プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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あきらめは こころのようじょう

久々に変態上忍様のシリーズで、上忍様のカカ誕も兼ねてます。
9月6日がクロの日で黒髪のカカシさんも良いよな~と言う所と最近出てない上忍様を読みたいと言うありがたいコメントを頂きまして久々に登場していただきました。
カカ誕ですが一応忍び設定でサイトに一本と企画部屋に一本書く予定で、更に書けそうなら現パラのカカシ君と教師で書きたいとは思ってます。
ただちょっと用事が立て込んでいたり、イベント用書下ろしがあったり、教師の方は思った以上に話が進んでいないんで気長にお待ちいただければと思います。
明日の更新は花火の続きか、先日誕生日だったライドウさんとアオバさんメインのリゾート番外ギャグ編になるかと・・・。

久々の上忍様ですが良ければ追記よりお読みください・・・


あきらめはこころのようじょう

「なんかさ、最近…食生活が寂しいとは思わないか?」
「そう言えばそうだよな…。一体なんでだろう?」
「はいはい、お前ら揃って煩いよ。幾ら受付が空いてきたとはいえ、書類の整理はまだ残ってんだ。無駄話ばっかりしてるなよ!」
「イルカあんまりカリカリするなよ。そろそろ一休みしないか、二人とも何か飲むか?」
「なんだ、お前の奢りか?」
「ふざけんな、給湯室いって来てやるから何か飲むか、って聞いてるんだよ」

夕方前の空いた受付で3人の忍が口を動かしながらも、次々と書類を手早く片付けている。
鼻の上を横切る大きな傷のある一人が机の上の書類を纏めると、大きく伸びをしながら残りの二人に話しかける。

「そうだよな、そろそろ休憩しても良いかもな…」
「じゃあ俺行って来るよ。イルカも、お前もお茶でいいか?」
「あ、俺が行こうか?」
「良いよ、イルカ達はこの後も仕事だろう?俺はもうすぐ帰るし、俺が行って来るよ」

そう言って立ち上がると、お茶を取りに出て行く忍を見送る二人。
ふと耳を澄ますと…何やらあちこちが騒がしい。

「何かさ…やけにうるさくないか?」
「そう言えば…一体何だろうな?」

不思議そうに話していると、お茶を汲みに行った一人が物凄い勢いで戻ってきた。

「おいちょっとお前ら聞いたか?今式が飛んできて、長期任務中のどこかの部隊が予定よりかなり早く任務を終えて、帰還したらしいぞ!!もう里の大門近くまで来ているらしいぜ」
「へえ、どこの部隊だ?」
「そこまではわからないけど、早くても来月の帰還だと思われていた部隊らしいんだけど…。おいイルカどうしたんだ?顔が真っ青だぞ?」
「…スマンが…今日は何日だ?」
「え?今日は9月14日だけど…」
「!!ヤバい!!悪いが、俺はこれから帰る!!後は頼む!!」
「はあ、何言ってんだよ?残りの仕事はどうするんだよ?!」
「だから頼むって言ってるだろうが!!確か…明後日までは休みだから…なけなしの金をはたけば綱手様にもう少し休みを貰えるか…」

真っ青な顔で何か呟きながら、乱暴に荷物を纏めだしたイルカを唖然とした顔で見守る二人。

「おい、イルカ。お前本気で帰るのか?」
「なあ、イルカ少し落ち着けよ?いったいどうしたんだよ…」
「悪いがお前らと話してる暇はないんだ!!一刻でも早く帰らないと…。良いか、俺の事を聞かれたら分からないって答えろ…ぐえっ!!」

二人に向かって話していたイルカの腰に、窓から飛び込んできた黒い何かが飛びついてきた!!

