プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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イルカ先生って何で出来てる?

マザーグースの「男の子って何で出来ている」からふと思いついた小話で、忍び設定のちょっとした話です。
マザーグースは面白いですよね。私の好きな作家様も良くモチーフにして書かれてました。
今までこの歌は男の子と女の子までしか知らなかったのですが、男の人と女の人まであると言うのを今回初めて知りました。
次回はおそらく禁煙話の続きか、ツイッターで盛り上がった他の漫画とのWパロの話の予定ですが、Wパロに一人萌えているのでそちらになるかと思います。

良ければ追記よりお読みください。






イルカ先生って何で出来ている?

  男の子って何で出来ているの?
 カエルとカタツムリと
 それから仔犬のシッポ
 男の子ってそんなもので出来ているよ

 女の子って何で出来てるの?
  砂糖やスパイス
 そして素敵な事
 女の子ってそんなもので出来ているよ

 若葉眩しいアカデミーの校庭を、数人の子供達がじゃれ合いながら口々に歌いながら、門に向かっている。
その少し後ろを、髪を高い位置で一つに結わえた鼻を横切る傷のある中忍が子供達の様子に眼を細めながら、ゆっくりと歩いている。
歌いながら一番前を歩いていたどこかやんちゃそうな男の子はくるりと横を向くと、側にいた女の子にニヤリと笑いながら話しかけた。

「砂糖やスパイスって言うけどさ、お前達がそんな良いモノできているとは俺は思えないな~」

 ニヤニヤしながら話しかけられ、ちょっとムッとした顔をしたその女の子はフンと鼻を一つ鳴ならすと、ツンと澄ましながら彼に向かって話し出した。

「あーあ、駄目ねえ。アンタは女の子の事なんて、何もわかってないんだから。まあアンタ達がカエルやカタツムリで出来ているって言うのは、まあまあ当たっているとは思うけどね」
「何だと!」
「そっちこそ何よ!」
「なんだよ、いきなり。二人ともどうしたんだよ?」
「ちょっと、二人ともやめなさいよ」

そんな二人のに対して周りの子供達は、おろおろしたり静止の言葉を掛けたが、でもどこか面白そうな様子で見守っている。

「二人とも何を揉めてるんだ?」

そんな時、後ろから落ち着いた声が掛けられ、皆で一斉に振り向いた。
眉根を少し寄せた中忍は苦笑しながら二人の事を眺めている。

「お前達は一体何をやっているんだ。喧嘩はいけないってアカデミーでいつも教えているだろうが」
「あ、イルカ先生。でも・・・」
「でもイルカ先生、だってこいつが」
「ちょっと、こいつがって何よ、人のせいにしないで。もとはと言えば、アンタが言ってきたんでしょ?」

 睨みあって一触即発と言った二人の頭を、イルカ先生と呼ばれた中忍は手にした名簿でコンコンと小気味いい音を立てて軽く小突いた。

「良いか、お前達。『売り言葉に買い言葉』って言うだろう?喧嘩を売る方も売る方だが、買う方も買う方だ。と言う訳でこの喧嘩も両成敗。この事はこれでお終い。ほら皆も早く帰りなさい」

 はーいと口にしながら子供達は門に向かって歩いて行く。
  だが軽くだが名簿で小突かれた事にどこか納得のいかない二人は、立ち止まったままどこか不機嫌そうな顔で少し離れたイルカの背を見つめていた。
 他の子供達が楽しげに又歌い始めたのを聞いた男の子の方が、ふと良い事を思いついたと言った感じの顔で女の子に近付き、何やらこそこそと話し出し、最初は不機嫌そうな顔で耳を傾けていた女の子も話が進むにつれパッと明るい顔になった。
 先程までの険悪な雰囲気が嘘のように額を付き合わせて話し合った後、くすくすと笑いあうと、パッと駆け出しイルカの前へとまわりこんだ。
 きょとんとしているイルカの顔を見上げると「せーのっ!」と言った後で声を揃えて歌いだした。

