プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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恋は思案の外 後編その1

大変遅くなりました。『恋は思案の外 後編その1』です・・・。
どうでも良いんですがイルカ先生は何の教科を教えてるんですかね・・・。

では良ければ追記よりお読みください・・・。

恋は思案の外 後編その1


あれ?そういえば・・・。
ふと気付くと畑からメールが来ていない。
俺のいる準備室ににしょっちゅう来ると言っても今は自由登校だから当たり前だけど来ない日もある。
でもそんな日は朝、もしくは昼くらいにおはようのメールをよこして来るのだが気付けば昨日も今日もメールが来ていない。
(昨日の夜のメールも無かったよな・・・。)そう思いながら壁にかかっている時計をチラリと見るともう12時を過ぎている。
念のため新着メールの問い合わせをするが特にメールは届いていない。
何か忙しくてメールしてこないだけかもしれないしひょっとしたら残り少ないからクラスメイトとの付き合いを優先しているのかもしれない。
今更俺から『今日は準備室に来るのか?』とメールするのも何だか照れくさい。
どちらにしても明日はバレンタインだ。
散々騒いでいたんだし明日はきっと畑も来るだろう。
「畑が来ないなら購買に行って昼飯になるもの何か買わないとな・・・。」
ぼそりと呟いて勢い良く立ち上がり購買へと向かった。


ぼーっとベッドに寝転がったまま天井を見上げる。
あの日いつの間にか家に帰ってきた俺はそのまま自由登校なのを良い事に二日間ただダラダラと過ごしている。
いつもであれば学校へ行かない日は朝と夜に先生に送っているメールも送らずにいる。
先生からは何の連絡もない。
そう言えば先生と最初に出会った後から俺は先生の事を追いかけていた気がする。
『いつか縁があれば又合えるよ』そう俺に言ってくれたミナト先生の言葉を頼りにいつか会えることを信じて過ごしてきた。
『縁がなければ自分で縁を作ればいい』ミナト先生のお陰で彼のいる高校に転入し徐々に距離を縮めてきた。
最近は彼の隣にいて彼と一緒に歩いている思ったがやはりそれは気のせいだったのか今だ俺は彼の事を追いかけ続けている気がする。

「ねえ、センセ?追いかけ続けるのも結構疲れるんですよ・・・。」

そう呟きながら横を見ると買ったままのチョコがリビングのテーブルの上に置いてあるのが見えてた。
それを見ると楽しそうに二人向かい合わせでお茶していた事を思い出し何となく見たくなくて視線をそらす。
ため息を一つ吐いて何気なく携帯を手に取りメールの新着問い合わせをするが携帯は沈黙したままだった・・・。

次の日、朝起きて携帯を見るが何のマークもついていない。
・・・結局バレンタイン当日の今日まで先生からはまったく連絡がなかった。
先生は自分からメールを寄越さないのが分かっていたとはいえ結構キツイ。
ノロノロと学校へ行く用意をし迷ったが一応メッセージカードをチョコの紙袋に入れるとカバンに丁寧にしまう。
「たまにはセンセから追いかけてきて欲しいもんだよな・・・。」
そう呟きながら靴を履き外に出ると俺の今の気分とは正反対の冬のキーンとした空気とすがすがしい青空が広がっていた



2月14日、自由登校なの筈なのに3年生の登校率は妙に良いんじゃないかと思うくらい人が多い。
しかもなんていうか校内がピンクというか浮かれている感じが凄くする。
まあバレンタインだし仕方ないかと思いつつ俺も授業に向かう。
畑に買ったチョコは準備室の涼しい所に置いてある。
『ラッピングはいかがいたしますか?』と聞かれたが流石に気恥ずかしく断った。
でも気を利かせてくれたらしく小分け用の紙袋とメッセージカードが入っていたが結局何を書いたら良いのか分からずにそのまま持ってきてしまった。
授業の合間も教室は何だか浮かれたような空気に包まれている。