「イルカ先生~~~~!!」
「うわーーーーーっ!!出たーーーーっ!!」
「出たって失礼な。人の事を幽霊みたいに。足もちゃんとありますよ~」
「幽霊の方がましだ!!さっさと離れろ!!」

腰に纏わりつく黒髪の何者かを必死になって剥がそうとするイルカの事を、何が起こったのかわからないまま唖然と見つめる二人。

「…え、誰?」
「…ん?何よちょっとあんた達。しばらく留守にしている間に、ずいぶんと薄情になったのね?」
「ん?その声ははたけ…上忍…ですか?」
「ひょっとして、さっき帰還した部隊ってはたけ上忍の隊だったんですか?でも髪の色が…黒?」
「ちょっと待て!!離せってば!!カカシさん、あんた…なんでこんなに早く帰ってきたんだ!?」
「あ、なるほど!!そうか、最近、食生活が寂しいと思ったら、はたけ上忍がいなかったからか!!」
「そうか…はたけ上忍から御馳走になっていなかったからか!!でも何ではたけ上忍ってば髪を染めてるんですか?」
「本当ですよ、俺達が分からないのも無理はないと思いますよ?」

一見和やかに話しているが、カカシはイルカの腰にがっしりとしがみ付き、イルカはそれを引きはがそうと懸命になっている。
良く見ると異様な光景だが、ここにいる人達にとっては見慣れた光景だ…。

「あー、コレ?今回さ、長期の潜入捜査だったんだよね。だから仕方なく染めてたんだけど。どう、似合う?」
「似合いますが、一瞬誰だかわからなかったですよ?」
「はたけ上忍がいなかったせいで、俺たちの食生活が最近貧しくて、仕方なかったんですよ?」
「本当?ごめーんね。又これからヨロシクね」
「よろしくない!!お前ら、何呑気に話してんだ!カカシさん、とにかく離れてくださいって言ってるでしょうが!!」
「んーでも離れたらさ、イルカ先生速攻で逃げ出すでしょ?俺も追いかけるのも嫌いじゃないけどさ、久しぶりなんだしイチャイチャしたいじゃない?」
「何でカカシさんと俺がイチャイチャしなくちゃいけないんだ!!」
「そうそう、はたけ上忍お取込み中スイマセン。今のうちに報告書を頂けますか?」
「あ、じゃあ俺は綱手様のところにはたけ上忍の帰還の報告しに行ってきますよ」
「二人ともごめーんね。はいこれ報告書。記入漏れとかないと思うけど、一応確認して?」

ゴソゴソと探ると、カカシはすぐそばにいた受付の忍に分厚い書類の束を渡し、受け取った方はそれを確認し始める。
イルカは何とか腰に巻きついたカカシを引きはがそうと悪戦苦闘しているが、いっこうにはがれない。
書類を確認していた忍が一通り目を通し終わると、受領の判を押し始めながら話しかけてきた。

「はたけ上忍…流石ビンゴブックに載る手腕…としか言いようがないですね。今回の任務をこの期間内で、良く終わらせましたね?何か大急ぎで帰還する訳でもあったんですか?」
「そうね~。どうしても、明日までに帰ってきたかったからねえ~」
「わーーーーっ!!わーーーーっ!!俺は何も聞こえないし聞かない!!」
「は、どうしたんだよイルカ?急に叫びだして?!」

真っ青な顔で叫びだしたイルカを、ニヤニヤした顔で見あげているカカシ。
それを受付にいる忍は、それを不思議そうな顔で見ていたが、ふと又思いついたかのように又話しかけてきた。

「ところではたけ上忍。もう一つ、つかぬ事を聞いても良いですか?」
「んー何よ?」
「今髪を染めてらっしゃいますよね?あの…その…他の部分の毛は…一体どうされているんですか?」
「お前何を聞いてるんだよ!カカシさん!聞かなくていいですからね?とにかく貴方は腰に抱きつくのを止めてください!!」
「腰じゃなきゃいいの~?」

