プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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Several square chocolate

少し遅刻しましたが、忍設定でバレンタインネタの話です。
話の中に出てくるチョコの元となったのはロフトで売っていた【デコチロル】です。
ちょっとバタバタしながら打ちこんでいた為誤字脱字等あるかと思いますが、後で修正します。
少し長めのうっすら甘い感じのお話です。

*2月16日ちょっとおかしかった箇所を書き直してますが、話の筋は特に変わってません。

良ければ追記よりお読みください・・・。


Several square chocolate

冷え込みが酷くなる夜更け、静かな室内で俺は一人受付の机に向かっていた。
元々今夜は受付の予定ではなかったのだが、本来担当だった同期に彼女が出来て「付き合って最初のバレンタインなんだ!明日の勤務と変わってくれ!」泣きつれかた。
まあ特に予定もないし、色々想うところのある人は今は任務で里にいないから(仮に里にいても、諸事情により特に何か伝える予定もないのだが)別にいいか・・・と思い当番を代わったのだった。
俺が今座っている机は窓際を背にしているからか、背後からしんしんと冷え込んでくる。

室内には暖房器具であるストーブが幾つかあるのだが、今は俺一人だからと節約のために今は一つを除き消してあった。
唯一柔らかな色を灯しながら辺りをほっこりと温めているそれは、今は誰もいない上忍の待機スペースにある。加湿を兼ねてその上に置いてある薬缶からはしゅんしゅんと白く湯気が立ち上っているのが見えた。
 そのまま視線をずらしてチラリと時計を見ると、もう日付も変わろうかと言う刻限で、そろそろ受付も片づけて始めても良い頃合いだ。
今日はバレンタインだからか皆早目に任務を終わらせて帰って来ていた。日帰り任務の忍びは全員帰還しているし、長期任務も今日辺り帰還予定の者もいないはずだから・・・そう思った俺は手を伸ばすと傍らにある処理済みの書類を束ね纏め始める。
これが終わったらストーブで少し暖まり、そのまま火を落としてしまおう。そう思って立ち上がりかけた時、受付の扉がカタリと音を立てて開いた。
 誰だろう?とそちらに顔を向けると、そこには部屋に入るなりまるで濡れた犬の様にプルプルと頭を振っている姿が見えた。

「すいません。まだ、受付て貰えますか?」

少し濡れた髪を掻き上げながらそう尋ねてきたその人の帰還予定までまだ少し間があるはずで、俺は思いがけない人の出現に思わずぼうっとしてしまったが、

「イルカ先生、どうかしましたか?」

 じっとこちらを見つめてくる視線から思わず目を逸らしながら、少し浮かせていた腰を下ろす。

「あ、すみません。勿論大丈夫ですよ。カカシさん、任務お疲れ様です。書類お預かりしますね。あの、濡れてますが雨でも降っているんですか?」

まさかカカシさんが今日帰還するとは思わなかった。
予定では何日か先の筈だった。
俺は今目の前にいる彼に対して、いつからか憧れとも、恋心とも取れる微かな思いを胸に抱いていた。
同性であるし、たまに一緒に出掛ける事が出来ればそれで十分だと思っていたが、今日帰還するとわかっていたら冗談めかして渡すチョコでも用意することが出来たかもしれない。
まあ、仮に用意していてもきっと渡せないだろうけどな・・・そう自虐めいた思いを浮かべつつ、書類を受け取ろうと手を差し出した。
その時微かに触れた指先の冷たさに驚いて顔を見上げると、少し困った様に頭を掻いてみせる。

「ああ、すみません。冷たかったですか?外はね、雨じゃなくて雪が降り出していますよ」
「雪ですか?確かに寒いとは思っていましたが」
「さっき降り始めたばかりですね。でもあの調子じゃ積もるんじゃないかなぁ」
「もし積もる様なら雪かきの任務が増えそうですね」
「そうなんですか?下忍の子供達が喜びそうな任務ですね」

カカシさんはそう話しながら、少し赤くなった指先同士を擦り合わせている。

「すいません、外が雪なら体も冷えてしまっていますよね。報告書に何か不備があれば声を掛けますから、どうかストーブのそばで暖まっていてください」

慌ててストーブを指し示すと「じゃあお言葉に甘えます」と彼は後頭部を掻きながらそちらに向かって行った。
 手元の書類に視線を落とすと、少し癖のあるカカシさんの字が紙面に踊っている。
何時もの様に特に不備は無いようでそのまま印を押し、記入欄をすべて埋めると、先程纏めた書類の束の一番上に乗せる。
受領書を持ってカカシさんの所へ向かうと、彼はソファに腰かけボンヤリとこちらを見ていた。

