プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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恋は思案の外 前編

現代パラレルの高校生カカシと教師イルカの話です。
この二人の話ももうあと少しですね・・・。
バレンタインお話ですがさて甘いだけでしょうか?
今回はイルカ視点の間にカカシ視点の話が幾つか入って来る予定です。
多分3回になります・・・。
よければ追記よりお読みくださいませ・・・。


「ねえ、センセ?俺バレンタインのチョコは甘くないのがいいなあ・・・。」
「は?バレンタインのチョコって好きな相手に渡すもんなんだろう?じゃあ畑が俺に寄越すのが筋だろう。」
「えー俺センセからチョコが欲しいんですけど?」
「どうせお前は山のようにチョコ貰うだろう。わざわざ俺からもらわなくったって良いだろうが?」
「センセ以外に貰ったって嬉しくないですし他の人からなんて欲しくないですよ~。」
「そんな事言ったって畑はきっと凄い貰うだろな。文化祭の時だってお前のクラスの執事喫茶廊下まで人があふれるくらい凄かったじゃないか。」

「ふーん、ねえセンセ?執事の格好の俺って格好良かった?」
「・・・まあ格好良かったんじゃないか?俺はここにいた時の髪形崩した畑しか見てないけどな。」
「そうだったね・・・。でも俺はセンセから以外のチョコはいらないから全部断るよ。だから俺にチョコ用意してね?」
「・・・だから何で俺がお前にやるんだ。お前こそ俺に用意しろよな。ほら、後ろから引っ付いてくるな。頭に顎を乗せるなっていつも言ってるだろうが!!」
「だって顎を置くのにちょうど良い高さなんですよ~。引っ付くって・・・抱きしめるとか言って欲しいなあ?」
「うるさい。お前なんて引っ付くで十分だ・・・。ほら仕事の邪魔するなら帰れ。」
「えーセンセったら冷たいんだから。俺がいないと寂しいんじゃないの?」
「畑、寝言は寝てから言え。」

そんな話をして机に座っていた俺の後ろから畑が笑いながらじゃれついてきていたのは先週の事だった。

そしてバレンタインデー当日の今日・・・。
畑は受け取らないと言っていたチョコを受け取って入れているらしい可愛らしいパッケージであふれた紙袋を床に置き俺の前に立っている。
怒ったような、泣き出しそうな顔をして俺のことをじっと見てもう一度同じ台詞を繰り返した。

「ねえ?先生。俺に嘘ついている事があるでしょ?ばれてないと思ってるの!?」

恋は思案の外

「バレンタインチョコか・・・。こりゃあ週末買いに行くのは無理そうだな。」
そう言いながら帰宅し、スーツの上着を脱いだままの状態でテレビをにらみつける。
画面の中では天気予報士が週末は雪に、しかもしっかりと積もるであろうと話している。
畑に強請られたからではないが元々彼に普段のお礼を兼ねてチョコを渡すかどうかは悩んでいた。

クリスマスに俺は彼に今まで愛用していたのと同じタイプのキーケースを貰った。
キーケースに小銭入れ、定期入れもついているタイプでなかなか珍しい型だと思う。
元々俺が別のブランドの同じ形のモノを愛用していたのだがかなり長い年月使っていてくたびれてきたし買い換えようかと思っていた。
ただこのタイプは探してもなかなか売って無く、キーケースに小銭入れが付いているものは探せば割とあるが小銭入れと定期も入れれるタイプのものはなかなか見つからない。
俺もたまに買い物に行ったついでに探していたが見つからなかった。
畑はきっと随分と探してくれたんだろうな・・・。
玄関ドアにぶら下げてあるキーケースの方をチラリと見ながら軽くため息を吐く。

