プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

カウンター

キリ番はしばらくお休み中です

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

忍ノ國からの新刊のお知らせ

本日開催されます『ナルトオンリーイベント 忍ノ國から』にZ59のお席で参加させていただきます。
既刊三種の外に新刊の『陰の影』(表紙込28ページ・コピー本・¥300)と無配の現パラの小話を持って行きます。
『陰の影』ですが全体的に薄暗い感じの話で、モブ視点の話から最後の方でイルカ視点の話に切り替わります。
カカイルですが、モブから見たカカシの話の比率が多いです。
バッドエンドではないですが、全体的に淡々とした感じの薄暗い感じの話になります
部分部分で短いですがサンプルをUPさせていただきます。

表紙は今回も『芋酒735様』が素敵なイラストを書いてくださいました。

独特な話の為、あまり部数を用意していません。
今回初めてコピー本のみなので通販は今のところ未定ですが、今日のイベント後の在庫次第になるかと思います。

追記よりサンプル部分と、芋酒735様の美麗イラストが見れるようになっています。


陰の影

俺がその男の影として過ごすようになったのは、一体、何時の頃からだっただろう?
その男の・・・カカシの影として生きるために、己の名をそれまでの人生を捨ててしまった俺は、もうその事すら良く覚えていない。
だが確か彼がビンゴブックに載るほどに、名が売れすぎてしまった頃だったような気がする。

忍ぶ者と書いて『忍者』。

彼は、それよりも更に忍んだ存在の『暗殺戦術特殊部隊』通称暗部に属していたのだが、その存在は全く忍んでではいなかった。
わずか六歳にして中忍になっただけではなく、その珍しい髪色や木ノ葉の白い牙と謳われた父親の事等、元々の存在自体が目立つ要素を多数備えていた。
しかもそれに加え、左眼に入っている今は亡き友から譲り受けたうちは一族の秘宝と言える写輪眼の存在がさらに拍車をかけ、その名を他里まで広めることとなった。
譲られた写輪眼を自分の眼として使いこなし、千もの技を持つ忍としてビンゴブックにも載るほどの実力を持ち、色々な意味で有名な彼に憧れるものは男女問わず少なく無く、どうにかして彼に近づこうとする者も後を絶たなかった。
カカシは自分に群がる崇拝者達には冷酷で淡々とした態度で接し、無用な関わりを避けていた。
感情を表に出さず、どんな非道な仕事でも眉一つ動かさずこなしていくカカシ。人としての心が無いんじゃないかとも、心が凍りついているからあんなひどい任務でど何の感情もあらわさずに出来るんだとも、陰では囁かれていた。
仕事で組んでも最低限の会話や指示しか出さないカカシは腕は確かだったが、協調性が無く組み辛い相手でもあった。
それでも蜜に群がる虫の様に次から次へとやってくる人々に嫌気がさしたのか、いつの間にかカカシは必要な時以外は姿を現さなくなっていた。

今まで暗部として活躍し、里の陰の資金源である血なまぐさい裏の仕事の大部分を一手に引き受けてきたカカシ。
 
そんなカカシを暗部から引退させ、写輪眼を使って得た豊富な知識で次世代の忍を育成する上忍師として表舞台に立たせよう。と三代目火影であるヒルゼン様がその話を持ち出した時にはひと騒動が起きた。
 簡単な任務をこなしつつ、今までと違う光の当たる場所で若手を育成する上忍師として、ゆっくりと過ごして欲しいという三代目。
それに対し、暗殺関係の実入りのいい仕事だって引き受けにくくなり里の収入も減るだろう。里の今後の事を考えるならば今までの様に暗部としてそのまま過ごさせるべきだと反対する上層部達と。

上層部の言い分は、こうだった。
表舞台に出るとなると、恐らく高名な写輪眼を使っての任務が増えることだろう。今だって任務の後にチャクラ切れを起こし入院する事が多いも増えるんじゃないだろうか?あれだけ名の知れた男なんだから、隠していてもどうしても噂になるだろう。医療技術の発達している木の葉の里がそんな事では評判も落ちるだろうし、写輪眼の評判も落ち、依頼も減り里の更にカカシのいない隙をついて他里に奇襲されたりしたらどうするんだ?