「カカシさん、お待たせしました。特に不備はありませんでした」
「こちらこそ遅くまでお疲れ様です。まさかイルカ先生がいるとは思いませんでしたよ」
「俺もまさか今日カカシさんが帰還するとは思いませんでしたよ。あ、少しは暖まりましたか?」
「お蔭様で暖まらせていただきました。でもやっぱりずっと外にいたせいか、芯から冷えていたみたいです。暖まっている筈なのにまだどこか寒い気がしますね」
 
そう言いながら自分の腕を擦っているカカシさんを見た時、ふとある事を思いついた。

「カカシさん、もう少しお時間大丈夫ですか?」
「え、ええ。この後は特に予定は無いですが」
「じゃあ、ちょっと待っていてください」

 そう声を掛けるとストーブの上の薬缶を持ち給湯室に向かう。薬缶を置くと、自分の鞄の中から忙しい時の非常食代わりに入れておいた板チョコを取り出した。
ちょっと荒っぽいやり方だがチョコの欠片を幾つか湯呑に入れてるともう一回り大きなマグカップに薬缶のお湯のお湯を注ぎ少し水を足して温度を調整する。
そしてそこに湯呑を置くと、その熱でチョコがゆっくりと溶けていくのが見えた。
チョコを完全に溶かすその間に、コーヒー用に常備しているミルクを軽くレンジにかけ、ひと肌より少し熱い位に温めた。
溶けたチョコの中に温まったミルクをゆっくりと少しずつ入れて混ぜると、カップの中で白と茶色が混ざっていくのが分かる。
むらなく綺麗に混ざったところで耐熱用の紙コップに移すと、カカシさんの所に向かった。

「お待たせしました。カカシさん、良かったらこれ飲んでください」
 
 そう言って紙コップを渡すと、立ち上る香りにカカシさんはクンと鼻を鳴らして嗅いでみせた。

「イルカ先生、これは?」
「ホットチョコもどき・・・ですかね。カカシさんはお余り甘いものはお好きではないでしょうが、疲れている時には糖分も取った方が良いですし、体の中から温まると思いますよ。良かったらどうぞ」
「ありがとうございます。いただきますね」
「俺はちょっと片付けがあるんで、良かったら飲んでいてください」
 カカシさんが口布をおろし、カップに口をつけたのを見届けるとそのまま給湯室へ戻り、洗い物などを済ませてしまう。

 片付けが終わり戻ると、カカシさんは何やらテーブルの上に広げてゴソゴソと何かをしている様だった。

「カカシさん、飲み終わりましたか?空いたカップを捨てちゃいますから貰えますか?」

 近付いて声を掛けると一瞬びくりと肩を震わせた後、こちらを振り返ってきた。
 ふと前のテーブルに視線を落とすと、彼の前には色とりどりの四角い何かが置いてあった。

「カカシさん、何ですかそれは?」
「これ、ですか?今回の任務先で見つけたんです。中身はチョコなんですよ。面白いでしょう」
「へえ、凝ってますね。ちょっと見ても良いですか?」
「どうぞ見てください」

 彼の向かいに腰を下ろすと、テーブルの上に広げられている四角い包みを手に取ってみる。

「これは凄いですね。アルファベット?マーク?随分と色々な種類があるんですね」
「ええ。バレンタインの限定で出ていたみたいです。木の葉には出荷が無かったそうなんですが、こういったのは女の子は好きそうですよね」
「サクラやイノなんて特に好きそうですよね。でも珍しいですね、カカシさん、がこんなの買うなんて。甘いモノあまり得意じゃないのに」
「いや~何かその場の雰囲気にのまれたというか、物珍しさに負けたいうか、ちょっといろいろ考えて」

言葉を濁しながら、カカシさんは頭をガシガシと掻いている。

「でもイルカ先生がここにいるとは思いませんでしたよ」
「ああ、同僚に彼女が出来たんで、急遽仕事を変わったんです。バレンタインだったし、カカシさんが里にいたらきっと大変だったと思いますよ」
「そんな事はないですよ。買いかぶりすぎです。今日だって結局誰にも貰っていませんから。ああ、でもイルカ先生に貰ったから、チョコを一つは貰いましたね」
「カカシさん俺が渡したこんなのを、数に入れちゃいけませんよ」
「・・・俺が貰って嬉しかったから良いんです。ホットチョコご馳走様でした、美味しかったです」

