プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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大晦日

今年最後は高校生カカシと教師イルカになります。
この二人最近いつもいちゃこらしてるんでたまには揉めるが良いとちょこっと思たりしたのは内緒です・・・。
後日談でカカシ目線の今回の話を書く予定です。

追記よりどうぞ・・・。


大晦日

クリスマスイブを俺と一緒に過ごした畑はその後メールで『2年詣に一緒に行きませんか?』とメールを送ってきた。
学業の神様とか受験生であることを前面に出してきたりしていたし俺は彼にプレゼントを貰ったと言うのもあってついつい一緒にいく約束をしてしまった・・・。
どうせ家にいても一人寝正月で御節だの雑煮だの作って食べるわけではないしまあいいかとどこか自分に言い訳している。
その後、畑からは
『近めだと木の葉神社か少し遠いけど火影神宮はどう?年始だし電車の本数も増えてるみたいです。』
とメールが来た。

木の葉神社は学業で有名だが近場なだけあってうちの高校の生徒も多いと聞いたことがある。
火影神宮は少し遠いがそちらまで行ったほうがいいのかもしれない。
『火影神宮でいいんじゃないか?帰り始発まで待たなくちゃいけないかもしれないから俺が車出すぞ。場所はこの前と同じで、時間は向こうにつくまでの時間も考えて22時半くらいでどうだ?この前と寒さが比べ物にならない気もするから温かい格好をして来いよ。おやすみ。』
と畑に返信した。
『了解です。楽しみにしてます。俺も今度は色々調べておきます。寒いからセンセも風邪引かないように気をつけてね?おやすみなさい』
まだ何日かあるしどこかで一回洗車した方が良いかもなんて思いながら眠りについた・・・。

12月31日の昼間は良く晴れたが風が強い一日だった。
簡単に大掃除を済ませると念の為道順と近隣のコインパーキングの位置を確かめる。
多分近くのコインパーキングは止めれないだろうから少し歩くけど駅の辺りに止めるつもりでいた。
夜ご飯を早めに済ませ、目覚ましをかけて仮眠する。
少し早めに家を出て駅に向かうと畑はもう待っていてこっちに気づくと手を振って走ってきた。
車に乗り込んでシートベルトを締めながら会話する。

「センセ、早かったね?」
「お前こそ早かったな?いつから居たんだ?」
「んー?一本早い電車に乗っちゃって。でも着いたの少し前だよ?」
「ちょっと顔触るぞ?・・・お前なあ、ちょっと前でこんなに冷えるか!!早めについたんだったらメールなり電話なりよこせばいいだろうが。・・・畑、何ニヤニヤしてるんだ?」
「ふふっセンセってばもう俺に触るのに何の抵抗もないな~と思ってネ。」
「・・・気のせいだろ。ほら出発するぞ?」
そういうと目的地を目指して走り出す。

駅前のコインパーキングを何箇所か回るがやはりなかなか空いていない。
「なあ畑、俺はもう一周回ってくるからお前はコンビニで待ってろ。」
「えー、折角だし一緒に乗ってるよ。」
「って言うかお前はお賽銭用に小銭用意してあるのか?俺は自分の分くらいしかないぞ?」
「・・・忘れてた。はいはい、わかりました。じゃあセンセ?その先で止めてください。コンビニで何か買って待ってます。」
「ちゃんと5円になるようにするんだぞ?」
「わかってますって。」
そう言いながら畑はコンビニの明かり目指して歩いていった。
俺はその後すぐたまたま出庫しそうな車を見つけて無事駐車する事が出来た。
鍵を掛けコンビニへと向かう。
コンビニの近くまでいくと店内で畑が誰かに纏わりつかれ嫌そうな顔をしているのが見えた。

ナンパでもされたのか?と思いながら店内へと入ると畑ともう一人がいっせいにこちらを向いた。。
何で彼女がこんなところに?
俺と畑が文化祭のときに揉める原因となった、文化祭の後、俺に告白をしてきた彼女だった・・・。
サーっと血の気が引いていくのがわかったが畑が目で何かと合図してきたのが見えた。

