プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

カウンター

キリ番はしばらくお休み中です

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

No smoking and kiss

忍び設定で、居酒屋で交わした会話がきっかけで、勢いでキスする二人の短い話です。
お互いに良い友人位の関係が、ちょっとしたことがきっかけで関係が変わっていくような話も個人的に大好きです。
とあるフォロワーさんが禁煙なさると話をされていた時に、交わした会話の中から出たネタで、そのお方が禁煙に成功なさったら、イルカ先生視点の話か、その後の話をチラリと書くかもしれません(笑)
・・・多分その後の話は確実にR18ですね。
良くある話かもしれませんが、良ければ追記よりお読みください・・・。

No smoking and kiss

「すいませんカカシさん。座敷は禁煙席しか空いてないそうなんですが、どうします?喫煙席が空くまで、ちょっと待ちますか」

週末で混みあう飲み屋の店先で、『ちょっと待っていてくださいね』と縄暖簾を潜って店の人に混雑状況を訊ねてくれていたイルカ先生は、俺の方に体を捻りこちらを向くと、少し眉を寄せ申し訳なさそうにそう話してきた。

「あー、別にいいですよ。飲むと何となく吸いたくなるだけで、普段から物凄く吸っている訳じゃないですから」

俺が顔の前で手を振って気にしないことを示すと、イルカ先生は軽く頷いて、中へと入って行く。
喫煙席が空いていないのは残念だが、口寂しい時や飲んでいる時に無性に吸いたくなるだけで、常に吸っている訳では無い。
どうしても吸いたくなったら外に出ればいいだろうし、少し位は我慢するかと思い、店の人に席を案内されている彼に続いて俺も縄暖簾を潜った。

     *****


 二人だからと小ぢんまりした座敷に通され、取り留めのない話をしながら酒を酌み交わす。
 何度も呼ぶのが面倒だから、と多めに持って来て貰ったお銚子が全てカラになる頃にはお互いに良い感じに酔いも回って来ていた。
 何となく腰のポーチに手を伸ばし煙草を出そうとしたが、卓上に置かれたマークを見て、ここは禁煙席であるのを酔いが回った頭でぼんやりと思い出す。
 行き場の無くなった手を誤魔化すかのようにして頭を掻いていると、やはり酔いが回って赤い顔をしたイルカ先生が、じっとこちらの顔を覗きこんできた。

「カカシさん。・・・今タバコ出そうとしたでしょ?」
「・・・ばれました?」

 苦笑いしながらそう言うと、いたずらっ子の様ににんまりと笑ってみせた。

「俺も前に吸っていたから、何となく分かります。飲んでまったりしている時って、妙に一服したくなるんですよね。でもここもそうですが、最近は飯屋や居酒屋でも禁煙席のある場所が増えましたよね。カカシさんも肩身が狭いんじゃないんですか?」
「でも、イルカ先生と出かける時は、さっきみたく先に聞いてくれるでしょ?あれでずいぶんと助かっているんですよ。・・・って言うか、イルカ先生も煙草吸っていたの?俺、一回も見た事が無いですよ」

 ちょっと意外な言葉に目を見張ると、彼は軽く頷いて見せた。

「吸っていたのはもうずいぶんと前ですよ。俺の場合は、三代目の吸い方に憧れていて、タバコが吸える年齢になったら吸うんだ。って子供の頃から決めていたんですよね」
「きっかけは三代目ですか?なんか意外ですね」
「俺は九尾の後とか色々とお世話になっていて、近くにいる事が多かったんです。あの方って、物凄く旨そうに煙管を燻らせていたじゃないですか。フーッて満足げに煙を吐き出して、その煙の行方を見送って。子供心にそんなにうまいモノなのかと憧れてたんです」
「ああ、確かに。三代目は本当に旨そうに吸ってましたよね。じゃあひょっとして、イルカ先生は煙管を使っていたの」
「まさか!流石にそれは無いです。普通に煙草を吸ってました。最初はこんなに不味いモノだったのかとショックでした。でも何となく吸い続けてましたが、もう随分と前に止めて今はもう吸ってませんよ」
「えー、良く禁煙できましたね。俺は普段は良いんですが、時折何となく口寂しくなって吸っちゃうんですよね。これって強い切っ掛けがないと、止めるのは難しいかもしれません」
「最初は俺もそうでしたよ。でも、やっぱり煙草は金がかかりますし、それに匂いを嫌がられたんで、ちょっと頑張って止めてみました」
「気を付けているつもりだけど俺も匂うのかな。ん、嫌がられたって誰にですか?」
 
