プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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The nape and a tail

現代パラレルで教師の二人のシリーズです。
初夏の夜飴とガム梅雨の星暗影窺伺の順に話がつながっています
今回は、イルカ先生は気づいていませんが、ただひたすらイチャイチャしています。
先日UPした『severe rain storm』より先にお題を戴いたんですが、設定の確認したりしていて、UPするのが後になってしまいました。
『散髪』『うなじ』『夏』のお題をくださいましたI様ありがとうございます。
こちらもついのべを加筆修正しています。

良ければ追記よりお読みください・・・。

The nape and a tail


「イルカさん。こうやって見ると、随分と伸びましたね?」

食事の後の会計が済み、カカシさんの車に向かおうとする俺の後ろから、呟くようにそう言われた。

「え、何がですか?」

立ち止まり後ろにいる彼の方に振り向く。
いつの間にかすぐ後ろまで来ていた彼は、俺に向かって手を伸ばしてきた。
何をするのかと思ってみていると、そのまま俺の高めに結んだ髪をくるくると指で弄んでいる。

「ほら、髪がいつの間にかこんなに伸びてますよ。いつの間にか、うなじが隠れる長さになってる」
「そうですか?そんなに伸びました?」
「そうですよ。ほら、長いからこんな事も出来る」

そう言うと、人差し指に髪を絡めたまま親指で俺の頬骨に辺りをすりすりと撫でる。

「そ、そうですね。確かに伸びたのかも。そろそろ散髪に行かなくちゃいけないかな?お、俺も最近忙しかったし…」

カカシさんは最近そうやって二人でいるちょっとした時に、良く俺に触れてくる様になってきた。
でも俺はまだ余り触られ慣れていないのと、どこか気恥ずかしいのもあり、少し吃りながら視線を合わせずそう答える。

「何でしたら、イルカさんの髪…。俺が切ってあげましょうか?」
「え?カカシさんって散髪出来るんですか?!」

驚いて彼の顔を見ると、ちょっと眉根を寄せて髪を絡めていた指をはずした。
そのまま頬を撫でている親指とはずした人差し指で頬を引っ張る様に軽く摘まれる。

「イルカさん、学校じゃないんですから。カカシ先生じゃなくてカカシさんでしょう?」
「ふひはへん(すみません)」

頬を摘まれているせいで上手く喋れない俺を、今度は笑いながら見つめている。
今度は俺が眉根を寄せて、顔を何回か横に軽く振って見せると、ようやく頬を抑えていた手を離す。

「カカシさん、痛いですよ」
「イルカさんが学校じゃないのに『カカシ先生』って呼ぶのがいけないんですよ?」

目を細め、そう言って笑ってきた。

「ところでカカシさんは、散髪って出来るんですか?」
「うーん。やったことは無いですが、多分…真っ直ぐ切る位なら出来ると思いますよ?アスマ達みたいに、短くするのは無理ですけどね」
「本当に?でもまぁ俺はしばらくは少し切るくらいで、短くはしない予定ですよ」
「そうですね、その尻尾はイルカさんのトレードマークですよね。なくなると…ちょっと寂しいかも」
「そんな、トレードマークって言うか……」
「そう言えば、ここに赴任してきたときからその髪型ですよね?何か伸ばしている理由でもあるんですか?」
「いや、特に理由とかは、そんな大したことじゃ……」
「大したことないなら、俺はなんでだか知りたいな?」

