせるんですね・・・。」
「っくっ!!・・・アンタこそ日本語の使い方が怪しい時があるって言われない?」
「そんな風に言われたのははたけさんが初めてですね。よし、揚げ物食べたいんでアジフライにします。すいませーん、ここ注文良いですか?」

しばらくして到着したアジフライは俺が想像していた開きの形じゃなくて三枚に下ろした木の葉みたいな形だった
「・・・これなんですか?」
「付け合せのキャベツとポテトサラダ。」
「量が凄くないですか?!」
添えられているキャベツはてんこ盛りだしポテトサラダはアイスを掬うディッシャーで山盛り乗せられていて味噌汁も凄い量だ・・・。
「あと、はたけさん頼んだのってハムカツですよね?」
「そうですけど?」
「何でそんなにでかいんですかね?俺普通に薄いカツを想像していたんですが。なんていうかお歳暮のCMで見るようなぶ厚さじゃないですか?!」
「最初に見た時はびっくりするよね~。気になるならまだ手をつけてないし一枚交換しようか?」
「いいんですか?!」
「はい、どうぞ。」

「・・・なんて言うか、何でも揚げたて出来たてってたまりませんよね。フライでも天麩羅でも。」
「・・・俺天麩羅嫌いなんだよね。」
「そうなんですか?」
「はい、そうなんで和食の道は無理です。まあ、今の仕事は小さい時から見ていて気に入ってますし。好きだから良いんですけどね。」
「・・・はたけさんって小さな頃からキッチンの仕事見てきたんですか?」
「はあ、父がそういった仕事してましたし、俺の師匠と言うか先生みたいな人がそばにずっといたので。」
「そうなんですか?」
「ええ、先生って呼びますけど先生は父の腕に惚れ込んで弟子にしてくれって押しかけて来て。そのままずっと一緒に住んでたんですよ。なのでいろいろな事を教わりました。」

前にコテツに聞いたはたけさんの話が頭をよぎるがヤマトさんが言っていた『先輩の話は聞かなかったことにして欲しい。そのうち先輩の口から話すと思います』と言われたのも同時に思い出す。
俺の横に座ってるはたけさんは横顔が前髪に隠れてどんな顔で話しているのか表情は読めなかった。

「悪い、何か話がそれたね。ほらアンタも温かいうちに食べなさい。」
「そうですね、じゃあはたけさん、今度天麩羅蕎麦食べに行きましょうか?」
「・・・。アンタ俺の分も天麩羅食べようとしてるんじゃないの?」
「ばれましたか?ほら、食べちゃいましょうよ。」
「終わった後はスーパーで買い物でしょ?」
「はいお手数かけます。」
何となくその場の空気を変えたくてそんなふざけた事を話してみた。
その後は何となく2人で黙々と食べていた。

「すいません、お待たせして。買い物終わりました。」
「・・・ねえ、ひと言言ってもいい?」
「言わなくてもわかる気がするんで大丈夫です。」
「いや、言わせて貰うけどね?」
「わかりますから大丈夫ですよ。」

「「アンタ、ラーメン買いすぎ」」

「・・・自分で自覚してるんじゃないの。」
「いや、はたけさんならこう言うんじゃないかと思いまして。」
「あんまり取りすぎても健康に良い訳じゃないんだから程々にしなさい。」
「前向きに善処させていただきます。」
「・・・直す気無いでしょ。」
そんな話をしながら車に乗り込む。

「さっき車に置いていったチョコ忘れないようにしなね。折角アオバが皆にってくれたんだし。」
「あ、ハイ大丈夫です。さっきのミントのチョコだけ食べてみようかな・・・。」
「全部アンタにあげたんだから好きにしなさい。」
薄いグリーンのパッケージを開けて取り合えず半分に割って口に放り込む。
「どんな味だったの?」
「あんまりミントって感じしないですね。後味が少しスッとしますが。これならはたけさんも食べれるんじゃないですか?あと半分ありますよ?」
「そう?じゃあ貰おうかな。」
「ハイどうぞ。」

俺がそういうと同時にはたけさんは俺に左手を差し出して俺は右手ではたけさんの口元にチョコを持っていった・・・。

「・・・手に乗せてくれれば良いから。」
「・・・もし手の上で溶けたらハンドル汚れますよ。」
「・・・。」
「・・・はたけさん。はい、あーん。」
「チッ、じゃあ口の中放り込んでください。」
「何かあったら危ないんで。口元にあるんでそのまま食べちゃってください。」
「・・・わかりました。」
しぶしぶと言った感じではたけさんは俺の手からチョコを食べた。
「本当だ、もっとミントがキツイのかと思ったら全然だね。」
「そうですよね、俺もどんなだろうって思ったんですけど。実は半分食べて美味しくなかったらはたけさんにもがっかり感を味わってもらおうかと思って最初半分に割ったんですよね。」
「・・・アンタ結構酷いね。」
「美味しかったんだから良いじゃないですか!!」
そんな話をダラダラしてるうちにいつの間にか寮に着いた。

「はたけさん、いつもありがとうございます。」
「んーあんたこそゆっくり休みなさいね?」
そういって別れ自分の部屋に向かう。
買ってきた品物を並べ車の中で袋に放り込んだチョコレートも取り出しておく。
「・・・そういえば。」
上着のポケットを探り銀行の所で貰い何となく食べずに取っておいたチョコを取り出す。
他のチョコと何となく一緒にする気がおきずベッドの枕元にある小さなスタンド式のカレンダーの横に置いておく。
ふとカレンダーが目に入り取り上げる。
「・・・まさか26日が休みだとは思わなかったな。」
カレンダーを持ったままベッドに倒れこみ手探りで元の位置に戻す。
その手に小さな何かが触れ取り上げるとさっき俺がおいたチョコだった。
見ているうちに背中の辺りがじんわりと暖かくなってきた気がした。

「26日何をして過ごそう・・・。」

吐き捨てるように言った後、俺はただ寝転がってそこに答えが書いてあるかのようにただぼんやりとチョコを眺めていた。

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