プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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宿泊21日目~優しい雨~

現代パラレルリゾートホテル木の葉へようこそ「宿泊21日目~優しい雨~」になります。
朝入力していたデータがぶっ飛びましてね・・・。
打ち直したらずいぶん内容が変わりましたって言うかまるっきり変わりました・・・。。
そんなわけで遅くなりましたがリゾート本編です。
多分今回も前中後編でこれが終わるとリゾートは長めの連載になります。

良ければ追記からお読みください・・・。

宿泊21日目~優しい雨~

さやさやと静かな音で眼が覚めると外は雨だった・・・。
(ここに来て初めての雨だ・・・。)なんて考えていたら重大な事に気づく!!
そう言えばここには傘を持ってこなかった。
以前使っていたのは骨が曲がっていたから引越しを機会に捨ててしまったんだった。
「イズモに乗せて貰うかな・・・。」
そう呟きながら着替えるとイズモの部屋に向かいドアをノックする。
「ふぁーぃ・・・どうした?イルカ。」
そう言いながらドアを開けたイズモに拝むようなしぐさで頼む。
「悪い、外雨降ってるんだよ。ここに傘持ってきてなくてさ。悪いんだけど朝乗せていってくれないかな?」
「構わないけど・・・ってやばっ!!もうこんな時間かよ?!悪い、すぐ着替えるから玄関で待っててくれよ。」
そう言い残すと慌ててドアの向こうに消えたイズモに少し大きな声で『了解、待ってるよ。』と返事をし、玄関に向かう。

玄関先で外を眺めると強く降ってはないがやはり傘が無いと無理そうな位には降っている。
「ごめん、イルカお待たせ。傘だけどさ、こっちから半分の傘は単発で来たやつらが置いていった傘だから使っても大丈夫だぜ。とりあえず今日はこの中から持って行けよ」
そうイズモに進められて大き目のビニール傘を選んで取り出す。
「こんな雨だと観光が出来ないだろ?その分お客様も早めにレストランに来てゆっくりしていかれるから今日は忙しくなるぞ。ゆっくり景色を楽しむ方が多いだろうから窓際の席で早めの時間に変更される方が増えるはずだ。」
そうイズモに言われながら車でホテルへ向かう。
変な言い方だけどいつも一緒に仕事もわいわいやっているがこんな所はきちんとしていてちょっと意外でビックリした。
「でもイルカに起こして貰って助かったよ。下手したらあのまま寝てたかも・・・。」
「じゃあ乗車賃代わりにはなったか?」
「ああ、十分だ。おつりが来るかもよ?」
二人で笑いながら仕事場へと向かっていった。

「イルカく~ん。シズネに頼まれて制服持ってきたわよ?」
コテツと一緒にテーブルを組み替えているとホールの入り口から紅さんの声がした。
見ると紅さんとアオバさんが休憩らしくライドウさんと立ち話をしている。
「すみません、ありがとうございます。食事のとき受け取ってもいいですか?」
そう言いながらあと幾つか残っているテーブルをセットしライドウさんのもとへ向かう。

紅さん達はライドウさんと何か紙を広げて話し合いをしていて、よく見たら昨日ライドウさんが発注をかけていたお酒についてだった・・・。
「絶対に足りないって!!久しぶりだしアンコもシズネも綱手様のおごりだからトコトン飲む気よ!!」
「紅・・・。ちょっと待てよ。これからカカシとアスマと相談しなおすから。」
「とりあえずこれじゃあ絶対足りないからね!!あ、イルカ君。これキッチンの制服ね。」
「紅さん、ありがとうございます。ライドウさん。これって又クリーニングに出していいんですかね?」
「うーん。内線でシズネに聞いておくよ。おい、アオバにイズモ!!お前達何をしてるんだよ?!」
ふと後ろを見ると何故かお互いにジャケットを交換した二人はへんなポーズをしたりして遊んでいた・・・。
「いやね、イズモが一回フロントのジャケット着てみたいって言ってたからさ。俺もホールの制服着てみようかと。」
「そんなのは後でやれ!!ほら皆食事だろ?順番なんだから急いだ急いだ!!イズモついでだからコーヒー運んでくれ」
そうライドウさんにせかされて皆でキッチンへと向かう・・・。

制服を置きに控え室に向かうがキッチンにはたけさんがいたのが見て油断していたからかノックをせずにドアを開ける。
『うわっ』と声がして慌てて『すみません!!』と謝った。
「気を付けろよ。」
と苦笑いしていたのはアスマさんだった。
「ああ、今日イビキの手伝いだっけ?悪ぃなこっちまで手伝わせちまって。」
俺の手にしていたキッチンの制服を見るとそう言われた。
「いえ、良いんです。イビキさんのお手伝い楽しかったですし。それに前回は生まれて初めてお菓子も作りましたしね。」
制服をロッカーにしまいながらそう話すとアスマさんはククッと笑いながら言ってきた。
「この前のお菓子な・・・。又今日も作ったらおすそ分け頼むわ。カカ・・・いやなんでもない。ほれメシ行くぞ。」
又ククッと笑いながらそう話すアスマさんは子供にするように俺の頭をポンポンと軽く叩く一緒にキッチンへと向かった。