 自分の腕に顔を近づけ匂いを嗅ぐ振りをすると、彼も随分と酔っているのかケタケタと笑って俺に顔を近づけてきた。

「俺もそうでしたけど、吸っている本人って自分の匂いに気付かないんですよ。でも吸わない人からすると、やっぱりどこか匂いが残っているみたいです。カカシさんはどうですかね」

 そう言いながら俺の事をクンクンと嗅いでみせる。

「どうです?匂いますか」
「今はそんなに匂いませんね。でも吸っていると、どんなに洗濯しても匂いはどうしても染みつきますよね。そう言えば、俺も昔聞いたんですが、吸っている人が吸っていない人とキスすると、その人が煙草を吸っているかどうかはすぐにわかるらしいです」
「ひょっとして・・・イルカ先生ってば、それで禁煙した人だったりするの?」
「・・・あ、バレました?昔付き合っていた人に言われたんですが、煙草を吸っているとキスした時に吸っていない人と違って独特の味がするらしいです。煙草が苦手な人はそれもダメみたいですよ」

 俺に顔を近づけたまま、内緒話をするように、声を潜めてそう囁かれる。

「イルカ先生にしちゃ珍しく艶っぽい話ですね」
「普段は浮いた話が無くてすいませんね。そりゃあ昔でしたが、俺にだって艶っぽい話の一つや二つありますよ。まあ、他の誰かと比べられていた時点でその子は俺と他の人の二股かけていて、俺はすぐに振られましたけどね」
「ふうん、何か色々と意外ですね」
「随分と昔の話で、相手の顔ももうぼんやりとしか覚えていませんが、禁煙するきっかけになった事には今でも感謝してますよ。あ、でもこの話は生徒達には内緒でお願いしますね」 

 シーッと言いながら口の前に人差し指を立てて、目を細め意味ありげに笑ってみせられる。
 普段は見る事のないそんな彼の仕草に少しドキリとしたと同時に、なぜか俺の中には何となくモヤモヤとしたものが残った。

     *****


会計を済ませ外に出ると、春先とはいえ夜は冷え込んでいて、その気温差で二人ともブルリと小さく身を震わせた。

「あ、カカシさん。外に出ましたし、折角ですから一服していきますか?」

 俺の事を見ながら煙草を吸う真似をされるが、そんな姿を見ているうちに、何となくさっきのもやもやとしたモノが浮き上がってきた。

「今はそうでもないんで大丈夫です。思ったより寒いですから、早く帰りましょう」

 そう言うと彼も軽く頷き、俺のすぐ横を歩きはじめる。
 酔ってどこかご機嫌そうな彼の横顔を横目で見ていたが、何となくさっきから胸の辺りにあるモヤモヤしたモノを吐き出したくて、さっきの話を蒸し返してみた。

「さっきのイルカ先生の話なんですけど。煙草の味って、そんなに口の中に残っているもんなんですかね」
「俺はそんな風に言われましたが、どうなんでしょうね?俺自身、自分が吸わなくなってから、煙草を吸う相手とキスした事が無いんで何とも言えないです。むしろカカシさんの方が良く知っているんじゃないんですか?」
「ああ。申し訳ないですが、俺は基本キスはあまりしないので、それは分からないですね」
「へっ?」

 少しおどけながら肩を竦めてそう言うと、イルカ先生は足を止め目を丸くして俺の事を見てきたから、俺も歩みを止め彼の顔を見る。

「ほら、俺はずっと外での任務やらなんやらやっていたでしょ。そんな中で迫られた事が無いとは言いませんが、万が一キスして舌を差し入れて、噛み切られたりしちゃ大変でしょ?それに相手が口腔内で薬を溶かして自白剤やら催淫剤やら飲まされたりとか、下手したら相打ち覚悟で毒を口移しされて暗殺されたりとか・・・。小さい時からそう言ったあまり愉快じゃない事柄を数多く見ているせいか、どうもキスする気にはなれなくてねえ」
「・・・はあ。上忍の方も・・・色々と大変なんですねえ」

