プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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宿泊2日目~ハジメマシテ~

宿泊2日目~ハジメマシテ~です
色々な人達が出てきます。
さてあの人とは会えたでしょうか?

宜しければ追記からどうぞ




宿泊2日目~ハジメマシテ~

ゲンマさんとハヤテと一緒に向かったロータリーは色とりどりの花が咲き誇こる見事な花壇があり真ん中に大きな木が立っていた。
「あの木やロビーなどはクリスマス近くになったらスタッフ全員で電飾を飾るんです。飾りつけは結構重労働なんですが今年はイルカさんも居ることですしきっと楽になりますね。」
「そうだな、去年はガイさんが張り切りすぎて枝を折って綱手支配人に皆で物凄く叱られたもんな。イルカも背が高いほうだから楽になりそうだな。」
軽く咳をするハヤテとそれをちょっと心配そうに見ているゲンマさんが話してる。
少し先の季節の話をしている二人の中に当たり前の様に俺が居て何だか凄く切ないような胸の奥がギュッとなるような不思議な気持ちで少し泣きそうになった。

近づいてきた建物を良く見ると前面はほぼガラス張りで金色のKONOHAの文字と渦巻きの下に三角形がくっついたマークが描かれていた。
自動ドアの手前に立つ眼鏡をかけたドアマンらしき背の高い人物にゲンマさんは手を振った。
「アオバさんお疲れ様です。こちらが今度から入ることになったうみの君です。うみの君こちらはアオバさんだ」
「初めまして、うみのイルカと申します。色々至らない点あるかと思います。これからどうぞ宜しくお願いいたします。」
慌てて頭を下げて挨拶をする。
「いらっしゃいませ木の葉ホテルへようこそ。そして初めまして、山城アオバです。ドアマン兼ポーターとフロント担当しています。ゲンマから噂は聞いているよ。これからどうぞ宜しく。」
綺麗にお辞儀した後、にっこり笑うとアオバさん続けて言った。
「シズネさんはフロントに、支配人は今なら丁度執務室にいるよ。シズネさんに頼んで制服も合わせなくちゃいけないだろう。支配人が逃げ出さないうちに早く行った方が良いと思うよ。」
逃げ出すって何のこと?と思いながらも口には出せず、もう一回お辞儀をしながら行こうとしたら『又後でね』とアオバさんはひらひらと手を振ってくれた。
中に入ると反対側の壁も一面ガラス張り!!一階だと思っていた入り口は実は二階だったらしくロビーとフロントは何段か階段を下りた中二階?にあった。
ロビーの奥の一角にはこじんまりとしたティールームがありダークグリーンのジャケットと前にスリットの入ったタイトスカートの女の人が入り口に立っていたがこちらに気が付くとフロントに向かってきた。

ティールームの女の人とほぼ同時にフロントに着くとフロントのカウンターには上下黒の制服を着た人がいた。
「こちらがシズネさんと紅さん。お待たせしました、うみの君を連れてきました。」
と紹介してくれて又慌てて頭を下げた
「初めまして、うみのイルカと申します。至らない点あるかと思いますがこれから宜しくお願いいたします。」
「初めまして、シズネです。フロントと綱手支配人の秘書兼シフト管理などの事務仕事を担当しています。」
上下黒の制服の人がシズネさんということはティールームに居たのは紅さん?かな
「初めまして夕日紅です。フロントとティーサロンを担当しています。私と同じ担当でアンコって言うのが居るんだけどその子は今日は休みなの。他にもフロントには一応主任のガイって言うのがいるんだけど彼は今日は遅番だから多分後で会えると思うわ。」

「悪いんだけどシズネさんうみの君の制服お願い出来る?」
「勿論よ、ゲンマ君。うみの君、身長と普段の服とシャツのサイズと分かればウエストも教えてもらえる?」
「ええっと確か身長は最後に計った時は178センチだったかと。服は大体LからLL着ています。シャツのサイズとウエストはちょっと・・・ごめんなさい今は分からないです。」
俺が話したことをシズネさんはサラサラとメモ用紙に書き込んでいく。
「じゃあちょっと取って来ますね。これから執務室とレストランでしょ?帰りにもう一回フロントに寄って下さい。紅、申し訳ないんだけど少しの間フロントお願い出来る?」
「分かりました、もしサロンにお客様がいらしたらそのままお通しするわね。」

シズネさんは用事があるからと俺とゲンマさんと一緒に執務室に行くらしい。
ハヤテは『先にレストランに行って主任に俺が着いた事を報告してきますね』と途中で分かれた。
執務室に着いたシズネさんは軽くノックすると『綱手様入りますよ』と声をかけながらドアを開け中へと入る。
続けて入ろうとした俺の肩を何故かゲンマさんが軽く抑えて止めた。
『あひィ~綱手様!!執務室で競馬新聞読むの止めて下さいっていつも言ってるじゃないですか~。耳に赤鉛筆挟むのも止めてください!今新しいスタッフの方見えてるんですよ~。』
えーっと今の声はシズネ・・・さんだよな?!横目でゲンマさんを見ると首を横に振った後『気にするな』と呟くように言った。

