プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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東雲

昨日UPした『帰還』の対になるイルカ先生視点の短い話です。
蛇足な様な気もしますが折角なのでUPしてみました。
連日たくさんの拍手やコメントをありがとうございます。
更新の励みになっております。
明日は拍手文の続きか、スパークで無配した『とってこい カカシ版』か『くちはわざわいのもと』の書きなおした話をUPするかと思います。

『東雲』良ければ追記よりお読みください・・・。

ふと何かに呼ばれた気がして目が覚めた。
時計を手に取り、文字盤に目を向ける。
針が示しているのは…夏の盛りならば既に夜が明けている刻限だった。

東雲

天井を仰ぎながら、こんな刻限であっても関係なく任務に就いているであろう人の事を思い出す。

…その人の事を考えると、自分の胸の何処かがずくりと疼く。
どこか痺れにも近いその痛みを、吐き出すかの様に大きく息を吐きだす。
そのまま立ち上がり、窓の外を眺めると闇はまだ色濃く里を覆い隠していた。

「一番暗いのは、夜明け前…か」

彼は…この濃く深い闇の中、まだ任務に就いているのだろうか?

そっと目を閉じ、彼の事を思い出す。
彼の心の中が辛い任務でこの外の闇のような色に染まりませんように。
せめて、せめて…今が任務中ではなく、帰還している最中でありますように…。
彼の心の中が辛い任務でこの外の闇の色に染まらぬようにと…。
彼と親密な関係では無い俺にはただ祈ることしか出来ない。

ゆっくりと目を開け、窓の外の闇に目を向けながら只々彼の無事を願う。

寝直そうにもすっかり目が冴えてしまい、そのまま立ち上がると何となく身支度を整える。

窓の外に目を向けると、いつの間にか空は…濃い闇の端からうっすらと色を変えてきていた。
天空の藍色から薄いラベンダー色へグラデーションが掛かり、大地の境目は茜色へと変わり始めている。
空にはまるであの人の髪の様な銀色の雲がたなびき、東の方から雲の底を茜色を順に映して来ている

「カカシ先生、ご無事の帰還を…」

そっと呟くと目を閉じる。

少し困ったように話しかけてくる彼の姿が瞼の裏に浮かぶ。
『イルカ先生?』と俺に呼びかけてくる少し低い声が聞こえた気がした。
そんな彼の姿を思い浮かべると妙に胸が騒いできた。

「会える筈はないけれど…」

そう言いながら、茜色に彩られ始めた空を切り取っている窓の縁を指先でそっと撫でる…。

「そんな訳ないけど…そんな偶然ある訳はないけれど…でも…」

口に出すと何故か、何故か…胸が締め付けられるように切なくなる。

気が付くとドアに向かっている。

「ひょっとしたら…もしかしたら…」

そう呟きながら阿吽の門に向かい駆けだしていた。

どうしてだか分からないけれどもこの先に胸騒ぎの訳がある気がする。
何故だかそう感じる。

茜色に染まった外壁はもうすぐそこに・・・。







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