プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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飴とガム

現代パラレルで二人は教師です。
先日UPした『初夏の夜』の続きの様な話です。
シリーズ化…するかどうかは未定です。
今回も読み切りです。
良ければ追記よりお読みください・・・。 


飴とガム

授業が終わり広大な敷地内を教務室に戻るため移動する。
渡り廊下を歩いているとどこからともなく『イルカ先生~!!』と俺を呼ぶ小さな子特有のどこかしたったらずな声が聞こえる。
辺りを見回して見ると校舎の脇につけられたバスの中から子供たちが手を振っている。

(ああ、そう言えば今日は小等部の校外学習という名の遠足の日だったな…)そう思いながら俺に向かって手を振る子供たちに手を振りかえした。
バスから降りた子供たちは俺の近くに駆け寄り、我先にと遠足先である水族館での話をしてくる。

「ちょっと待った、みんな一斉に言われてもわからないよ?それに学校に帰ってきたら皆一回教室に戻らなくちゃいけないんじゃないか?」

そう問いかけるとと子供たちは『思い出した!!』と言わんばかりの顔になり、皆散っていった。
俺は蜘蛛の子を散らすようにわらわらと去っていく子供達を見送っていたが、何かに引っ張られる感触がして、下を向くと俺の袖を引いている子がいた。

「ねえイルカ先生?先生は甘いものって食べらる」
そう聞かれ素直に頷いてみた。
その女の子はふふっと笑いながら、後に隠していた缶を持った手を前に出してきた。

「それがどうしたの?」
「あのね、今日のおやつの残りなの?先生にも一個分けてあげるね?」
そう言いながら缶を揺すっている。

「先生、あーんして?」

断ろうと思ったが揺すられた缶の中から手のひらにドロップが一粒コロリと転がり出たのが見えた。
仕方ないなぁと思い苦笑しながら、少し腰を下ろすと彼女と目線を同じ高さにし口を開く。
小さな手が俺の口の中にドロップを放り込む。
「イルカせんせい、じゃあね。やだ、もう皆いないや!!」
そう言いながらこちらを見ずに彼女は走り去っていった。

「うーーっ!!よりによってこの味かよ…」
口の中に放り込まれたときになんとなくわかったが、念のために口の中の飴を転がし味を確認して思わず呟く。

…彼女が俺の口に放り込んだのは俺が一番苦手とする味だった。

折角生徒に好意で貰ったものだし…と頑張って少し舐めてみるがやはり苦手な味に思わず眉間に皺がよる…。
「うーっやっぱり無理かも…」
申し訳ないが捨ててしまおう…そう考え飴を包んで捨てようとポケットを探るがこんな時に限ってポケットティッシュが入っていない…。
ゴミ箱に直接捨てるのは抵抗があるしどうしよう?!軽くパニくっていると後ろから声をかけられる。

「どうしたんですか、イルカ先生?」

思わず振り向くとそこにはここ最近俺が接触を避けていた人がいた。

「何か慌ててますが何かあったんですか?」

そう言いながらゆっくりと俺の方へと近づいてくる。
思いがけない人の登場に更にパニック状態になりどうしたらいいかわからない。
「あー」とか「うー」とか言いながら、固まったみたくその場を動けず、どうしたらいいかわからない。
ゆっくりと近づいてくると、少し首をかしげながら不思議そうに俺を見ている。

「イルカ先生に会うのは久しぶりですね。最近全然会わなくて寂しかったんですよ?」

笑いながらそう言うと固まったように動けない俺の耳元にそっと口を寄せて囁いてきた。

「この前会ったのは…飲み会の後一緒にドライブに行った時ですよね?」

その言葉にあの日の夜の事を、俺がこの人を避けている原因を思い出してしまい、カーッ赤くなっていくのが自分でもわかる。

「ところで本当にどうしたんですか?」
「カ…カカシ先生近いです!!あの…その…生徒に飴を貰ったんですけど…ちょっと苦手な味で。ちょっと食べてみたんですがやっぱりその味が得意じゃなくて。捨てようかとも思ったんですがティッシュは無いしどうしようかと思って焦っちゃって」
「ああ、そんな事ですか?そんな事なら、すぐすみますよ。えっと…ここじゃあちょっとまずいですね…」
「え?まずいって何がですか?!」
「ここは生徒も通りますよ。それでも良いんですか?」

そう聞かれハッと気づく!!
仮にも生徒に貰った物を口から出して、捨ててしまっている所をその子に見られたら飴をくれた子も傷つくよな…。
カカシ先生をこの前の事があるからちょっと避けていたけど、本当は心配りの出来るいい人なんだ…。
そう思いながらカカシ先生に手を取られて人目につきにくい場所へと連れて行かれた。

「イルカ先生、あとで口直しにガム食べますか?この前車の中ででも食べていたから大丈夫なはずですよ?」
「あ、本当ですか?助かります。この味どうしても苦手で…」
飴が口の中にあるせいでちょっとしゃべり辛いが、何とか普通に会話しながら彼に手を引かれ連れて行かれる。
着いたのはそう遠くない校舎と校舎のちょっとした隙間だが普通に歩いていれば気づかないような場所だった。

