プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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30秒

色々と始まる前の短い中途半端な感じの小話です。
何となく続きも考えていたんですがこれはこれでありじゃないかと思いそのままUPしてしまいました。

短めのイルカ先生視点のちょっとした話です
良ければ追記よりお読みください。




『人は30秒間抱きしめて貰うだけで、抱えてるストレスの3分の1を解消できるそうなんですよ?』
『・・・それは便利ですね?じゃあ30秒だけお願いしようかな?』

30秒

「あれ?珍しいですね。さっきまでお綺麗な方々と一緒だったと思ったんですが、カカシ先生一人ですか?」
「あー、さっきまでは纏わりつかれてたんですけどね。面倒くさくて逃げ回って、やっと撒いた所なんですよ。イルカ先生は何をしてるんですか?」
「面倒くさいって…モテる人のセリフですよね?羨ましいですね。俺は受付任務依頼書を作る時に必要だった資料の返却ですよ。で、カカシ先生は何でそんな場所にいるんですか。本読まれるんでしたら電気つけて、机を使って下さいよ?」

受付で人が少なくなった隙に使った資料を片付けに来たら厚いカーテンが閉められた資料室に見知った人がいた。
彼は資料の棚と棚の隙間に隠れるようにしながら壁にもたれ掛り、薄暗い中で彼の愛読書を読んでいる。

「…イルカ先生」

少し困った顔をしてちょいちょいと指で俺の事を招く。

「え、なんですか??」

数歩歩いて、彼の前に立つ。
カカシ先生は本をパタンと閉じ、もう片方の手の人差し指を立て、口布の前に当てて見せた。

「しーっ。イルカ先生、もう少し声小さくして、俺の名前を連呼するのも止めてくださいよ。今、逃げ回ってたって言ったじゃないですか?ただでさえ先生は声大きいんですから」
「あ・・・すいません」

そう言って慌てて口を抑えると今度は手にしていた資料を落としてしまい、ドサドサと大きな音を立てた。
慌てて屈み、落とした資料を拾い集める俺を眺めてカカシ先生はクツクツと笑って見せた。

「イルカ先生ってさ、見てて飽きないって言われるでしょ?」
「…そんなことないですよ?」

何となくむっとして彼を見上げると眠たそげな目を細めて笑っていた。

「そんな事ありますよ?何かさ、イルカ先生ってストレスとか溜まらなさそうなイメージがあって」
「そんなことないですよ?カカシ先生はそんなにストレス溜まってるんですか?」
「そりゃあまあ、それなりにねえ…」

手にした資料を纏め、胸の前に抱えると立ち上がる。
ストレスと聞いて、ふとこの前本で見た話を思い出した。

「ねえカカシ先生、知ってますか?簡単にストレスを減らせる方法があるんですよ。」
「へえ、どんな方法なんですか?」
「人は誰かを30秒間抱きしめるだけで?抱きしめても貰うだけで?…あれどっちだったけかな?それで抱えてるストレスの3分の1を解消できるそうなんですよ?」

『モテるカカシ先生にはピッタリじゃないですか?』笑いながらそう続けようと思った俺の言葉は、彼の言葉に遮られる。

「それは簡単でいいですね?じゃあ30秒だけお願いしようかな?」

そう言うなりぐいと引き寄せられる。

「へ?」

そう口に出した時にはすでに彼に抱きとめられていた。

「カ、カカシ先生!!」
「しっ、静かにしてください!隠れてるって言ったじゃないですか?」

耳元でそう囁かれ思わずぞくりとする。
きつく抱きしめられている訳では無いが逃げ出すことが少し難しいくらいの力加減で彼の手の中に閉じ込められている。

「確か30秒でしたよね」

それだけ言うと後は黙ってしまうから、静かな資料室の中お互いの呼吸の音だけがやけに大きく聞こえる。
耳元で聞こえる呼吸音と、首筋に感じる口布越しの熱と、背中に回された腕の感触に俺はどうすればいいのか分からなくて…。
何かから気を逸らすかのようにカカシさんの肩越しに見える、薄暗い資料室のカーテンの隙間から差し込む光にきらきらと舞い踊る埃を眺めていた。

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