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とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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宿泊7日目~薔薇と胡椒~

リゾートホテル木の葉へようこそ「宿泊7日目~薔薇と胡椒~」です。
皆に人気なイビキさんのターン!!
今回もちょこっと長いです。

良ければ追記からどうぞ・・・。


宿泊7日目~薔薇と胡椒~

「すまんがカカシはいるか?」
朝の準備をしているとイビキさんが眉根にしわを寄せてやってきた。
「カカシか?今日はあいつなら昼からだぜ。支配人と夏のメニューの打ち合わせあるからな。この前試食会しただろ?」
アスマさんが言う。
「どうしたんだ、イビキ?今朝のパンでも足りないのか?」
ライドウ主任も尋ねる。
「そうじゃないんだがな。さっき契約農家の人から電話が来てな知り合いで無農薬でバラを栽培している人が居るそうなんだ。シーズン前なんだが『朝かなりの量が咲いたんですが前にお話をいただいたから、もしよければ何種類か譲ってくれるそうですがどうしますか?』と連絡を貰ったんだ。」
(へえっバラって食べれるんだ。)食べられる花もあるのはここにきて教えてもらったけどバラは聞いた事が無かった俺はビックリした。
「前に聞いたときはシーズンになって咲いて見ないと分からないと言われたんだ。新しいところとはめったに契約しないらしいんだがうちが前話させていただいたのを覚えてくれていたみたいで。是非お願いしたいと頼んだんだが俺も週末の仕込があるのを忘れていてな・・・。どうせ手に入るなら新鮮なうちにもう2~3品作りたいんだ。それで誰かキッチンの奴にベーカリーを手伝いしてもらえないかと思ったんだが・・・。」
イビキさんが難しい顔をして黙り込む。

「わりいな、うちも貸してやりたいんだがコテツの奴今日休みなんだよな。ヤマトと俺は週末の仕込があるし・・・。ちょっとコテツに連絡とって見るか?」
アスマさんが話すとライドウさんも
「うちもイズモが休みだからなあ。ゲンマ朝からだけどは夜はハヤテとバーだし・・・。」
と二人は何故かこっちを見てる・・・。
えーっとこの話の流れから行くとまさかなあ・・・。
「イルカ、何事も経験だ!!休憩少ししか取れないがその代わり午後は少し早くあがってもいいぞ!」
「よし、お前は今日からホールだけじゃなくてキッチンの一員でもある!!」
まあそうなりますよね。
「すみませんが入ったばかりの俺にちゃんと出来るかわからないけど良いんですか?」
「難しい事はさせないから大丈夫だ。アスマ余ってる白衣あるか?」
「こっちには無いな。フロントから一着用意してもらうか。」
イビキさんはほっとした様子でアスマさんと話をしている。
「そうしたら今週末限定でバラのシャンパンが出せる。ライドウ、夜ご案内する時その旨伝えるよう午後のホールのミーティングで伝えてくれ。アスマは俺もメモを書いておくがカカシに言っといてくれ。」

ライドウさんがフロントに電話してくれたのでキッチンの制服を借りにいく。
丁度今担当らしいシズネさんに一式を渡された。
「お疲れ様です。シズネさん制服どうも有り難うございます。」
「イルカ君こそお疲れ様。制服はそのままクリーニングだしちゃってね。」
「はいわかりました。」
「どうしたの?何か嬉しそうね?」
「いえ、俺実は他の制服も来てみたかったんですよね。ここの制服って格好いいですもんね。」
「実はね今日の会議で本決まりになると思うんだけど。ここはね夏休みシーズンは毎朝のブッフェにする予定なの。そこでホールの人にもお客様の前で何か簡単な調理してもらうかしれないのよ。そうしたら又違った制服が着れるかもよ?」
「本当ですか?楽しみだなあ。」
シズネさんと別れレストランに戻る。
もう一人いるフロントスタッフの女の人とは何だかタイミングが合わないのかお互いに休みだったりで何日か経ったがいまだに会えてない。
レストランに戻りライドウさんに声をかけ控え室に制服を置きに行く。
では今朝も張り切ってお客様を迎えますかね・・・。

「じゃあすまんがイルカ、バラの花びら外し終わったみたいだな。次はここに書いてある通りに砂糖を量ってこっちにある紙の上に乗せていってくれ。
紙には付箋でそれぞれの量を書いてあるから間違えないようにな。グラニュー糖と紛砂糖の量を間違えないように。砂糖が終わったら次はこっちのアーモンドプードルを頼む。」
「はい分かりました。」
二人ともはたけさんみたいな大きなマスクをしながら黙々と作業は進んでいく。
本当に俺に手伝えるのかと思っていたけど届いていたバラの花びらを丁寧に外していったり、それを洗って水気を取ったり重さを量ったり、飾り用により分けたりと本当に簡単な作業ばかりだった。
そんな俺の横でイビキさんはケーキの仕上げを黙々としている。
言っちゃ悪いがごっついイビキさんがデザート担当と聞いて最初は意外だった。
夜お客様に出しているデザートをこの人が作っているのは分かっているつもりだったが実際見てみると物凄く繊細で細やかな手つきで作り上げていってビックリした。

冷ましてあった半分に切った四角いスポンジにクリームを乗せ軽く慣らすとフルーツを並べ又軽くクリームを乗せ平らにならす。
その上にスポンジを乗せるとさっと上にクリームを乗せススッとなでる様に塗って整えると一旦冷蔵庫にしまっている。
(多分)チョコレートケーキの表面にレースペーパーの様なものを乗せて粉砂糖を振って紙をはずすときれいな模様が浮かび上がる。
四角い薄いスポンジの全体に横に何センチかおきに軽く包丁で線を入れていく。シロップを軽く塗って半分に切り分けるとまずは片方にクリームを広げるが何故か端までは広げない。
上にやはり色とりどりのフルーツを散らし端からくるっと巻いていく。
あっロールケーキか!!ってことは半分は味を変えるのかな?

「イルカ手が止まってるぞ。」
「あっすみません。ついつい見とれちゃって。」
慌てて作業に戻る。
「イビキさん量り終りましたよ。次はどうしますか?」
「じゃあ量ったアーモンドプードルの量が多いほうと粉砂糖を合わせ2回振るってくれ。ふるいはそこの棚・・・そうそれだ。を使ってくれ。」
「イビキさん。あのバラは何になるんですか?」
イビキさんはバラの大半を煮ていて換気扇を回していても部屋の中はバラの香りに包まれている。
「今煮ているのはシロップとジャムにする。シロップはシャンパンで割ってお客様に提供するんだがオーダーにするか食前酒にするかは今日からの週末のメニューを見てカカシが決めるんじゃないかな?ジャムは花びらを入れたゼリーとマカロンに使う。今イルカが振るっているのがマカロンの材料だ。マカロンは仕上げに表面に花びらを載せてチョコで付ける。後の細かい花びらはクッキーに入れていくぞ。」
凄いなイビキさん、良く考えつくなと思いながら黙々と作業に戻る。
俺が振るったアーモンドプードルを使いマカロンの生地を作って絞り終えた後イビキさんはすぐに焼かず棚に並べる。
「あれ?焼かないんですか?」
「マカロンの生地はしばらく置いて乾燥させてから焼くんだ。そうしないとピケといって下のレースみたいなフリル状の部分が上手く出ないんだよ。」
へーっ初めて知った。その間にとイビキさんはゼリーの準備を始め俺は言われたとおりに型を並べていく。

「そう言えばイビキさん、甘くないお菓子ってあるんですか?」
「そんなの幾らでもあるぞ。クッキーでもマフィンでもスコーンでも。ウイスキーを染み込ませたケーキなんて言うのもあるしな。どうしたんだ?」
「いえ、さっき一回休憩で寮に戻ってときにイズモさんとコテツさんに会って今日イビキさんの手伝いして早くあがるって話したら3人で飲まないかって話になったんですよね。それを今思い出したんですがお菓子って酒のつまみになるのかな?何て考えたりして・・・。」
「うーんアンコなんかは甘いものでもお構い無しに呑むがな。もうすぐ終わりだし折角だからイルカも何か一つ作ってみるか?」
「えっ良いんですか?俺に出来るかな?そう言えばアンコさんって俺まだ会った事無いんですよね。」
「簡単なのにしてやるから大丈夫だ。アンコなら後で嫌でも会う・・・。」
「嫌でも??」

「そうそう上手だ、卵は少しの量だからって一気に入れずに2~3回に分けて入れろ。入れたらその度に滑らかになるまでよく混ぜろ。」
俺の説明をしながらイビキさんはマカロンに挟むクリームを作ったりケーキの端を切り落として仕上げをしたりしている。
「一気に粉を入れたら今度は切るように混ぜるんだ。大体混ざったら手で一纏めにしろ。そうそう上手だ。纏まったらこのオーブンシートに載せて棒状に伸ばしていけ。よしそうしたらそのままシートで包んで冷蔵庫で少し寝かせよう。その間お茶にしよう。甘いものは大丈夫だったよな?紅茶で良いか?」
「はい、ありがとうございます。手伝います。」
「大丈夫だ、これは俺の趣味だからな。」

イビキさんは紅茶を入れながらさっき切り落としたケーキの端を綺麗に並べていく。
あれ?紅茶が3つあるんだけど・・・。
「イビキーっ今日のケーキは何ーっ!!うわっ何この良い香り?あれ?このコ誰?」
の声と共にフロントの制服を着た女の人が勢いよくドアを開けて入ってきた。
「アンコお前毎回毎回タイミング良いなあ。しかしもう少し静かに来れないのか?新しくホールに入ったイルカだよ。」
この人が俺が唯一会えていなかったアンコさんらしい。慌てて挨拶する。
「初めましてうみのイルカです。宜しくお願いします。」
「どーもーみたらしあんこです。イルカ君?宜しくね。でなんでイビキの手伝いしてんの?まあとりあえずお茶にしようよ?」
イビキさんのケーキは物凄く美味しかった。
昨日はたけさんと行ったお店はシンプルな感じのケーキで美味しかったがイビキさんのはキチンと仕事してます!!て言う感じのケーキでどちらも違った美味しさがあった。
目を真ん丸くしながら黙々とケーキを次々に食べている俺を見てイビキさんとアンコさんは笑っていた。
アンコさんは甘いものが大好物らしくお客様に出せない端の部分など捨てるのは勿体無いしと言う事で何時も食べにきているらしい。
さっきイビキさんが言っていた嫌でも会うと言っていてのはこの事だったのか・・・。

「イルカ、オーブンも温まったからそろそろ焼いておけ。アンコお前はもうそろそろ戻れ。ついでに部屋用のウェルカムのお菓子持って行ってくれ。イルカ、俺は綱手様に試食してもらってくるから。クッキーが焼きあがったら取り出して冷ませよ。」
「はい分かりました、行ってらっしゃい。」
クッキーの仕上げをしてオーブンにいれる。
紅茶のカップやお皿などを洗っているとドアがガチャっと開いて営業前だからかまだマスクをしてないはたけさんがドアを開けた。
「ちょっとイビキ、このメモにあるシャンパンって全部でどんだけ出来んの?」
体でドアを押さえ左手で後頭部を掻いているが視線は右手元のメモらしき紙にあるため、ここにいるのが俺だと気付いていないらしい。
「あのーはたけチーフ?イビキさんなら支配人のところですよ?」
と俺が言ってビクッとしたはたけさんが俺を見たが丁度オーブンの焼き上がりのブザーが鳴りそちらを向いた俺は多分驚いていたであろうはたけさんの顔を見ることが出来なかった。
はたけさんは何かいつも飄々とした感じだから珍しいものが見れたかもしれないのに残念!!
イビキさんに言われていた通り焼きあがっているかどうか裏を見て確認する。
うん、いい色に焼けている、オーブン用のミトンをはめ天板を引き出し焼けたクッキーが余熱で焼けすぎないようにケーキクーラーに並べて冷ます。
気が付くと『ちょ、なんで?ここに?へ?』とはたけさんがブツブツ言っていたのでそちらを見ずにクッキーを並べながら答える。
「イビキさんに人手が少ないからって頼まれたんです。今日はコテツさんは休みでアスマさんやヤマトさんは仕込があるみたいですしね。この服はシズネさんに頼んで借りました。そのままクリーニングに出して良いって許可取ってますよ。」
先に並べて醒めてきたのを一つ口にほおりこむ。
うん、イビキさんが言っていた通りあんまり甘くないって言うかこれなら甘いもの苦手な人でも平気じゃないかな?
ここに一番最初に来たときの事を思い出して思わずニヤリとする。
後ろを振り向くとはたけさんは慌てたようにメモを見だした。俺は手に持ったものを隠し、そばによりながら話しかける。
「イビキさんなら綱手支配人のところに行きましたよ。すいません、はたけさんちょっと口開けて貰えます?」
こちらを見ずに素直に口を開けるはたけさん。
この中に手に隠し持っていたクッキーをほおりこむ。
「これ俺の手作りなんですよ。初めて作ったんです。チーズとコショウであんまり甘くないからはたけさんも大丈夫じゃないですか?」
「・・・えっ!!あっ!!は?!っ!!」

はたけさんは顔を真っ赤にして口元を抑えて慌てて行っってしまった・・・。
ヤバッ!チーズ苦手だったかな?コショウ効きすぎた?と慌てているとイビキさんが戻ってきた。
「今カカシが真っ赤な顔して控え室に飛び込んでったがどうしたんだ?」
「俺の作ったクッキー甘くないからと思ってこの前イビキさんがしたみたく俺もはたけさんの口に入れたんです。俺が持っていたし熱くは無かったと思うんですけど・・・。コショウ効きすぎてたかな?チーズが駄目でしたかね?」
「これか?一個貰うぞ・・・。初めてにしちゃあ上手く出来てるじゃないか。折角だから後で皆にも少し食べて貰え。カカシはなあ・・・面倒だからほっとけ。」
「はあ、分かりました・・・。」

イビキさんと話しながら後で皆と食べる分をより分ける。
確かはたけさん昨日トーストにチーズのっていたけど粉チーズが駄目だった?やっぱコショウが効きすぎてたかな?後で謝らなくっちゃ怒られるかな?とかモヤモヤ考える。
でも俺の作ったクッキー食べたら皆何て感想くれるかな?楽しみだ!と思ったらモヤモヤも疲れも飛んでいくような気分になった。


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