ポツリと呟くと、イルカ先生はため息を一つ吐く。

「そうですねえ、そう言った意味ではイルカ先生の方が俺より経験豊富な先輩かも知れませんよ。あ、俺イルカ先生が相手ならキスできるかも!」

 にやりと笑って俺がそう言うと、赤くして、ブンブンと首を振って見せた。

「いやいやいや、何言っているんですか!俺じゃなくても、カカシさんなら幾らでも相手がいるでしょうが!その人たちにしてくださいよ」
「いや~くの一とかは催淫剤とかしこまれそうで怖いですよ。その点イルカ先生なら、十分に信用できます。それにイルカ先生も煙草を吸っている人とするキスがどんなか体験出来て、お互いに一石二鳥じゃないですか」
「はあっ、体験って⁈カカシさん、酔っているでしょ!自分の言っている事分かっていますか?」
「勿論分かってますよ~。俺は知識はありますが、経験が伴ってないんです。イルカ先生は俺よりも経験がある分、先生として俺に教えて下さいよ」
「あのねえ、カカシさん。キスの経験が自分よりもあるからって、先生として教えるとか、何処かのアダルトビデオじゃないんですから」

 彼は俺の言葉に顔を彼は眉根を寄せて、苦虫を噛み潰したような顔をしてみせた。
 でも、イルカ先生は押しに弱い。他の人を相手にしている時はどうなのかはわからないが、俺と二人の時はちょっと強請るような感じに頼むと、大概の事なら叶えてくれると俺は経験上良く知っている
 俺は更にもう一押しとばかりにこてんと首をかしげ、ワザと子供の様にあどけなく笑いながら言ってみる。

「良いじゃないですか。二人とも酔ってますし、酔った勢いで経験してみても良いんじゃないんですか。イルカ先生も、自分が昔嫌がられたのはどんなだったか、ちょっと興味があるんじゃないんですか?人気もないですし、一度位良いじゃないですか」

  確かに最初は酔った勢いでふざけて言っていたし、彼が本気で怒れば勿論辞めるつもりだった。
 でも俺を見つめながら、酒のせいか少し潤んだ目で、何と返事をすればいいのか躊躇うように小さく口唇が戦慄いている彼を見ていたら、プツンとどこかで音がした気がしてた後、自然と体が動いていた。
 フッと軽く息を吐くと顔を傾け、イルカ先生の顔に近付ける。手は二人とも体の脇に下ろしたままで、頬を押さえている訳では無いから避けられるかと思ったが、潤んだ目を更に見開きじっと俺の事を見ていた。
 
 唇より早く軽く触れたお互いの鼻先はいつの間にか冷え切っていた。

 そのまま軽く傾け唇を重ね、乾いている唇を自分の唇で軽く挟み込むように噛むと、イルカ先生の体がピクリと大きく震えたのが分かったが、逃げる事は無かった。
 その乾いた唇を無理にでもこじ開け、舌を差し込み位尽くす様にキスしたいと思ったが、イルカ先生のゴクリとつばを飲み込む音が引き金になったかのように、パッと顔を離された

「どうでした。煙草の味はしましたか?」

 じっと目を見つめながらそう問うと、何度か口をはくはくとさせた後、視線を逸らしながらそっと呟いてきた。

「あ・・・すみません。良く・・・分からなかったです」

 そりゃあそうだろう。
舌を差し込んで口腔内を貪った訳ではなく、軽く唇を付けただけだ。
あんな軽いキスでは、俺の口腔内に染み付いているかもしれない煙草の味なんてわかりはしないだろう。
 俺に軽く噛まれたのが気になるのか、しきりに唇に舌を這わせている仕草が妙に艶めかしく見え、今度は俺がゴクリと唾を飲み込む。

「じゃあ・・・もう一回してみましょうか」

にっこりと笑みを浮かべながらそう言うと、彼の返事を待たずに後頭部に手を伸ばす。
『ふえっ?』と言うどこか間抜けな声が聞こえた気もするが、気にせずにグイッと頭を引き寄せた。