カカシさんはそう言いながら、俺の横で又指で髪を絡めだした。
本当に大したことじゃないし、ちょっと言うのが恥ずかしくて目を伏せる。

「ねぇ、教えてよ?」

耳元で甘やかな声で囁かれ顔が赤くなる。

「それは…あの…話しても笑いませんか?」
「笑いませんよ?」
「あのですね……」

余りにも下らない理由すぎて話すのを躊躇っている。
すると答えを促す様に、指に絡めていた髪をくいっと引っ張られる。

「長くしてるとですね、短くしてるより散髪代がかからないんですよ。それで、学生の頃から伸ばしてるんです。ただそれだけなんです」
「・・・え、それだけ?」

カカシさんはきょとんとした目で俺を見て、それからプッと吹きだした。

「ほら、笑った!!だから言いたくなかったんですよね…」

笑われた事に少しふて腐って顔を背けると、そのまま車に向かおうとする。

「すいません、馬鹿にした訳じゃなくて。何か理由が可愛くて」

肩を掴んで引きとめられ、笑いながら謝られる。

「確かにくだらない理由ですから…笑われても仕方ないですけど…」
「だからすいませんってば」

そう言って又、結んである髪を手に取る。

「でも俺も短いよりも、長い方が良いと思いますよ?」
「本当ですか?でも何でですか?」
「だって短いと、色っぽいですし」
「はあ?カカシさん、さっきから何言ってるんですか?」
「結んでいるせいか、ちょっとした仕草で見えるうなじが、物凄く色っぽいんですよ?だからあまり短くして、うなじが見える様にしないでくださいね?」
「…色っぽいって…カカシさん一体何言って…ぐわっ!!ちょっと何するんですか?!」

髪を持ち上げられて涼しかった首元に、一瞬温かい何かが触れて離れていった。
まさかと思い、慌てて首筋を抑えてカカシさんの事を見る。

「ちょっと!!今何したんですか?!」
「すいません、うなじが色っぽかったんで。ついついはずみで」

俺は軽く睨み付けるが、カカシさんは悪びれずに微笑みながら、そう言ってのける。

「まったく、こんなところで何するんですか?!」
「こんな所って…じゃあ、ここじゃなければいいんですか?」
「何、人の揚げ足取ってるんですか!」
「なんだ、ここじゃなきゃいいのかと思って、期待したのに」

不満そうに首をかしげながら言ってくるから、俺は軽くため息を吐く。

「…そう言う事をするんでしたら、土曜日の約束は無かった事にしても良いですか?今度は何されるかわかりませんし」
「え?イルカさん、それは無いでしょ?!プール掃除が終わったら、迎えに行くって約束したじゃないですか!!」
「別に良いじゃないですか?今日だって本当は食事する予定じゃなかったんですから。約束が早まったと思えばいいんじゃないですか?」
「だって帰りに会って、食事に来ただけですよ?」
「…土曜日も似たようなものですよ?」
「全然違いますよ!!」
「じゃあ土曜日は、俺に変なことしないでくださいね?」

そう言って今度こそ車に向かって歩き出す。

「変な事って…別にうなじにキスするくらい大したことじゃないですか…」

後ろからカカシさんが、ぶつぶつ文句を言いながら歩いてくる。

「…カカシさん?土曜日、迎えに来て下さらなくても大丈夫ですよ」
「…すみません、何でも無いです」

隣に並び歩きながら車に向かう。

「しかし…本当に暑くなりましたね?」
「そうですね、もうすぐ夏休みですしね」
「ねえイルカさん。夏休みのどこかで、あなたが見たがっていたコンビナートを探しに行きませんか?」
「赤と白の市松模様のですか?」
「そう、探しに行くときは、又俺に歌って聞かせて下さいね?」
「コンビナートは探しに行きたいですが…恥ずかしいし歌は嫌です」
「良いじゃないですか?あの歌の季節も夏じゃないですか?」
「嫌ですよ、なんか恥ずかしいし。じゃあ行きません!」
「良いじゃないですか?」

二人でそんな会話をしながら車に乗り込み、カカシさんは車をスタートさせる。
信号待ちで、ふと何か思いついたかのように、俺に向かって手を伸ばしてきた。

「これくらいなら、変な事じゃないですよね?」

そう言うとカカシさんの左手を、俺の右手に重ねてくる。

「…仕方がないですね。途中までですよ?」
「はい、了~解」

嬉しそうにそう言いながら、今度はさり気なく俺の右手をひっくり返してくる

「何してるんですか?」
「途中までだから?車の中だから見えないんだし。ね?良いでしょ」

そう言って手を重ね指を絡ませてくる。

「…俺が暑くなったら、手を離してくださいね?」
「じゃあ車の中、エアコン効かせなくちゃね」
「今置いている手を離したら、そこで終わりでお願いします」
「…イルカさんは、俺に厳しいですよね?」
「…俺はカカシさんに、十分甘いと思いますが?」

首をかしげて言ってみせるが、どこか不満そうな顔をしている。

「そうですか、甘いですかねえ?あ、さっきの話ですが、髪は短くし過ぎないでくださいね。色っぽいんですから」
「…カカシさん位ですよ。俺が色っぽいとか、そんな事くだらない事を言って来るのは」
「そんな事無いですけど…でも本当に切りすぎ注意ですよ?」
「だからあなたくらいですって…」

そんな話をしながらも、俺の家に着くまで…。
カカシさんの手は俺の手に重ねられたままだった。


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