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とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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ウサギのカカシとモルモットのイルカの話 その4

ついのべを加筆修正したものです。
カカシはウサギで、イルカはモルモットです。
苦手な方はご注意ください!!
久々のシリーズですが、今回は飼育員さんが出てきます。

良ければ追記よりお読みくださいませ・・・。


ウサギのカカシとモルモットのイルカのお話  その4


段々と空が高くなり、セミの鳴き声の代わりにトンボが飛ぶようになってきて、秋深くなりました.

夏の間は元気が無かったふれあいコーナーのみんなも、涼しくなるにつれて段々と元気になった来たある日の事でした…。

今日は飼育員さん達が朝から何やら忙しそうにしています。
餌の籠やふれあい広場にあるベンチをしまったりと、何やら忙しそうにしています。
モルモットのイルカは好奇心旺盛です。
何のしているのかとちょこちょこと近づくと、不思議そうに見上げました。
そんなイルカに気づいた飼育員ののヤマトが、イルカの事を撫でながら教えてくれました。

「どうしたんだいイルカ?僕たちが何をしているのか気になる?これはね、もうすぐ台風が来るから、その為の準備をしているんだよ」

(台風??たいふうってなあに??)

聞いたことのない言葉に、イルカは首をかしげます。

「イルカには難しいかな?台風って言うのはね…うーんそうだな凄く強い風や雨が降るんだ。ふれあい広場や木の葉動物園の皆がけがをしたりしないように、こうやって飛びやすいものを片付けたりして、今から備えているんだよ」

イルカの考えている事が分かったかのように、ヤマトは分かりやすく説明してくれました

「だからね、今日は大人しくしているんだよ?動物園も早く締める予定だからね」

ヤマトに背中を撫でて貰いながら、イルカはボンヤリと考えます。
(凄い雨や風ってどんななんだろう?)
でもそんな事は、あちこち撫でてくれる大きな手の気持ちよさに、あっという間にどこかに行ってしまいそうになりました。

「君たちは、特に小さいから気をつけないといけないからね」

そう言いながら、ヤマトはイルカを抱き上げようとしました。

「だから皆ちゃんといい子で・・・ぐわっ!!」

イルカを抱っこしようと手を伸ばしたヤマトは、いきなり前のめりに倒れてきました。
イルカは大慌てでちょこちょこ横に避けます。
倒れ込んだヤマトの背中には、くっきりと泥だらけの足跡がついていました。

「ッたくもう。油断も隙もないんだから!イルカ、こっちにおいで!」

そんな声が聞こえたと同時に、グイッとイルカは誰かに引っ張られました。
振り向くと銀色の毛並みが見えました。

「あ、カカシさんだ」
「イルカ、ほら行くよ」

ようやく起き上ったヤマトが、イルカを連れ去るカカシに向かって何やら叫んでいます

「また先輩か~何するんだ!危ないじゃないか!!」
「…先輩?何でカカシさんが先輩なんですか?」

イルカが聞くとカカシは答えます。

「あいつが入ったばかりの時、俺たちの見分けがつかなくて、違った呼び名で皆の事を呼んでいたんだよ」
「それで、なんで先輩なの?」
「あいつの先輩に俺の毛の色と似た髪の先輩がいるんだとさ」
「そうなんだ」

イルカの問いに、カカシは答えました

「だから俺たちの名前を覚えた今でも、時々俺の事を先輩って呼ぶんだよね」

カカシはそう言いながら、イルカの事を自分の隠し穴の方に連れて行きます。
よく見ると空は薄暗くなり、段々と風がビュービューと強く吹いてきました。

「全くあんな奴にべたべた触られちゃって。俺のイルカに何するんだよ」

カカシはイルカの事を隠し穴に押し込みながらブツブツと呟きます。

「カカシさーん、何か言いましたか?風が強くて良く聞こえないです~」
「ん~イルカ、気にしないで。何でも無いよ」
「カカシさん、俺一人で入れるから、そんなにお尻押さなくても大丈夫ですよ?」

カカシはイルカのお尻を押しているというより、どさくさまぎれに撫でまわしていますが、のんびりとしたイルカはそれに気づいていません。
イルカはゴソゴソと隠し穴に入ります。
カカシの隠し穴は何時も良く手入れされていて、清潔で綺麗です。
どうやら寝藁も新しくしたらしく、カカシが運んだらしい食料も山のようにありました。