何度も舐めていたせいか、今度はしっとりした感触の彼の唇に自分の唇を重ねると、角度を変えながら軽く後頭部に力を込め空いている手を腰に回す。
驚いた形のまま、薄く開いていた口の隙間からそっと舌を忍び込こませると、冷えた唇とは対照的にその中は熱かった。
歯列の境目を何度かなぞっていると、イルカ先生の体から少し力が抜けたのが分かった。
そのままあやす様に軽く腰を撫でていると、おずおずと俺の舌に自分の舌を絡ましてきたの同時に、ぎゅっと腰の辺りで何か握りしめられるような感触がした。
視線を落とすと、彼の手が躊躇いがちに俺のベストの裾を握りしめているのが見えた。
そんなぎこちない仕草に思わずムラッとして、更に強く腰を引き寄せる。
更に顔を少し傾け唇が当たる角度を変えると、今まで触れ合っていなかった個所はヒンヤリとしていて心地が良いが口の中は溶けそうな位熱い。
そんな事を何度か繰り返していると上手く呼吸が出来なくて息苦しくなってきたのか、肩をひくひくと震わせ始めた。

 これ以上は不味いかと思い、ようやく後頭部を押さえていた手と緩め、それと同時に腰に回していた手を解く。
彼は俺のベストの裾を掴んでいた手をゆっくりと離した後、肩で大きく息をしながら今度は口の端から零れた唾液を親指で拭った。

「・・・今度はどうですか。煙草の味はしましたか?」
「あの・・・その・・・どちらかと言えば、煙草と言うより酒の味の方が強くて・・・」
「あ~確かにそれは仕方ないですよ。お互い随分と飲んでましたからね」

 彼は俺と視線を合わせないように斜め下を見ながら返事を返してくる。
 ずっとふれあっていた唇が気になるらしく、そのまま親指で下唇を何度もなぞっているが、むしろそんな仕草が妙に色っぽくて背筋を快感に近い悪寒が走る。

「もう一度してみますか?今度はちゃんと煙草の味がするかもしれませんよ」
「いやあ、もう十分です。カカシさん経験ないとか言いますが、お上手じゃないですか。・・・酔っていたとはいえ、お互い冗談が過ぎましたね」
「・・・じゃあ今度は酔ってない時にしてみましょうか?」
「また、そんな事を言って。カカシさん、珍しく今日は飲み過ぎたんじゃないですか?」

 イルカ先生はぎこちなく笑いながら、恐らく俺とのキスを酔った上の冗談で済ませようとしていた。
 そんな彼の声は、お互い呼吸が乱れる程深くキスしていたせいなのか、どこか甘く掠れている。

「何時もと同じ位しか呑んでいないですよ。それに今のままでは、イルカ先生はタバコを吸っている時はどんななのかが分からないじゃないですか」
「それもそうですけど・・・でも・・・」
「じゃあイルカ先生。今度は、二人とも飲んでいない時にキスしましょうか?」
「・・・そんな事言って。明日になったら、二人とも何があったかすっかり忘れているかもしれないですよ」
 
 ハハハと笑いながら誤魔化すかのように鼻傷を掻いているイルカ先生は、相変わらず俺と目を合わせようとしない。

「ああ、しかしそろそろ帰らないといけないですね。イルカ先生明日は仕事があるんでしたっけ?」
「あ、俺は明日は休みです。カカシさんは?」
「俺も休みなんですよ。二人とも休みなら、少し飲めばよかったですかねえ」
「これ以上飲んだら、きっと大変ですよ」
「・・・どんな風にですか?」
「さあ、どんなふうにでしょうね?どちらにしても今日は結構飲みましたし、明日になったら・・・二人とも飲んだ後の事をすっかり忘れているかもしれませんよ」

 平静を装いながらそう返してくるイルカ先生だが、その耳元はまだ紅に染まったままだった。

 ・・・ヤバい。男とか今まで興味が無かったけど、この人は別かも。
 なんかキスする辺りから妙に色気が出たって言うか、そそられるって言うか、見ていてムラムラしてきた。

「さ、カカシさん。ボーッとしていても体が冷えるだけですよ。いい加減帰りましょう」
「・・・ねえイルカ先生、本当にさっきの約束覚えてますか?酔っていたって言って忘れないでくださいよ」
「さあ、どうでしょうね」

 さっきの俺の様に肩を竦め俺の言葉をそう躱すと、何かを誤魔化すかのように、一人でスタスタと先を歩いて行ってしまう。

少し先を行く左右に揺れる髪を見つめながら(あー、もっと声が枯れる位までめちゃくちゃにキスしたりそれ以上の事をしたら、この人はどんな顔で俺の事見るんだろう。髪とか解いた所も見たいよな。本当に家に連れ込みたいけど、どうすればいいかなあ)と俺は心の中で必死に考えていた。


<< 雑記とかイベント予定とか | ホーム | 夢十夜 第三夜 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。