 そう言いながらどこか柔らかな視線で見つめられ、思わず視線を逸らしてしまう。
 カカシさんから時折向けられる、普段とは違った視線やどこか甘やかに耳に響く言葉に、自分はどこか特別なんじゃないかと時折勘違いしてしまいそうになる。
 そんな考えを振り払うかのようにわざとはしゃいだような声を上げてチョコを指差す。

「しかし、本当に色々な種類がありますね。へえ、ハートのマークまであるんですね」
「それぞれ一つずつ色も違うんですよ。ハートはそれでラブって読ませるみたいです。面白いですよね」
「木の葉でも売れば、きっと若い子にバカ売れでしたでしょうね」

アルファベットやマークなどが描かれた色とりどりのチョコを楽しげに眺めている俺を、カカシさんは目を細めてみていた。

「もし良ければ、イルカ先生にも幾つかお裾分けしますよ」
「え、いいんですか。嬉しいです」

思わぬ申し出に、思わず声を弾ませてしまう。

「ええ、これのお礼です。ちょっと待っていてくださいね」

カラの紙コップを軽く振って見せると、カカシさんは手元のチョコを幾つか選び出して俺に向かって差し出してきた。

「これは食べるのが勿体無いですね。カカシさんありがとうございます」

声を弾ませながらお礼を言い、ついでに空いた紙コップを受け取る。
手渡されたチョコを机の上に置いて振り向くと、カカシさんは残りのチョコを袋に入れ、ポーチにしまっている所だった。

「じゃあ、俺は帰ります。…イルカ先生。ホットチョコ、ありがとうございました。」
「こちらこそ、珍しい品をありがとうございます」
「いえ、元々イルカ先生に渡すつもりだったんで。ここで会えて良かったです」
「え、どういう意味ですか?」

思わず聞き返した俺の事を少し目を細めて見つめた後、カカシさんは何も答えずにそのまま去って行った。


カカシさんが姿を消した後、俺もストーブを消して後片付けを始めた。書類の類を一纏めにして所定の箱の中にしまうと、机の上にはさっきカカシさんに貰った色鮮やかな文字が描かれたチョコをのみとなった。
カバンの中にしまおうとしたそのチョコを何気なくくるりと裏返してみると、その右上の角に小さく書かれている数字が目に飛び込んできた。

「ん?四って書いてあるけど。これってどうみても印刷じゃなくて、手書きの文字…だよな」

そう呟きながら何と無く手元にある他のチョコも裏返してみると、皆同様に右上に小さい数字が書いてあり、良く見ると一つづつ違う数字が書かれていた。
そのまま何となく、一から五まで書かれた順に並べてみる。

「これはカカシさんの字だよな。何で数なんか書いているんだ?」

 報告書で見慣れた少し癖のある文字から、カカシさんが書いた字だと分かった。そう言えばさっきゴソゴソとしていたのは、ひょっとしたらこの数を書いていたのだろうか?
 他の人にもあげるのに数の確認でもしていたのだろうかと何気なく『二』と書かれたチョコを裏返してみる。
するとそこに現れたのは真っ赤なハートだった。そのままその隣の一番の数字の書かれたチョコをひっくり返す。
そこにはアルファベットで『 I 』と書かれていた。
さっき話していたハートマークの意味を思い出す。まさかと、自分の考えすぎではないか、きっとただの偶然だ。余計な期待をしてはいけないと思いつつ視線を横に動かし、チョコの数を数える。
その数と頭の中に浮かんだ文字を当て嵌めて、我ながらあらぬ期待をしてしまう。
恐る恐るハートマークのチョコの横にある、三の数字の書かれたチョコをひっくり返すとそこには『 Y 』の文字が現れた。
その文字を見た瞬間に思わずかちりと全身固まってしまい、驚きで眼を見開く。
段々と細かく震えてきた指先からなんとかチョコを放すと、その隣の四のチョコに手を伸ばすが、期待した文字では無かったらという想いと、期待するなという想いが交互に押し寄せひっくり返すのを躊躇ってしまう。
思い切って一番最後のチョコに手を伸ばす。きっと偶然だ、望んでいるアルファベットが出なくてもガッカリしてははいけないと自分に何度も言い聞かせる。
それでも後から後から溢れてくる期待を押しとどめるように、ギュッと眼を瞑りながらチョコをひっくり返えしそっと目を開く。 
・・・そこに書かれていたのは自分が想像していたのと同じ『 U 』の文字だった。
そんな筈はないと思いながらも手を伸ばし、勢いをつけ四と書かれた残りの一文字をひっくり返した。
 そこに現れたのは『 O 』の文字。
並べられた五つの文字を見た瞬間、膝から力が抜けた。
かくりとそのまま崩れ落ちそうになり、慌てて机に手をついて体勢を立て直す。
目の前に並んだチョコ達とその言葉が表す意味が色鮮やかに頭の中でぐるぐると回っている。
ふと我に返ると慌てて後ろにある窓を振り返ったが、そこにある窓は薬缶の湯気のせいでびっしりと結露が浮かんでおり、外の様子を何一つ伝えてはくれなかった。
 まだ小刻みに震える指先に力を込め、叩きつけるように窓を開けると細雪と共に風が吹き込み一瞬目の前が白く包まれた。
 頭を振りながら目を細め辺りを見回すと、いつの間にか雪は辺り一面に薄らと白く積もっている。
 見下ろしたその先には、等間隔でついた黒い足跡と白銀の雪に同化しまいそうな髪と見慣れたダークグリーンと黒の姿が見えた。

