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とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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うさぎカカシとモルモットのイルカのお話 その2

こちらは先日UPしました『うさぎのカカシとモルモットのイルカのおはなし その2』になります。
擬人化でカカシはうさぎで、イルカはモルモットになります。
サイトですがしばらく又更新2日か3日に1度くらいになるかもされません。
夏コミが近いもので…………。
ウサカカとモルイルの話、良ければ追記よりお読みください。


ウサギカカシとモルモットイルカのお話 その2

ここは木の葉動物園のふれあい広場。
色々な動物たちがいます。
今日も元気な子供達の声が響いています。
ちょっと覗いて見てみましょう…………。

「ねぇちょっと!アヒルじゃなくて他の動物はいないの?後、何かこのアヒル………キモい」
「あ…モルモットがいるな」
「どこだってばよ!!」
「モルモットで良いから抱っこしたいから捕まえて!!」
「任せておけってばよ!!」
「お前には無理だ。俺が捕まえる!」

上から降ってくる子供の声に、モルモットのイルカは慌てて逃げ出します。
ふれあい広場の中をちまちまと一生懸命走っていると『イルカ!こっちこっち』とどこからか声がします。
どこから呼ばれたのかと首をぐるりと回しながら探すと、壁の方にある見過ごしてしまいそうな小さな隙間から、銀色の毛並みのウサギがちょこんと顔を出していました.

「カカシさん!!」

イルカはカカシの所まで頑張って走っていこうとうとしますが、モルモットのイルカは走るのが遅くなかなかなかなかカカシのいる場所まで辿り着けません。
今にもイルカは子供に追いつかれそうです。

「もう、仕方がないなぁ。俺がいないと駄目なんだから!」

どこか嬉しそうに言いながら、カカシはイルカの前にパッと飛び出しました。

「こんな所にウサギもいたぞ!おいこら待て!!チッそっちに逃げたぞ!!」
「今日こそ捕まえて!!」
「今までどこにいたんだ!!今日こそ捕まえるってばよ!!」

突然現れたうさぎにビックリした子供は、慌ててウサギの方へとわぁっと駆け寄ります

「ほら、イルカ!!今のうちに早く中に入って!隠れて!」
「は、はい」

振り向きざまにそう叫び、カカシは銀色の光のように素早く走り去ります。
イルカは慌てて出入り口の隙間に体をぐいぐいと押し込み、カカシの秘密の場所へと入り込みます。

このカカシの秘密の隠れ場所に来るのも何回目でしょうか?
最初の頃はイルカは遠慮してカカシが帰って来るまで、ちんまりと端にいました。
ですがカカシに怒られたり、イルカ自身が段々とこの場所に慣れて来たのもあり、中に入ると寝藁のベッドの上にごろりと寝ころびました。
子供達に追いかけられて乱れた息が整う頃、入り口の辺りでごそごそと音がします。
起き上がってみてみるとまーるい銀色のしっぽが見えます。
カカシは皆に見つからないよう様子を見つつ、おしりから入ってきたようです。

(カカシさんのしっぽは銀色でふわふわだ…良いな…)

そう思いながらイルカは自分のお尻をペタペタと触ってため息を吐きました。
モルモットのイルカにはカカシのような立派なしっぽは無いのです。

「…イルカ。あんた一体…何をしてるの?」

いつの間にかカカシは中に入ってきていて、自分の尻を触っているイルカを怪訝そうな顔で見つめています。

「カカシさん、ちょっと後ろを向いてください?」

イルカに頼まれ、カカシは何の疑問も持たずにくるりと後ろを向きます。

「イルカってばいったい何を…うひゃあっ!」

カカシはびっくりして思わず叫びました
イルカは片手で自分の尻を、もう片手はカカシのふわふわのしっぽを撫ではじめたのです。

「ちょ…イルカ!!あんた・・・何を…」

カカシのびっくりとした声は気にせずに、今度はイルカは両手でカカシの銀色の尻尾をもふもふと触ってきます。

「イルカ!ちょっと待ちなさい!!どうしたの?!」

珍しく慌てているカカシの叫び声に、答えを返すようにイルカはポツリと呟きます。

「カカシさんは良いなあ…こんなに素敵なしっぽがあって」

そう呟くとそっとイルカはカカシのふわふわのしっぽから手を離しました。

「しっぽ…?イルカは俺のしっぽが羨ましいの?」

カカシの声にイルカはこくりと頷きます。

「カカシさんのしっぽは…真ん丸で、ふわふわで、綺麗な銀色で…なのに俺は」

そう言うと又自分の尻をペタペタと撫でます
しょぼんとしながら自分のお尻を撫でているイルカを見て、カカシは思わず可愛くて笑い出してしまいます。

「カカシさん酷いです!何で笑うんですか」

ちょっとムッとしたイルカはカカシに文句を言います。

「ごめんごめん、イルカがあんまりにも可愛いから」
「可愛いって…俺にしっぽが無いって落ち込んでいるのがそんなに面白いですか」
「そうじゃないよ。笑って悪かったよ。ねえイルカ、後ろを見て?」

まだ目を細めて笑っているカカシの事を、唇を尖らせて見ていたイルカでしたが、素直に後ろを向きました。

「俺のしっぽが羨ましいって言うけど…イルカにだってちゃーんと立派なしっぽがあるじゃない?」
「え、俺にも立派なしっぽが?一体何処にあるって言うんですか?カカシさん俺の事をからかっているんですか?!」

いつの間にかカカシに後ろから抱きかかえられながら、イルカは不思議そうな声を出します

「……俺には立派なしっぽは無いですよ?あるか無いかわからない小さなしっぽだけですよ」

少し不満げに、でも不思議そうにそう言うイルカの結んでいる髪をカカシはそっと撫でて指で梳かしてあげます。

「ほら、ここにあるじゃない。イルカの目と同じ色の、真っ黒でふさふさした立派な尻尾が」
「俺のしっぽ…?しっぽ?そっか…これが俺のしっぽか!!」

カカシにそう言われて、イルカは嬉しそうにじぶんの髪をさわりながら繰り返します。

「そう、イルカの立派なしっぽでしょ?」

そう言いながらカカシはそのまま優しく指でイルカのしっぽみたいな髪を梳ります。

「そっか………。そうか………!俺にもしっぽがあったんだ!!」
「そう。イルカにもこんなに立派なしっぽがあったね」

嬉しそうなイルカの声にカカシもそう答えます。

「しっぽ、しっぽ」

嬉しそうに歌うように呟くイルカの髪を優しく撫でているカカシも、同じように歌うように繰り返します。

「しっぽしっぽ、イルカのしっぽ」

のどかな午後の穏やかな空気の中、まるで歌ってるような楽しげな二人の声が何時までも響いていました。
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