そう言うとするりと腰から手を離し、今度は後ろから覆いかぶさるように肩に手を回す。

「あんた達に教えてあげる。聞いてきた一つ目の答えは、明日が俺の誕生日だから。それに間に合うように帰宅したんだ。何でかって言えば俺がイルカ先生と離れたくなくて、長期任務を嫌がっていたら、綱手様が賭けを持ちだしてきたんだよね。賭けた内容は、俺が自分の誕生日までに帰還できれば、綱手様から帰還後に休みをきちんと貰う。そしてイルカ先生は、俺の誕生日を一緒に過ごして、俺の好きにさせてもらうっていう話なんだよね?」
「だってまさか…。あの内容で、この時期に間に合うとは思わないじゃないかよ!!あんなS級任務で、なんで間に合うんだ!!」
「そこはね、イルカ先生への愛の力ですよ」

そう言うとニヤリと笑いながらするりと頬を撫で、イルカは顔色をますます青くさせる。
そこへ呑気な声とともにもう一人の忍が戻ってくる。

「はたけ上忍、綱手様から伝言を預かってますよ~『まあ、おまえにしちゃあ良くやったな。約束通り、4日間はお前もイルカも好きにしろ』だそうです」
「本当か?本当に綱手様がそんな事言っていたのか?!」
「イルカ先生?綱手様公認ですよ。諦めましょう?」
「俺は絶対にあきらめないんです!このところ平穏な毎日を送っていたと思ったのに…」
「ん~イルカ先生?でもね『諦めは心の養生』って言うでしょ?」
「はあ?カカシさん。何時の間にそんな難しい言葉覚えたんですか?」

慌てふためくイルカを、今度は軽々持ち上げ、お姫様抱っこしてみせる。
イルカは必死になってじたばたしているが、さすがは上忍。ビクともしない。

「それでもう一つの答えの…『染めているのがどこまでか』はイルカ先生以外には見せるつもりはないから、ごめーんね?じゃあイルカ先生、早速答えを確かめに行きましょうか?」
「嫌だーーーーっ!!俺はそんなの確認しなくていい!!」
「あのーはたけ上忍。イルカの休みの代わりが、何でか当たり前のように、俺達に割り振られているんですが…」
「あー、何時も悪いね?その代わりと言っちゃなんだけど、どこか食べたい場所があったら調べといて?」
「やった!俺、紅葉見ながら食事出来る場所に行ってみたいんですけど?」
「それでも構わないよ。悪いけど、二人で場所調べておいて?」
「「わかりました!!」」
「わからなくていい!!ってお前ら何してるんだよ?!」

受付の二人は手早くイルカの荷物を用意しカカシに手渡す。
イルカの悲痛な叫びは見事に無視される。

「じゃあ、あんた達…」
「「はい、あとはお任せください!!」」
「それじゃあ、二人ともヨロシクね~。さ、イルカ先生。俺の誕生日、二人でたっぷりと楽しみましょうね?」
「よろしくないし、楽しみたくなんてない~!!」

イルカの尾を引く様な叫びを残し、カカシはイルカを抱えたまま窓から飛び出していく。
それを見送った二人は窓を閉め、受付の仕事へと戻っていく

「何かこの感じ久しぶりだなあ…。はたけ上忍が里に戻ったなら、又いろいろと忙しくなるだろうよ」
「そうだな。まあ、お互いシフト変更しても、文句を言う彼女がいなくて、良かったって事だな」
「本当だよな…はたけ上忍がいない間に二人とも彼女出来なかったな…って何か言ってて、俺さ泣きたくなってきたよ…」
「でもさ、ほら。彼女の代わりに、食生活が又豊かになるじゃないか?」
「それもそうだな…そう言えばさっきさ、はたけ上忍が言っていた『諦めがなんちゃら』ってなんだ?」
「スマンが俺も知らん。イルカが出勤してきたら聞けばいいんじゃないか?」
「それもそうだな…でもイルカさ、教えてくれると思うか?」
「…無理だろうな」
「…俺もそう思う」

カカシとイルカが消えた窓の外を何となく眺める二人。
はたけ上忍が帰ってきて、自分たちの食生活が豊かになるのと引き換えに…。
イルカの平穏と、自分達のシフトと休日の予定が狂いまくるんだろうな…と空を見上げながら思う二人なのでありました。

諦めは心の養生・・・不運な事をくよくよ考えるよりも、キッパリと諦めた方が精神の健康に良いと言う事

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