プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

カウンター

キリ番はしばらくお休み中です

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

宿泊22日目『優しい雨~中編~』

現代パラレル「リゾートホテル木の葉へようこそ『宿泊22日目~優しい雨~中編』」になります。
久々のイビキさん登場です。

読まれる方は追記よりどうぞ・・・。

宿泊22日目~優しい雨~中編

はたけさんに掴まれていた手を放して貰い、逃げるように控え室を出てイビキさんのパントリーに向かう。
「イビキさん遅くなりました。」
「ああ、遅くはないな。今日は頼むが・・・。イルカ、お前手首どうかしたのか?そんなしっかり押さえて。」
ハッと気づくとさっきはたけさんに掴まれた部分を押さえていたらしい。
慌てて手を離しイビキさんに話しかける。
「すみません、なんでもないです。今日はよろしくお願いします。何からしましょうか?」
「じゃあまず良く手を洗って乾かして貰えるか?それから説明していくから・・・。」
そう言われ手を洗うために流しへと向かう。
気づくとまだ薄ら赤く残っているはたけさんの手の痕を消すかのように手首の辺りをごしごし洗っていて違う意味で赤くなってしまっていた・・・。

「今日はケーキの注文が多いんでしたっけ?」
「ああそうだ。しかもちょっと変わった注文だったりしてな・・・。そうじゃなければ一人でも何とかなるんだが。」
「どんな注文なんですか?」
「一組の方は・・・リピーターなんだが初めてケーキを注文されている。多分プロポーズするんだろうな。四角いボックス型のケーキで側面はクリームでリボンをつけて上部はリボンを結ぶ位置にクッキーで箱を作って乗せて欲しいそうだ。箱は勿論中に物が入るようにでその周りはフルーツでと飴細工で華やかにして欲しいそうだ。」
「・・・多分カップルでしたら指輪を入れてプロポーズでしょうね・・・。」
「ああ、俺もそう思う。ライドウに聞いたら席も静かな外が見える席を希望されているそうだ。」

「もう一組は?どんなケーキなんですか?」
「もう一組は去年も注文されているな。去年はケーキのサイズが大きすぎたみたいで今年はブッシュノエル風で出来たらマジパンで動物などの細工物を作って森の中のイメージにして欲しいそうだ・・・。」
「すみません、イビキさん。ブッシュドノエルって何ですか」
「ブッシュは薪、ノエルはクリスマス。要するに薪の形をしたクリスマスケーキだな。一年の終わりの薪の燃え残りの灰は次の年の厄除けになるという伝説があるんだ。その流れで薪は縁起がいいという話があるんだ。縁起がいいものだから薪の形にして食べてしまえってことだな。クリスマスシーズンではないが森っぽいイメージだそうだからちょうど良いんじゃないか?」

そう言いながらイビキさんは手早く色々な道具を用意していく。
「イルカ、悪いんだが手伝って欲しい事はほぼこの前と一緒だ。このメモに粉の砂糖などの量が書いてある。計量秤はこれを使ってくれ。粉類が終わったらフルーツなどを洗ったりするのも頼みたいんだ。忙しいかもしれないが宜しくな。」
「はい、分かりました。とりあえずメモの上から進めればいいんですね?」
そう言いながら俺も黙々と粉や砂糖などを計りだす。
「・・・一口に粉や砂糖って言っても物凄い種類があるんですね?俺多分イビキさんの手伝いしなければ一生知らなかったと思います。」
「そうだな普通なら粉に種類があることも知らない人も多いからな。イルカ、計り終わったら順に篩っていってくれるか?粉は粉類、砂糖は砂糖類でふるいは分けてくれよな。」
「分かりました。イビキさんは甘いものが好きでこの道に入ったんですか?」
「まあそんなところだな。ここの男連中も割りと甘いもの食べるが結構珍しいかもな。甘いものが好きじゃないのはカカシ位か?」

はたけさんの名前が出たとたんさっき握られた手首がツキンと一瞬痛いような変な気がした。
だけどそれはホント一瞬で消え去ってしまった・・・。

「そうですね、でもはたけさんも甘いものでも食べるみたいですよ?さっき俺に言ってましたもん。」
粉類を篩い終わり今度は砂糖の類を振るいながらイビキさんに話しかける。
「・・・カカシがイルカにか?何て言っていたんだ。」
「前回のクッキー俺がはたけさんの口に放り込んだ一枚しか食べていないからじゃないですか?今日もし何か作ったら甘いものでも何でも食べるって言っていましたよ。」
「・・・そうか。なあ、イルカ又時間が合ったら何か作るか?アンコにこの前チョコのお菓子が食べたいって言われたんだよな。」
「そうなんですか?俺に出来ますか?」
「ああ、凄く簡単なチョコケーキだから。溶かして混ぜるだけで出来るぞ!!」
「本当ですか?混ぜるだけでチョコケーキが出来るんですか?」
「ああ本当だ。しかも美味いから楽しみにしてろ。」
「あ、イビキさん。話してる間に篩い終わりました・・・。」
「じゃあ次はこっちでフルーツや他のものを洗って貰おうかな?」