「・・・?あれ?やっぱりイルカ先生だ!先生ひょっとしてこれからお参りに行くの?先生が髪下ろしてるの始めて見た!!やだ、雰囲気変わるね。格好良い!!普段からそうすれば良いのに!!」
「海野先生、こんばんは。先生もこれからお参りですか?」
畑にそう話しかけられてハッとして答える。
「あ、ああ久しぶりだな。お前たちもこれからお参りに行くのか?」
「私と畑君は偶然ここで会ったんです。私の父の実家がこの近くなんです。飲み物買おうと思って来たらどこかで見た顔があってびっくりしたんですよ?」
「・・・俺は受験だし、初詣に行こうと思って。」

でもまさかこんな所で知り合いに、しかも彼女に会うとは思わなかった。
なんとなくこの先の展開が読めるような気がしてチラリと畑の顔を見る。
彼も同じことを感じているのか眉間にしわを寄せてそっぽを向いている。

「ねえ、先生も畑君も初詣に行くなら一緒に行きません?折角なら人数多いほうが楽しいですよ?」
「あー、でも君は親御さん達と行くんじゃないのか?」
「きちんと連絡したら大丈夫です。同じ場所に行くなら折角だし一緒に行きませんか?ねっねっ大勢のほうが楽しいですよ?畑君もそう思わない?」
「・・・別に。」
「ねっ?先生、良いじゃないですか?こんな離れた場所で折角偶然会ったんですし。畑君も一緒に皆で行こうよ。」
そう言いながら無邪気に畑の腕を軽く引っ張っている。
畑は軽く眉をしかめたままだ。
俺はこのまま彼女が引くわけはないと思って渋々口に出す。
「じゃあ仕方ないから一緒に行くか?だけどあくまで俺はお前達の保護者代わりだからな。取り合えず一回外に出て家族に電話しなさい。畑は一人か?じゃあ俺と一緒に電話が終わるまで待とう。」
そう言うと彼女『仕方ないって酷いです~。』と言いながら家族に電話するため外に出た。
その隙に畑に話しかける。

「彼女のご実家ってこの近くだったんだな。」
「らしいね。コンビニでセンセ待っていたらいきなり纏わりつかれて何かと思ったよ。そしたらあの子でさ。『畑くーん!こんな所でどうしたのと』か一方的に話しかけられて参ったよ。って言うか何で一緒に行かなくちゃ行けないの?!」
「仕方ないだろ?あの子は前もそうだったけど絶対引かないよ?彼女を断って俺と畑が一緒に行くほうが不自然だろうが?」
「・・・先生の優しさは優しくないね!!一回振った相手なんだからそんなに気に掛けなくたって良いだろ?彼女が又先生が良いとか言い出したらどうするんだよ?!」
「だから俺はこの前はっきり断ったよ!!」
「断ったって言ったって先生のことだから中途半端に優しく断ったんじゃないの?」
「何でそういう事を言うんだ?」
「先生が流されやすいって言うかほだされやすいからだよ!!俺との事だってひょっとしたら・・・。」

畑がそのまま何か言いかけたとき入り口から軽快なチャイムの音と彼女の声がした。
「イルカ先生、畑君お待たせ。うちの親も先生が一緒なら長居しなければオッケーだって。先生たちはしばらくいるの?」
「俺は別に。お参りしたら電車の時間もあるからすぐ帰るし。」
「俺も長居はしないつもりだけど。」
「先生は電車で来たんですか?ひょっとして車とか?」
「あーっと一応は車で来たんだけど。」
「いいなあ、先生乗せてっていっても無理でしょ?」
「良く分かってるな。無理だ。生徒はよっぽどの理由がない限りは乗せないつもりだ。今は車で通勤してるわけじゃないしな。」
「少しくらいなら良いじゃないですか?」
「駄目なものは駄目だ。ほら外は寒いから二人ともカイロ代わりに何か温かい飲み物でも買っていけ。」
「えっ?先生おごってくれるの?」
「だから生徒にはそういう真似はしないって言ってるだろうが?」
「ちぇっ、イルカ先生のケチ~。」
「はいはい、ケチで結構。ほら、畑も行くぞ。」