「じゃあ飴を何とかしちゃいましょうか?」

そう言われ口から飴を出すためにティッシュを貰おうとカカシ先生の方を向くと、手を繋いでいない方の手でグイッと腰を抱き寄せられた

「え?何を・・・」

そう言いかけて見開いた目一杯にカカシ先生の顔が映る。
言葉の途中で止まってしまった軽く開いたままの口元に彼の唇が重なる。
驚いて後ろに逃げようとすれば、片手を抑えるように腰に回った彼の手が、逆に強く引き寄せてくる。
開いている方の手で押しのけようと思えば、いつの間にか指を絡めてしっかりと握られている。
軽く開いていた口元から何かがぬるりと入り込む。

何だ?!と思うとそれは俺の口の中で何かを探すかのように、念入りに端から端まで念入りに探っていく。
俺の口腔内をカカシ先生の舌が縦横無尽に動き回る。
口をふさがれ、上手く息が出来なくて頭の中がボーっとしてくる。
くるりとカカシ先生の舌先が丸まり俺の口の中から何かを取っていった。
そのまま唇がゆっくりと離れ、カカシ先生はぺろりと自分の唇を舐めてニヤッと笑った
一体なんなんだ?何があったんだ?とまだどこかぼーっとした頭で彼の事を見る。

「はい、ちゃんと飴は頂きました」
「・・・は?」
「イルカ先生、色々とご馳走様です。美味しくいただきました…あれまだ飴は食べてるからちょっと違うか…」
「お…俺は…口の中から…あ…めを出すのに…」
「ん?ちゃんと出せたでしょ?」
「ふ・・・つう…ティッシュか…何かくれるもんだと…」

やっとカカシさんの口が俺から離れ、深く息が出来るようになった俺は肩で大きく息をしながらとぎれとぎれに呟く。

「ほら、先生ゆっくり息して落ち着いて?」
「誰の…せいだと…思って!!」

俺は少しづつ呼吸を整えながらキッとカカシさんの事を見る。
そんな俺を見ながらどこか嬉しそうなカカシさんは、ポケットをごそごそとさぐっている。

「確かこの辺に…あ、あった」

そう言いながらガムを取出し、一粒パッケージから取り出した。

「はいイルカ先生、お口直しにガムありましたよ?」
(カカシ先生にひどい事されたから本当に口直しですよ!!)そう嫌味の一つでも言ってやろうかと思い顔を見るとカカシさんは持っていたガムをいきなり口の中に入れた。

「へ?カカシ先生…俺にくれるんじゃ…」

と、今度は顎をつかまれ軽く上を向かされる…と又顔が近づいてくる。
唇が重なりとっさに歯を食いしばる。と彼は開いている手で太ももの辺りから脇腹の辺りまでぬるりと撫で上げてきた。
ぞわっとする感触に思わず口を開けてしまうと、彼は器用に舌先で俺の口の中にガムを押し込んできた。
俺の口の中に入ったのが分かると唇を離し、顎の手をほどく

「イルカ先生、『ガム御馳走様です』は?」

そんな事をのんきに聞いてくる彼に思わずブチぎれそうになる

「・・・っ!!あんたって人は何考えてるんですか?!こんな所で何してくれるんですか!!」
「まあとりあえず時間喰っちゃいましたから。早くここから離れましょう?」
「っ誰のせいだと思って…!!」

カカシ先生に軽く腰を押され、広い場所まで出る。
しらっとした顔の彼に、幾ら文句を言っても言い足りない気がして、次の言葉を探すし文句を言おうとすると後ろから次々と声がかかる。

「あ、イルカ先生だ!!」
「先生ばいばーい」
「先生また明日ね~」

子供たちから次々に声をかけられ、完全に怒るタイミングを完全に逃してしまう…。
子供たちに手を振っていると後ろから声をかけられる。

「じゃあイルカ先生、俺あっちだから」
「…はあ」

怒るタイミングを外し、彼に何と言ったら良いか分からなくて曖昧な返事をすると能天気な声が降ってくる。

「イルカ先生~今度又ドライブ行きましょうね?」
「何されるか分からないから嫌です!!」
「だけどさっき『こんな所で何してくれるんですか!!』って言ったでしょ?こんな所じゃないならいいのかと思って?」
「それはそう言う意味じゃなくて!!」
「でもさ~」

後ろからの声が一段と近くなる。こそりと耳元で囁かれる。

「でもさ、なんかこう言う所で色々しちゃうのも興奮しちゃうよね?ここを通るたびに思い出しそうじゃない?」

あえて考えないようにしていたことをズバリと言われ体がかーっと熱くなる。

「だからさっきから何を言ってるんですか?!」

そう言って振り向こうとすると耳の辺りからチュッという軽い音と同時に耳朶に何かが触れた。

「じゃあ又ね。今度はここじゃない所でね?」

慌てて振り向くと、その声の主はご機嫌な様子で去っていくのが見えた。

「…っ!!本当に何してくれんだよ!!」

去っていく彼を見ながら去り際に軽くキスされた耳が何だか熱い気がしてしっかり押さえつける。
どこかご機嫌な彼を見ながら、今は俺の口の中にある俺は彼に口移しで渡されたガムをどうしたらいいのかわからず持て余してしまう…。
口の中にあるガムを自分でもどうしたらいいのか分からずに、自棄になった俺はそれを奥歯で思い切り噛みしめた!!

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