「なあ、カカシ、アスマ。あのなこれじゃあ酒が足りないって言われたんだが・・・。」
「はあ?ライドウお前ずいぶん頼んだろ?誰だよそんなこと言う馬鹿は!!」
「はーい、そんな事を言う馬鹿はあんたの彼女ですけど?」
そう言いながら紅さんがアスマさんの事を睨む。
「・・・紅。おめえどれだけ飲むんだよ?!」
「だって綱手様のおごりでしょ?フロントは特に迷惑かけられてるんだから良いのよ。終わった後は皆で仮眠室に泊まるから。余ってる予備の布団も借りる事になってるからとことん飲むわよ!!ライドウ君、追加よろしくね?」
紅さんがにっこり笑いながら言ってのけて、ライドウさんはひきつった顔をしている、。

「ココの女の人たちは物凄い飲みます。『ざる』じゃなくて『わく』なんです。」
ヤマトさんがこっそり教えてくれる。
ここの男の人たちだって俺にしたら驚くほど飲む。
なのにそんな人たちに『物凄い飲む』って言われるなんてどれだけ飲むんだろうか・・・。
そんな事を考えていたら紅さんと目が合った。
「そう言えばきちんとお礼言ってなかったけど。イルカ君この前はクッキーご馳走様。美味しかったわよ。ワインとかに合いそうよね。」
「紅はいつも飲む事ばっかりだーよね。」
「カカシ煩いわよ。いい、イルカ君。カカシには何か作ってもあげなくて良いからね。カカシは甘いの食べないから勿体無いしその分こっちにまわしてね?」
「はあ?ちょっと紅何言ってんのよ?!勝手に決めるんじゃないよ!!髭、アンタの彼女でしょ?何とかしなさいよ!!」
「・・・カカシすまん。俺には無理だ。」
「髭ってば何尻に引かれてんのよ!!紅ってば勝手な事ばっか言ってんじゃないよ!!」

「・・・よし、皆食べ終わったね。あいつらはほっといて片付けようか?。」
「はい、アオバ隊長。そう言えば今度は何します?」
「うーん、コテツ。・・・そうだね。とりあえず今は探検隊の皆で片付けて食事交代しちゃおうね?」
騒いでいる紅さんとはたけさんを放って置いて皆で黙々と片づけを始める。
ライドウさんがふと気づいたように俺に声をかけてきた。
「イルカすまない。『今日は雨だからレストランゆっくりされる方が多い』ってさっきミーティングで話したよな?もしかしたら残業頼むわ。あとイビキのところ行くまでグラス頼んでも言いか?」
「はい、分かりました。じゃあこれ片付けたらハヤテ達と交代しますね。」
「よろしく頼むな。」
ライドウさんに拝むように頼まれ、食器を下げると手洗いを済ませハヤテ達の所へ交代で向かう・・・。

無心でグラスやシルバーを磨くのは楽しい。
目に見えて綺麗になるし輝きも増す。
一心不乱に磨いているとライドウさんから声がかかった。
「じゃあ、悪いがイルカそろそろ頼むな?イビキのところが早く終わったら一服していてくれ。制服はクリーニングに出して置いて欲しいそうだ。」
「お、イルカ。行って来いよ。」
「イルカさん頑張ってきてくださいね。」
ライドウさん、ゲンマさん、ハヤテと一緒に磨いていたがふと気づくともうイビキさんのところに向かう時間になっていた。
「じゃあ行ってきますね。」
そう言い、控え室へ向かう。

キッチンの明かりは消えていて誰もいなかったが控え室には念のためノックをして入る・・・。
・・・って又はたけさんがいたよ!!
何してるんだって思ったが彼は資料?見たいなものをじっと見ていた。
「失礼します。お疲れ様です。」
そう言いながら入っていく。
「・・・お疲れ様。イビキのところでしょ?悪いね、こっちの仕事まで。」
「いえ、この前も楽しかったですし。しかし雨止みませんね。おれこっちに来てから初めての雨でしかも傘持って来てなかったから焦りましたよ!!」
「朝はどうしたの・・・?」
「イズモに乗せて貰いました。傘も以前いた人たちの置いていったのがあるって教えて貰って借りたんで何とかなりましたけど。持ってきたつもりでも意外とないものが多くて困りますね。」
「雨は・・・。」
「雨は?何ですかはたけさん。」
「この季節の雨は一雨ごとにどんどん緑が濃くなっていくから。山の辺りでもどこでも良く見ているといいよ。ビックリするくらい一回の雨で変わっていくから・・・。」
「そうなんですか?恵みの雨って奴ですかね?今度から良く見てみます。」

そう言いながら制服を調えると控え室から出ようとした・・・っといきなりはたけさんに手首をつかまれた。
慌てて振り返るとはたけさんは俺の方を向いていたが顔は髪に隠れてよく見えない。
そしてなぜか俺の手首をつかんだままだった。

「ど、どうしたんですか?はたけさん。」
「・・・俺も食べるから。」
「な、何をですか、一体?」
「さっき紅が余計なこと言っていたけどアンタが又何か作ったら俺もちゃんと食べるから・・・。」
「あ・・・はい。分かりました。又作るとは限りませんけど・・・。」
「甘いものだろうがなんだろうが今度は俺もきちんと食べるから。」
「わかりました。作ったらはたけさんにも渡しますね?」
そう言うとはたけさんはゆっくり俺の手首を離した。
「じゃあ、俺はイビキさんのところにいきますから。」
「いってらっしゃい。」
そう言うとはたけさんは又書類を見だして俺は控え室から出て行った。

控え室から出て大きく息を吐く。
いきなりだったからか妙に心臓がバクバクしている。
つかまれた手首はそんなに力を入れられた訳ではないがうっすら赤くなっていた。
強く捕まれたわけではないが妙に全身に走る痺れと口に広がる妙な味を何故か分からないけど苦々しく思いながら俺はイビキさんのところに向かった。

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