畑は相変わらず眉間に軽くしわを寄せたままこっちを見ようともしない。
こりゃあ機嫌悪いな・・・と思って思わず又ため息を吐きそうになる。
取りあえず先に会計を済ませてしまうと先に外に出て急いでメールを一本打つ。

『取りあえずお参りだけ済まして彼女と別行動しよう。俺はこの前きちんと断ってる。あの後、彼女から何かして来るって事も特に無かったから!!さっきの話は後で又ゆっくり話そう。』
なんか俺浮気がばれて彼女に必死に言い訳しているような感じだよ・・・。

店内にいた畑はメールに気づいてやっとこっちを見た。
文面を読んだ後軽く頷いてやっと眉間のしわが無くなった。

少しほっとすると彼女が出てきて俺に話しかける。
「イルカ先生、今すごい勢いでメール打ってましたがこの前話していた方宛ですか?」
「あ?えーっとまあそんなところかな?」
「・・・あの後仲直りして付き合われたんですか?」
「そのだな、誤解はお互いに解けたんだけど、付き合ったりはしてないんだ。大事な人な事は確かなんだけどまだ何と言うか・・・。俺がはっきりしていないと言うか・・・。」
「先生、そんな事言っちゃ駄目ですよ?私が折角先生の事諦めようとしているのに。そういう風に言われたら付け込む隙があるんじゃないかとか思っちゃいますよ?」

えっ?と思い黙ってしまったところにちょうど畑がやってきた。
「じゃあ畑も来たし行こうか?火影神宮はここから遠いのかい?」
「歩いて10分位ですよ?いつもはそんなことないんですけど・・・。年末年始は混むんですよ。お賽銭投げるまで結構時間かかったりするんですよ。」
「そうなんだ。俺は行くの初めてだからどんななのか楽しみだな。屋台とか出てるのか?」
「屋台というか参道にいっぱいお店があるんですよ。今日なんかは特に夜通しやっているから賑やかですよ?」
「そうなんだ。見てるだけでも楽しみだな。」

話しながら歩くが畑は相槌すら打たず無言で軽く下を見ながら歩いている。
彼女は又当たり前のように俺と畑の間に入ってしまったから文化祭の前の時の事を思い出してしまう。
あの時はこの彼女が原因でその後畑と揉めたんだ・・・。
だがあの時よりも今回はお互いに分かっているんだ!!と思いたい。
思いたいが畑のいつもの俺といるときの彼とはまったく違った無表情で何も読み取れない・・・。

だんだん人が増えてきたと思ったら参道のあたりはかなりごったがえしている。
「3人並んで歩くと他の人に迷惑だろ?君は前を歩きなさい。」
「えー折角だからイルカ先生と並んで歩きたいかも。」
畑がその言葉にピクリと反応する。
「後ろに大きいのが二人並んでいれば歩きやすいだろう?ほら、前に行った行った。」
ごめん、嘘です。でも俺たちが壁になって歩きやすいと思ったのは本当だ。
俺が畑と並んで歩きたくて、そうすれば何か少しでも伝えられるかと思ったのが一番の理由なんだ。

「はーい、分かりました。」
そう言うと彼女はすっと一歩前へ出た。
俺は開いた隙間の分畑のほうに近寄る。
彼は一瞬何か言いたげな目で俺を見たが何か諦めたような顔でふっと目を伏せた・・・。
彼が今日の事を楽しみにしていたを俺は良く知っている。
場所が決まってから何があるとか、毎年こんな事をしているとか、メールで、電話で、楽しそうに俺に教えてくれた。
多分彼は彼なりにクリスマスのお返しにと今日の計画を立てていたんだろうなと思う。

本殿が近づきさらに道は混んできてゆっくり歩くのもやっと、といった感じだ。
これだけ人が多ければ分かるまいと俺は自分の隣にいる畑の手の指先をぎゅっと握る。
はっとしたように俺の事を見るから口の動きだけで
『俺だって楽しみにしていたんだ』と伝える。
畑はくしゃっと一瞬泣きそうな表情をした後、俺の手をぎゅっと握り返してきた。

あちこちでざわめきがさざ波のように広がっていってもう直ぐ新年を迎えるんだという空気が広がっていった・・・

                           続く



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