「不知火です。うみの君を連れてきました。失礼致します。」
一呼吸して部屋に入ると目に飛び込んでいたのは『一攫千金』と大きく書かれた額縁。
その手前の机にはブラウスの第四ボタン位まで外しているんじゃないだろうかと思うくらい胸元が大きく開いた女の人が肘をついて手を組んだ上に顎を乗せたて座っている。
『ここの支配人って女の人だったんだ!!しかも若いし、って言うか凄ぇ巨乳!!』
思わず胸元に目を奪われてしまったが我に返り慌てて挨拶をした。
「っ初めまして、うみのイルカと申します。不知火ゲンマさんの紹介でこちらで働かせていただく事となりました。至らない点あるかと思いますが頑張ります。これから宜しくお願いします。」
「・・・。ここの支配人を勤めさせて貰っている綱手だ。ゲンマから色々話は聞いている。ここは少数精鋭方針だから忙しいかもしれない。こちらこそ宜しく頼むよ。ところでイルカは酒は飲めるか?」
「はい?お酒ですか?一応人並み程度には嗜む・・と思いますが。」
「なら良し。ここはどうだ?好きになりそうか?」
「・・・。まだ先ほど着いたばかりなので申し訳ないのですが良く分かりません。今まで働いて来た所と雰囲気もぜんぜん違います。でも声をかけていただいてありがたく思いますし自分に出来る限り頑張りたいと思います。」
スッと椅子から立ち上がるとつかつかと俺の元へ来た支配人に改めて顔をじっくりと見られた。
ニヤリと笑うと支配人に背中を大きく叩かれた。
「良し、イルカこれから期待しているよ。こんな辺鄙な所で申し訳ないがこれから宜しく頼むよ。ゲンマは良くやった、気に入ったよ。シズネ、後で新しい制服一式手配してやれ。」
ゲンマさんとクシャクシャになった新聞らしきものを後ろ手に隠し持ったシズネさんが俺を見て笑った。
『歓迎会は早めに計画しろよ。』と言う支配人と『書類ぜんぜん終わってないじゃないですか~!!』と叫んでいるシズネさんの声を聞きつつ執務室を後にした。

「こっちがイルカが勤務することになるレストラン。主任は来ている筈だしキッチンスタッフと纏めて挨拶済ましちゃうか。」
廊下も片面ガラス張りになっていて凄く明るい。外は遊歩道や東屋も見えるって事はきっとここの敷地なのかな?池のようなものも見えたし少し遠くに落ち着いた感じの建物も見える。
「館内の事は最初は分からないと思う。暇を見てお客様のいない時に探検して覚えていけ。館内地図には乗っていない事もあるだろうし。この辺りの施設についても色々聞かれることもあるぞ。最初のうちは俺たちに丸投げしちゃっていいが早めに覚えるようにな。さっ着いたぞ、ここだ。」
ステンドグラスになっているドアを開け中へ入るとホールも片面ガラス張りになっていて外にはウッドデッキと閉じられたパラソルやテーブルが幾つもも見える。
反対側の壁はオープンキッチンになっていて厨房の奥にキッチンスタッフらしき人達やハヤテと多分主任であろう人が話をしている。
ホールを抜けててキッチンの奥に向かうゲンマさんの後を俺も遅れないように着いて行く。
ガラスの壁は上が換気用の窓になっているらしく爽やかな風がホール全体に漂っていて気持ちが良い。

「お疲れ様でーす、新しいスタッフ連れて来ましたー。皆さんお揃いですか~?」
と声をかけたゲンマさんにガッチリした体格の髭を生やした男の人が声をかけた。
「カカシの奴だけまだ来てねえよ。どうせ又遅刻だろ?たまにゃあ時間通りに来いって言ってんだがな。」
と話し終わると同時に俺の少し後ろにあるドアがガンガンッと音を立てた。
「チッ、あいつ又鍵忘れやがったのか。面倒くせえ。あー新人君?申し訳ないんだがそこに居るついでに鍵開けてやってくれねえか。」
と話しかけられ『分かりました』と再びガンガンとノック?されたらしいドアへと向かう。
ガチャリと鍵を開けたが外からは何の反応も無く他の出入り口に向かったのか念のため確認する為にドアノブをまわした。

俺が扉を開けようとした時に相手も反対側から開けようとしたらしく、しかも運悪くホールから吹いてきた風に煽られて予想以上に勢い良くドアが開いた。
開くと同時にゴンッと言う鈍い音がして『ぐわっ』と言う変な声と共にドアの外に居たらしき人物が俺の足元に座り込んだ。
その場にうずくまって『ーーーーっ!----っ!!』と声にならない声を出して悶えながら両手で額を押さえている白髪の年配らしき人。
俺も慌てて立て膝をついて『大丈夫ですか?お怪我はありませんか?』と尋ねた。
「---っ!!あんた何考えてんのよ!!あんな勢い良く開けること無いでショ!おでこ思い切りドアにぶつけちゃったじゃないの!涙出てきたわ!」
と白髪頭の人は左手でまだおでこを抑えながら一気にまくし立てこっちを見た。

「すみません、丁度風が吹いて来て勢いよくドアが開いてしまって。本当に大丈夫ですか?」
と言いながら俺も彼を見た。
見ると彼は年配などではなく、俺より多分何歳か年上じゃないかと思われる位に若かった。
白髪だと思った髪の毛は良く見たら灰色?銀色?で顔は男なんだけど鼻筋も通って唇は薄めで格好良いというより凄く綺麗で思わず見とれた。
色白で片目はおでこを抑えている手で隠れているがもう片目はドアにぶつけたのか閉じてちょっと涙がこぼれている。
その閉じたまぶたの上から頬の途中までうっすら縦に傷が走っていて俺の顔の傷も目立つけどこの人の顔の傷も目立ちそうだな、綺麗な顔立ちなのに何か勿体無いななんて思いながらぼんやり見とれた。
少し落ち着いてきたらしい彼は「・・・アンタ誰?」と聞いてきた。

そしておでこから手をどけると俺をまっすぐ見つめてきた。


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