「・・・カカシさん!」

掠れ気味だったがそれでも彼を呼ぶ俺の声が届いたのか、カカシさんはくるりと振り向いた。
呼び止めたはいいけれども、名前以外の言葉が上手く出てこない。
頭の中ではまだ色鮮やかな文字たちがぐるぐると渦巻いているのに、その言葉たちのどれから伝えればいいのか、俺は最初に彼に告げる言葉を見つけられない。
黙ってしまった俺に向かってカカシさんは軽く手を振ってみせると、そのまま又背を向けて歩き出してしまった。
ゆっくりと歩き去るその姿を呆然と眺めていたが、顔に吹き付ける雪と風の冷たさでハッと我を取り戻した。
慌てて窓を閉めると、並べられていたチョコを丁寧に鞄の中にしまう。
吹き込んだ雪で濡れてしまった窓枠と床は、本来ならば掃除しなければいけないが今はそんな時間すら惜しい。
(自然に乾燥するだろうし、ある意味加湿になるから良いよな)と心の中で手を合わせると窓の鍵をかけ、鞄を肩に掛け部屋の中を見回す。
ストーブの火が消えているかを念の為にもう一度確認すると、部屋の電気を消して受付の鍵をかけた。
いつもは廊下を走るなと生徒達に注意する立場であるが、誰もいないし急いでいるからと心の中で言い訳しながら廊下を駆け抜ける。
外に出ると降り続く細雪で彼の足跡は消されつつあったが、薄らと残るその足跡をただ一心不乱に追いかけた。

バレンタインだからと、コーヒーでは無くてわざわざホットチョコを作ってそっと渡した俺。
気付かずに食べてしまう可能性だってあったのに、それでも数字を書いたチョコで伝わるか分からないメッセージをくれたカカシさん。
遠回しな表現過ぎる俺達二人

それって、俺達は物凄い似た者同士である意味お似合いって事じゃないんですか?なんて事を考えてしまい、走りながら思わず笑いがこみあげてくる。
 そんな俺の目に少し前をいる猫背気味の見慣れた姿が飛び込んできた。

「カ・・・っ・・さん・・・」

息が乱れて上手く声を掛ける事が出来ないが、気配に気づいたのか彼は立ち止り後ろを振り向いた。
全力で駆けて来る姿を驚いた様子で目を見開いて見つめているカカシさんに向かって、俺は手を伸ばす。
勢い余って上手く立ち止まれず、ぶつかるかのように倒れ込んできた俺を抱き止めると、カカシさんは戸惑ったような、焦ったような声で話しかけてきた。

「え、イルカ先生どうしたんですか⁈何か書類の不備でもありましたか?」

そんな彼の声を耳元で聞きながら、いまだ上手く整理しきれない脳内で何から伝えればいいのかを俺はもう一度一生懸命考え始めた。

ねえ、カカシさん。どこか嬉しそうだった貴方は、俺から渡したホットチョコの意味に気付いていたんですか?
ねえ、カカシさん。貴方は俺が貰ったチョコのメッセージに、いつか気付くと思っていたんですか?

カカシさんの肩に額を付けたまま、何度か深呼吸して息を整えると、俺は勢いよく顔を上げた。
一体何事かと俺の事をじっと見つめているその濃紺の眼を、俺も今度は視線を逸らさずにじっと見つめ返す。

さあ、何から伝えよう?
伝えたい事がありすぎて何から話せばいいのか迷ってしまう。
でもきっと俺の勘違いでなければ、これから先二人の間の時間は無限に広がっているはずだから、時間が足りないという事は無いだろう。

俺をじっと見つめ続ける彼の眼に、どこか期待するような彩が浮かんできたのが見えた。
ああ、俺達はきっと大丈夫だ。
嬉しくなって思わず目を細め笑いかけると、呟く様に囁いた。

「カカシさん、俺ね・・・」

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