 今や任務に出る事が無く、机上の答弁を並べてくる上層部達の考えそうな馬鹿な事だ。

・・・・・中略・・・・・・


影を造り上げたからと言って、上層部はすぐにカカシを上忍師にと認めた訳では無かった。
念には念を入れ、カカシ宛に来た依頼のなかで写輪眼の必要がなく、万が一バレても誤魔化が効くような任務を選んでは、俺に行かせてしばらくの間は様子を見ていた。
最初のうちは面を被っていてもバレるのではないかと恐々こなしていた任務も、カカシとして感謝される回を重ねるごとに慣れてきた。  
むしろ今までの、捨て駒に近い血まみれになる依頼をこなしていたころに比べると大名の奥方の護衛や留守の間の監視等、昔受けていた任務と比べると楽なものが多く、今までとは天と地ほどの差があった。
そしてついに、彼が上忍師として就く事となった後は、更に楽な日々を送るようになった。
上忍師として過ごすと言っても、カカシの最初のテストで下忍達は全て篩い落とされていた。
他の上忍師たちが部下を取り技を教え過ごしている時、カカシは空いた時間に任務を入れ黙々とそれをこなしていた。

俺はと言えば帰ってきた時に彼が書いた任務報告書を読み頭の中に叩き込み、カカシがチャクラ切れで入院している時には、自分の財力を自慢したい大名の護衛などの依頼を受ける。
その他にする事と言えば、花街に行って、羽振り良く大金を落として派手に遊び歩くこと。
 はたけカカシここに在りという事と、里がそれだけ羽振りが良いという事を示す為であるから、遊ぶ金は里が支払うし、金に糸目をつけるなと上層部から言われていた。
俺はその言葉通り、金の事は気にせずに花街で女を買い、抱き、様々な浮名を流した。毎日血まみれで戦場を駆け回っていたのが嘘のようだった
こんな楽な人生で良いのだろうか?そんな事を考え、女を抱きながら時折笑い出したくなることもあった。

 それに比べてカカシはそんな俺とは対照的な生活を送っていた。

表の依頼も裏の後ろ暗い依頼もただ淡々とこなし、時折同期であるマイトガイの勝負を受けるだけの生活。
任務でボロボロになりチャクラ切れで入院しているその間は、俺に取って代わられ遊びまわられている。
 哀そうなはたけカカシ。
恐らく性行為をした事すらないだろう。
少なくとも俺が彼の影となってからはそう言った行為は見られないし、上層部経由で渡される任務報告書にそう言った記載も一切ない。
それなのに彼は影武者である俺のせいで稀代の遊び人だと思われている。
色事に関する様々な噂をまき散らされているのに、それに対して冷やかされたり嘲笑されても否定も肯定もしない。
里に良い様に使われているのに刃向う事もせず、機械の様に感情を表さず生きている彼に、俺は寧ろ同情の念すら抱いていた。

     *****

そんな彼の生活が一変したのは、九尾の器であるうずまきナルトの上忍師になり、その事が縁である男と知り合ってからだった。

その男の名は『うみのイルカ』

うずまきナルトのアカデミーの担任であり、忌み嫌われているナルトと先生と生徒と言う枠を超え、家族の様に付き合っている男だった。
うみのイルカはカカシの色事の噂を知ってか知らずか、他の奴らに対するのと変わらない態度でカカシと接していた。
感情を表に出さずに淡々と接するカカシと、表情豊かで賑やかなイルカは対照的だった。
元生徒の事が気になるのか、カカシを見かけると走り寄っては話しかける。
カカシ自身も現部下たちの元担任だからという事で、無下にし辛いのか。他の奴らに対する態度よりも少しだけ、柔らかい態度で接しているように最初は思えた。
 傍から見れば分かり辛かったろうが、長年影としてカカシの事を見続けてきた俺には、カカシがうみのイルカに徐々に惹かれていく様子が手に取る様に分かった。
 例えるならば、日向に置かれた氷がその温かさにゆっくりと溶かされていくように、カカシの凍りついていると称されていた心は、イルカによってゆっくりと溶かされていったらしい。


・・・・・・中略・・・・・・


風の勢いで額当てが飛びそうになったのを何とか掴み取る。傾いた体勢を立て直した俺の目の前には・・・。

そこには写輪眼を露わにしたはたけカカシが立っていた。

 はたけカカシが俺に直接接触してきたのは初めての事だった。
 
カカシはただそこに立っているように見えるのに、何と言うか気迫の様なモノが突き刺さる様に感じられ、ゾワリとした寒気と共に酔いが一気に醒めたのが分かった。
 彼が何で急に俺の前に姿を現したかは分からないが、恐らくうみのイルカに関する事だろうと言うのは判った。
 
それは傍から見たらさぞかし滑稽な光景だったろう。まるで合わせ鏡の様にそっくりな二人が睨みあっている。ただ一つ異なっているのは、片方には写輪眼と呼ばれる紅く光る眼が嵌め込まれているだけだ。
俺が影となってから今まで決して合う事の無かった視線が絡み合い、噂にだけ聞いていた写輪眼は、その文様の奥に射抜くような激情を燃やしながら射抜くように俺の事を見ていた


・・・・中略・・・・・・
20150201表紙カラー350

<< 週7日制 | ホーム | ナルトオンリ―のお知らせ >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP