プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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Malice and a chain

カカシさんと付き合っていて、少し嫌がらせをされているイルカ先生の話。
少し暗い感じのイルカ先生視点の話です。
良ければ追記よりお読みください・・・。

Malice and a chain

思ったよりも早く受付業務を終え、カカシさんとのとの待ち合わせ場所へと急ぐ。
待たせてはいけないと思い慌てて駆けてきたが、待ち合わせ場所の大木の下には見慣れた銀髪は無かった。
ホッとして木に寄りかかり、息を整えながらカバンの中に入れておいたはずのお茶のペットボトルを取り出そうと弄った。
冷たいプラスティックの感触よりも先に、カサリとした紙の感触が指先に伝わり、何かと思いカバンの中を覗き込むと白い封筒が入っているのが見えた。

(…また何時ものか?)軽くため息を吐きながらそっと取り出し中身を確認すると、思った通りの内容であった。

カカシさんと俺がと付き合いだしてから、俺は様々な噂を立てられたし、色々なな女の人から呼び出しもされた。
でも、呼び出される分にはまだいい。
花の様な顔を歪ませ俺を罵ってくきたり思いの丈をぶつけてこられたら、こちらも自分なりの彼への想いを伝え、それなりに対応ができる。
だが一方的な暴力のように不意打ちのように、知らぬ間に寄越される悪意に対して、俺はどうやって対処すればいいのか、未だに分からない。

指先に摘まむように持った便箋をもう一度眺めて、ため息を吐く。
書かれていることは、まあ大体毎回に通っているが今回は『アンタなんか邪魔だ』『陰で皆が何と言っているのか分からないのか?』『相手の事も考えろ自己中心的野郎が』と言った内容だった。
自己中心的と言いますが、匿名でこういった形で悪意をぶつけてくる貴方は人の事を言えるんですか?と思わず問いかけたくなる。

一方的に自分の中の正義を俺にぶつけて、あなたは満足しているんでしょうか?
『あの中忍、これで少し懲りればいいのに』とでも言って、貴方の言う『皆』と一緒に、今頃気分よく笑っているんでしょうか?

指先に摘まんでいた紙を手に取り畳みなおすと、再度封筒に入れた。
少し迷ったが、屈んで地面に置くと印を組んで火をつける。
薄い紙は一瞬で燃え上がり、後には黒く焼け焦げた紙の欠片だけが残った。
俺に向けられたどす黒い思いのように黒く焦げた紙は、秋の風に乗りかさかさと音を立てながら、舞うように飛び去っていった。
紙はあっという間に飛んで無くなったが、俺の胸には燃やす前の白い紙に書かれた誰かのどす黒い思いが移った気がして、気が重くなる
ぼうっとしながら重苦しく感じる心を持て余していると、後ろから声をかけられた。

「イルカ先生、すいません。待ちましたか?・・・どうしましたかしゃがみこんで。具合でも悪いんですか?」
「カカシさん、お疲れ様です。すいません思ったよりも風が冷たくて。でも、そんなに待ってはいないですよ」

立ち上がりながら振り向き、微笑みながらそう言うと、カカシさんは眉根を寄せた。

「実は結構待ったんじゃないんですか?ほら、こんなに頬も冷えちゃって…」

そう言って頬に添えられた手の温かさとその眼の優しさに、鼻の奥がツンとなって、思わず泣きそうになる。
涙をこぼさないように、思わず何度か目を瞬かせながらカカシさんを見ると、彼は目元を赤らめながら内緒話をするように、こっそりと話しかけてきた。

「そんな潤んだ目で見られると、誘われているんじゃないかと勘違いしちゃいますよ?待たせてすいませんでした。何か温かいものでも食べに行きましょう」

そう言って頬に置いた手を離そうとするから、慌てて離れていこうとした手の上に自分の手を重ねる。

「・・・どうかしましたか?イルカ先生」
「・・・ふと、あなたの事が物凄い好きだなと思ったんです。温かいものも良いですが・・・俺はカカシさんに温めて貰いたい」
「何か今日は珍しいですね?!イルカ先生がそんな事言ってくれるなんて。でも凄く嬉しいです」
「…俺はカカシさんが思うよりも、ずっとあなたの事を好きだと思いますよ。…駄目ですか?」
「ダメな訳ないでしょ?じゃあ行きましょうか」

その言葉を聞いて、握っていた手に力を込めてしまう。
俺の言葉に顔を赤らめながら、そっと俺の手を握り返してくれるカカシさんに微笑んでみせると、手を繋いで二人で歩き出す。
繋いだ手の温かさに、自分中のどす黒い思いが少しずつ梳かされているような幸福感を感じながら、ボンヤリと考える。


またすぐに俺は呼び出されるだろうし、きっと今回のような手紙も受け取るだろう。

この後カカシさんに抱かれ、今胸の中に残っているどす黒い思いを昇華させたとしても・・・。
又すぐに今回のような手紙を受け取り、また同じような想いを繰り返すだろう。

また同じ事が繰り返えされるとしても、俺はこの人を手放したくはない。
心無い言葉や一方的な悪意をぶつけられたとしても、やっぱり俺はカカシさんの事が好きだから。

いっその事この繋いだカカシさんの指先が鎖になって、俺の心を事を雁字搦めに捕らえ心の中に他の余計な事を入れなくしてしまえばいいのに・・・。
そんな事を考えながら、俺はもう一度繋ぎ合わせた指にそっと力を込めた。



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