(あーやっぱり入ってるよ、って言うかさ靴の入ってる下駄箱にチョコ入れるってどうなの?俺が登校してなかったら晒しもんだよ?!)
そう思いぶつぶつ呟きながらチョコの奥にある上履きを引っ張り出し床に放る。
どっかでゴミ箱に入れるわけにも行かないしカードでもついていれば相手の下駄箱にでも放り込むのだがそういった類のものは見当たらない。
クラスにつくとこの前先生とお茶をしていた彼女の姿が見えた。
とたんにむかむかした気持ちが沸いてくる・・・そんな時声をかけられた。
「ごめん畑君、これ・・・」
そう言いながらチョコ思わしき物体を差し出される。
断ろうと思ったがこっちを見ている彼女と一瞬眼が合う。
何となくイラッとして『義理なんだったら・・・。』と受け取ってしまった。
俺からメールしなければまったく連絡すら寄越さないんだ。
どうせ先生は俺が何しようが気にしないだろう・・・。
そう思ったら何だか一々チョコを断るのがめんどくさくなって『義理で市販品でカードも何も付けてないなら受け取っても良いけど?お返しはする気はない』という条件付で受け取る事にした。



授業を終え教室を出ようとすると女子生徒たちに声をかけられる。
「イルカ先生~チョコ貰ったの?貰えなかったらかわいそうだからチロルチョコくらいならあげるよ~。」
「すまんな、チョコは本命も義理も断ってるんだ。」
「そんな事言って貰えない言い訳じゃないの~?」
「はいはい、勝手に言ってろ。」
後ろで笑い転げる女子生徒達を軽くいなして廊下に出ると走ってきた生徒にぶつかりそうになる。
「こら、廊下を走るな!!」
息を弾ませながらぺこりと頭を下げると笑い転げてる子達に向かって慌てて話し出す。
「ちょっと、畑先輩登校してるよ!!しかも『義理で市販品でカードも何も付けてないなら受け取っても良いけど?お返しはする気はないけど?』だって!!」
「嘘本当に?ちょっと部活の先輩に義理用に買ってきたチョコ渡してこようかな?」
「え、本当?ちょっと友チョコに買ってきたの渡してこようかな?!」
後ろで女子生徒たちが色めき立っている。
(え、畑は俺から以外はいらないから受け取らないし断るって言っていたよな・・・。)そう思いながらひょっとしたら違う畑って奴かもしれないと思うが俺の知っている生徒の中で畑は一人しか思い当たらなかった・・・。

昼を過ぎても畑は準備室に現れなかった。
かと言って今更俺からメールをするのも何かチョコを要求しているようだし口惜しい。
3年は午前中で帰る予定だから学校に来ているならもう来ていてもおかしくない。
取り合えず持ってきたチョコを見えにくい場所に置き鍵を開けたまま購買へと買いに向かう。

「あれ、イルカ先生。今日はパンなんですか?随分買いに来るの遅いですね?」
その声に振り向くとチョコを買うのに付き合ってくれた彼女が小さな紙袋と何か自販機で買ったらしい缶を片手に立っていた。
「ああ、ちょっとな。君は帰らなくて良いのかい?」
「・・・私は、ちょっと用事があって。」
そう語尾を濁す彼女は俺が準備室へ向かおうとするとそのままついてきた。
「先生は今日例の方にチョコ渡しに行くんですか?」
「うーん、渡し行くというか何と言うかなあ・・・。君は?誰かに渡しに行くのかい?」
彼女の手元にある紙袋に目をやる。
「これは・・・受け取って貰えないと思うんですけど・・・。」
話しているうちに準備室の近くまで来ていた。
何と言うかこの空気感というか雰囲気を俺は良く知っている。
文化祭の時にもこんな空気を、雰囲気を体験した。
先日畑と一緒に神社で彼女と会ったからかこの子には他の生徒に対する態度より気安く接していた気がする。
それは一回振った相手に対する態度じゃなかった気がする。