洗うように頼まれたな中に色とりどりの花の入ったパックがあった。
何でこんなところに花が?と思いイビキさんに訊ねる。
「・・・イビキさん。これ花ですよね?」
「そうだ、エディブル・フラワーって言ってな食べられる花だ。沢山使うわけじゃないからこれは何種類かの詰め合わせたのを発注したんだ。綺麗だろう?」
「綺麗ですけど・・・。花って食べれるんですね。」
「イルカ何言ってるんだ?菜の花だってふきのとうだって、菊だって花だろうが?ブロッコリーだってそうだぞ?」
「そうか!!良く考えたらそうですね・・・。イビキさんこれの花たちは洗いますか?。」
「そうだな、水を張ったボウルに入れて軽く洗ったらすぐにペーパータオルに置いて水分を取っておいてくれ。」
「分かりました。なんだか洗うのが怖いですね。」

花を洗い終わり雑談をしながら今度はフルーツを洗い始める。
「イルカはカカシと仲が良いのか?」
いきなり聞かれ洗っていた果物を取り落としそうになる。
「なな何ですかいきなり!!」
「いや、カカシが車に乗せたって言うのを聞いてな。珍しい事もあるもんだなと思ってな。」
「それ皆さんに言われるんですよ。たまたまじゃないんですか?俺もなんか買い物のついでみたいな感じで乗せて貰ってますよ?」
「そうなのか?でもまあなぁ・・・。」
そんな話をしながらもイビキさんの手は止まらない。さっきスポンジを広げオーブンに入れたかと思ったら今度はタルトを空焼きしアーモンドクリームを敷き詰めてそのまま焼く物やフルーツやナッツを入れて焼く物と分けてすばやく色々な物を乗せてオーブンの中へ・・・。
と思えば寝かせておいた何種類ものフィナンシェの生地を小さな型に均等に入れオーブンの中に入れていく。

「イルカ、ちょっと熱いの通るから気をつけろ。」
そう言うとオーブンを開け生地の焼け具合を見て納得したかのように頷くとスポンジを型ごと取り出し中央のテーブルの上の紙の上に逆さまにして取り出すと周囲の紙を素早く剥がし一度はずした型を乗せた。
「さて、後はこれが冷めてからの作業だしイルカが帰ってからかな?」
「えっイビキさんがケーキの仕上げしている所見れないんですか?残念だなあ・・・。」
仕上げの作業は無理だがまだまだ働いて貰うからな。イルカさえ良ければ又人手が欲しいときに手伝いに来てくれると助かるな。」
「簡単な作業しか出来なくていいなら幾らでも手伝いますよ?」
「そりゃあ心強いな。」
笑いながらそう言うと焼き上がったフィナンシェの型を次々に取り出していく。

「そこにミトンがあるからそれをはめてフィナンシェを型からはずしていってくれるか?はずしたらケーキクーラーに並べていってくれ。」
そう言われ次々に型からはずすがやはり上手くはずれないものもある・・・。
「すみません、イビキさん。上手くはずれなかったのもあって幾つか形が崩れちゃいました。」
「そうか、じゃあ折角だから一個食べてみろ?」
「良いんですか?!」
焼きたてのお菓子!!ちょっと浮かれながらミトンをはずし口に放り込む。
あっつ!!火傷するかと思ったが一口サイズなのもあり大丈夫だったみたいだ。

「カカシの奴もそれ一個くらいなら食べるんだよな。あいつ本当に甘いもの苦手みたいでな。そう言えばイルカ。チョコケーキは甘めにするか?苦めにするか?」
「・・・イビキさん。それって選べるんですか?」
「ああ、甘めが良かったらミルクかスイートのチョコにするし苦めがよければビターで。さらに苦めにするならカカオマスを足しても良いぞ。どうする?」
イビキさんに聞かれことばに詰まる・・・。

気づくとさっきはたけさんに掴まれた手首を今度は自分でギュッと握り締めていた。
さっき言われた「アンタが又何か作ったら俺もちゃんと食べるから・・・。」「甘いものだろうがなんだろうが今度は俺もきちんと食べるから。」というはたけさんの言葉が頭の中をぐるぐると回り、俺はどちらを作ればいいのか分からずにただ呆然としてしまっていた・・・。

<< そう言えば3ヶ月たちましたと雑記と1/12~1/20までのコメントレス | ホーム | 宿泊21日目~優しい雨~ >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。