畑はクリスマスにプレゼントをくれたが俺は特に何もあげてはいない。
クリスマスは車で夕日とイルミネーションを見に連れて行ったのと二年詣に二人で行くのに車を出して予定外だったがその後初日の出を見に行ったくらいだ。
それも畑が『作りすぎたから。』といって俺の分も持ってきてくれる弁当のお礼のつもりだった。
だけど俺との何気ない会話で知ったとはいえ俺が結構前から探していたキーケースを同じような型を探すのは大変だったろうと思う。
俺が畑にあげた物は初詣で行った神社で買ったお守りくらいだ。
卒業までに何かイベントがあるわけでもないしきっと畑の事だからバレンタインにも何か言ってくるとは思っていたが予想通りだった。

ある意味畑と俺にお互いに一番近い所にいるんじゃ無いかと思う。
彼が転入してきて8ヶ月・・・位かな?
最初は珍しく3年の途中から転入してきた生徒で接点はほぼ無かったが目立つ風貌だから何となく覚えていた。
ある日準備室に来て初めてキチンと言葉を交わしたかと思ったがいきなり告白された。

夏休み中準備室に入り浸り夏の終わりに突拍子も無い賭けを持ちかけられた。
文化祭で揉めて俺は自分の気持ちに気付いた・・・。
クリスマスを一緒に過ごし、2年詣に行き、初日の出を一緒に見た。
改めて考えると畑と俺は一気に距離を縮めてきた・・・。
でもよくよく考えるとまだ彼は生徒だ。
彼はこれから大学と言う広い場所に出て行こうとしている。
俺が・・・俺が彼の事を俺と一緒にこの場所に留めてしまって良いのだろうか?
なんでもそつなくこなす畑のことだ。
大学に入れば更に無限に広がる世界が待っているであろう彼の事を俺がこんな処で留めてしまって本当に良いのだろうか?
本当に彼のことを思うなら、今ならまだ彼との事を無かった事にしても間に合うんじゃないんだろうか?

そんな事をぼーっと考えていた俺は風呂の沸きあがりの軽快なチャイムで我に返る。
「明日が無理なら日曜に買いに行くかな・・・。」
呟きながら俺は考えすぎてちょっと痛み出した頭を押さえ髪ゴムをはずしながら風呂場へと向かった。

・・・なんじゃこりゃ!!
結局雪は土日ともに降り続き、買い物どころか雪かきに追われて休日は終わってしまった。
普段使わない筋肉を使ったらしくまだ若干の筋肉痛だ。
祝日の今日、近くでチョコを買って万が一その場面を生徒に見られるのは恥ずかしいからと思って都心まで出てきてみたんだが・・・。
取り合えずバレンタインの特設コーナーに行けばチョコがあるだろうと思って来てみた。
来てみたんだが半端ない店の数と物凄い数の女性達と半端ない熱気に特設会場は包まれている・・・。
えっと、俺はこの中に入っていってチョコを選ばなくちゃいけないんだよな?
そう思ったらUターンして逃げだしたい気分になったが良く見たらチラホラと男性の姿も見える。
ちょっと安心して俺もチョコを見るために会場の中に入っていった・・・。

つ、疲れた・・・。
会場を一周しただけなのに何だかどっと疲れてしまって脇に置いてあった椅子に座り込む。
一回試食を受け取ってしまったらその後丁寧に説明を受けて何とか断ってからは試食は全て断り覗き見するくらいにしているんだが・・・。
世の中の女性はこの中を見て周り尚且つ自分の贈る相手に喜んでもらえるような好きそうなチョコを選んで歩いてるって事だよな?!
『女って凄いな・・・。』思わず呟く。
しかし人が集まっているだけあって熱気が凄い。
休みだからと髪を下ろしてきたが縛ったほうが良かったろうか?そんな事を考えながら風邪やらインフルやら流行っているからと気休めかもしれないけどしているマスクを思わずはずす。

「あれ?ひょっとして。・・・やっぱりイルカ先生?ですよ・・・ね?」

そう声をかけられ声をかけられた方を見上げる・・・。
初詣のときも思ったが何でこんな場所で偶然出会うんだろう?
そこにいたのは文化祭のときに俺が振って、初詣のときにも偶然出会った学校の生徒で畑のクラスメイトでもある例の彼女だった・・・。







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