「あのな、その、何だ。俺の勘違いだったら申し訳ないんだが先に言っておく。・・・ごめん」
「・・・イルカ先生?」
「この前はちょっとチョコを買えて・・・。俺も浮かれてた。生徒とお茶するなんて、ましてお礼とはいえ奢るなんてことするべきじゃなかったよな。俺が逆の立場ならきっと何か期待してしまうと思う。」
彼女は下を向いたままだった。
「思わせぶりな態度を取っていたかもしれない。本当にごめん・・・。」
もう一回俺が声を掛けると彼女はぱっと顔をあげた。
・・・笑ってた。
「もう先生ったら勘違いが過ぎますよ?これは友達に渡す分です!!ちょっと自意識過剰なんじゃないですか?」
そう笑いながら言うと手に持っていた缶を俺に押し付けてきた。
「先生になんてこれで十分ですよ?この前奢っていただいただいた分高校生価格でお返しします!あ、ココアだからある意味チョコみたいなもんですよ?」
「え、でも生徒からは・・・。」
「又そんな事言って。奢ったのをいつまでも気にするくらいならこれ受け取ってとっとと忘れてください!!」
そう言いながらまだ暖かい缶をぐいぐい押し付けてきて、俺は勢いに負けて思わず受け取ってしまう。
彼女は踵を返し去ろうとしたが何歩か歩いた所で俺の方を向き言ってきた。
「先生はこの先も女子からバレンタインの時でも何でも受け取る気はないんですよね?」
「ああ、そのつもりだが・・・。」
「じゃあ私がイルカ先生にチョコ渡した最初で最後の女子ですね!!」
「・・・あのなあ?チョコってこれはココアだろ?」
「ホットチョコって言えば良いんです!!ちゃんと飲んでくださいね。」
そう言いながら今度こそ彼女は走り去り、俺はその後姿になんて声をかけたら良いのか分からずに。
ただその後姿を見送るだけだった・・・。



準備室に向かう道すがら呼び止められチョコを渡される。
一人目の子が持っていた紙袋を貰って入れているがこの分だとこの袋もイッパイになりそうだ・・・。
朝から受け取っている分は教室に置いてあるがやっぱり断ればよかったなとかなり後悔している。
なんだかんだで呼び止められてすっかり遅くなってしまった。
角を曲がり準備室に向かおうとすると話し声が聞こえた。
思わず立ち止まりそっと覗き込むと高い位置でくくった髪の毛が見えた。
何を話しているかは聞こえないが先生の影からチラリと見えたのは・・・。
今度はスーッと指先まで血の気が引いた気がした。
彼女はぐいぐいと何かを先生に押し付けているようだ。
後ろから見ていると先生も強く拒否はしていない。
彼女が先生から少し離れた。
そのまま彼女は去るかと思ったが先生に向かって何か話している。
走り去った彼女を見送った後先生はため息を一つ吐くと準備室へと入っていった・・・。

少ししてから準備室の扉をノックする。
「・・・はい、開いてますよー。」
との声がして、俺は少しだけ躊躇った後で扉を開けて中に入る。
椅子に座っている先生が首だけ振り向いて俺を見る。
「お、畑来たのか?遅かったから今日も来ないかと思ったぞ?でも悪いな、これから会議だから俺ももうすぐ出なくちゃいけないんだ。」
「へえ?先生少しは俺のこと気にしてくれてるんだ?」
「ん、連絡なかったからどうしたかと思ったぞ。」
先生は何となく機嫌が良かった。
なんで?まさかさっき彼女に何か貰ったの?そう思うとイライラしてきた。
「ふうん、連絡ないのは知ってたんだ?でもセンセは俺が連絡しないと特に連絡ってくれないよね?」
「・・・なんだ?今日はやけに突っかかってくるな?」
そう言いながら先生はまだ入り口の近くにいる俺の方へと歩いてきた。

「どうしたんだ?」
首をかしげながら俺の方に伸ばしてきた手を思わず払ってしまう。
「・・・畑?どうした?」
「ねえ?先生。俺に嘘ついている事があるでしょ?ばれてないと思ってるの!?」
「・・・何の事だ?」
「2月11日のお昼近くに先生何処に誰といました?コーヒーショップの2階は見晴らし良かったですか?俺のメール見てましたよね?」
「な、何で?誰といたのか畑は知っているのか?」
カバンの中から紙袋を取り出すが中のカードは先生の目の前で抜き取った。
「俺はあの日このチョコを買いに行ってたんです。随分と仲良さそうでしたね?このカードはいらないでしょうがこのチョコはあなたに買ったものなので置いていきます!!」
そう言うと先生の胸元に紙袋ごとチョコを押し付ける。
思わず先生が受け取った隙に扉を開けてそのまま走り去る。
その後ろから『おい、畑!!ちょっと待て!!』と言う先生の声だけが追いかけてきた・・・。

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