「カカシさん、どうしたんですか?この沢山のご飯は」
「だってこれから台風が来るって言っていたでしょ?多めに用意しておかないと、明日の朝ご飯が貰えるとは限らないからね」
「そうなんですか?カカシさんは何でも知ってるなあ~」

イルカは何でも知っているカカシに、感心しています。

「イルカ、ちょっとそこに座って?」

カカシはイルカに寝藁の上に座る様に言いました。

「良いですけど、何でですか?」

素直にイルカが寝藁の上に座るととカカシが後ろから抱え込みます。

「さっきヤマトに撫でられまくったから、あいつの匂いがついちゃっているでしょ?ちゃんと手入れしないと…」
「…匂い?」
「イルカは知らなくていいんだよ」

そう言いながら、カカシはテチテチとイルカの毛並みを整えだしました。
ぶつぶつと文句を言いながらも、手入れをしてくれるカカシの手は優しくて、イルカは段々とうとうとしてきました。

「何?イルカ眠くなってきたの?」
「…ちょっとだけです」
「じゃあこのまま寝てなよ」
「でも、ふれあい広場に戻らないと…」

イルカたちの仕事であるふれあい広場に戻ろうとすると、カカシがやんわりと止めてきました。

「どうせ台風が来るこんな日にお客なんて来ないよ。もうすぐ閉館するだろうし、このままゆっくり寝てな」

あやす様にそう言われ、優しく撫でられて、イルカはもう目が開けていられません。
気がついたらふうっと落ちる様に眠ってしまっていました。


…ビュービューガタガタと、物凄い音がどこ遠くから聞こえています。
イルカは驚いて飛び起きましたが、誰かに後ろからクイッと引っ張られました。
慌てて振り向くとそこには、眠そうに目を閉じたままのカカシがいました。

「カカシさん!!これはなあに?凄い音だよ!!」
「だからさっきお言ったでしょ?台風が来たんだよ」
「これが台風なの?!」

イルカは驚いて目を丸くします。
外からはガタガタビュービューザアザアと物凄い音が、絶え間なく響いてきます。

今まで聞いたことが無い物音にイルカはびっくりして、固まってしまいました。
ガタン!と、ひときわ大きな音がして、イルカは毛を逆立てます。
そんなイルカの様子を、眠そうな顔でカカシは見ていました。

「だからここにいれば大丈夫だから。ほら、こっちにおいで?」

カカシはそう言うと、ビクビクしているイルカを引き寄せました。
そのまま向い合せになる様にくるりとひっくり返すと、イルカを胸に抱き寄せます。

「こうすれば大丈夫でしょ。まだ怖い?」

そう言いながら更に胸に抱き寄せるので、イルカの頭はカカシの胸にぴったりくっついてしまいました。
するとどこからか、トクトクと言う音の方が聞こえてきます。

「何かどこかで、トクトクいってる音がします」
「ああ、それは俺の心臓の音だよ」

カカシはイルカを安心させるように、ゆっくりと頭を撫でてきます。
それでも最初のうちは外の物音にビクビクしていたイルカでしたが、カカシに撫でられているうちに段々と落ち着いてきました。

「このまま寝ちゃいな。次に起きたら、きっともう台風はどこかに行っちゃっているよ」
「そうなんですか…」

カカシの言葉につられたかのように、段々とイルカは眠くなってきました。

「ね、このままもう一回一緒に寝ちゃおうよ」

カカシはそう言いながら、軽くイルカを抱きしめてきます。

「台風がいなくなったら、一体どうなるんですかね?」
「台風がいなくなったら?今度は凄くいい天気になるよ。綺麗な空が見れるはずだから、楽しみににしてなね」
「は…い…」

安心させるように耳元で囁かれ、イルカはそのままうとうとしだします。
外からは相変らず凄い音が響いてきます。

外は嵐です。
でもふたりのいる隠し穴の中には、ゆったりとした穏やかな空気が流れています。
イルカはカカシの心臓のトクトクと言う音を心地よく耳に響かせながら、ゆっくりと眠りの世界に落ちて行きました。 

 (おしまい)

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