イルカ先生って何で出来ているの?
一楽のラーメンと僕達と
あとは怒ったり笑ったりした顔と
イルカ先生はそんなもので出来ているよ

 それを聞いた周りの子供達は最初不思議そうな顔をして聞いていたが、次第に面白そうな顔になるとイルカの事を取り囲み次々と真似をしだした。

「こら、お前達!何歌ってんだ」
「イルカ先生が怒った~」
「だって本当の事じゃないか~」

イルカがわざとらしく怒って見せると、子供達は口々に囃し立てながら、わっと勢いよく門に向かい走りだす。

「センセ~バイバイ」
「イルカ先生~幾ら好きだからって、ラーメン食べすぎ注意だよ」

そのままきゃいきゃいと騒ぎながら、子供達は一塊になって門を抜け掛けて行く。

「お前たち気を付けて帰れよ」

 苦笑しながら声を掛けるイルカに子供達は形ばかり手を振り楽しげに走り去る。その姿を見送っていたイルカだったが、姿が見えなくなり声も届かなくなった頃、その肩口にぽそりと何かが乗せられた。

「何ですか、今の歌は。随分と面白い歌ですね」
「そうですね、古い童話やら継承歌に節を付けたモノなんですが、テンポが良いから歌いやすいのか、一曲教えたらすっかり気に入ってしまったようで」
「でもさ、あの子達は何にも分かってないねえ~上手い事歌ったつもりだろうけど、イルカ先生は一楽のラーメンとかじゃなくて、俺からの愛情と俺への愛情でできているのに」
「子供達がそんなこと知る訳がないでしょうが。・・・ところでカカシさん、まずは何か言う事がありませんか」

 自分の肩口に顎を乗せたまま話し続けるカカシのおでこの辺りを、イルカは手にしていた名簿でコツンと一つ小突くと、カカシは思い出したかのようにようやくその言葉を口にする。

「あ~ただ今戻りました。すいません今回は思ったよりもちょっと時間が掛かっちゃって。俺が居なくて寂しかったですか?」
「御無事で何よりです。貴方が無事に帰還されて勿論嬉しいです。でもねえ、カカシさん。俺に言う事が他にもあるんじゃないですか?ちゃんとわかっているんですよ」

 その言葉を聞くとカカシはイルカの肩からゆっくりと外し、どこか極まりが悪そうな顔であーとかうーとか唸りながら、後頭部をガシガシと掻いている
 そんなカカシの顔をイルカは振り向いて軽く睨みつけている。

「その、隠していた訳じゃないんですけど」
「ないんですけど。はい、その続きは何ですか?」
「えっとですね、今回は大名の護衛って言いましたが、正確に言えば大名の姫の護衛でした」
「それだけじゃないですよね」

 不機嫌そうな声でそう問うイルカに、カカシはぼそぼそと気まずそうに話を続ける。

「その・・・前も護衛任務で就いた事があるんですが、どうもその姫が俺の事を気に入ってくれているらしいんですね。疾しい事は無いし隠すつもりは無かったんですが、その、向こうが余りにも熱心に言い寄って来るのもあって、どうもイルカ先生には言いにくくて。勿論今回でしっかりと断りましたが、その後ごねられて帰還が遅くなってしまって・・・」
 「あのねえカカシさん。何も疾しい事が無いとしても、隠された事で変に心配したりするじゃないですか。Sランクの任務でない限り、俺が受付に入って何かの拍子に依頼書を見れば一発でバレますよ」
「それは判ってます。でも最近イルカ先生はアカデミーが忙しそうだし、受付にもあまり入ってなかったから・・・。勿論帰ってきたらちゃんと話すつもりだったんですよ」
「カカシさん、言い訳がましいですよ」
「すいません、余計な心配させてしまって。今度から気を付けます」
 
 すっかり肩を丸めて小さくなってしまったカカシにイルカはわざとらしくため息を吐いて見せた。

「勿論気になりますが、それでも俺は貴方を事は信用しています。でもね、本人の口からきくのと余所から情報が入って来るのでは、気になる度合いが全然違うんですよ。・・・お願いですから、俺にあまり余計な心配させないで下さい。そんな事をされて、カカシさんの言う愛情って一気に減って無くなりましたよ」

 どこか拗ねたようにそう話すイルカに、カカシの顔がスッと青ざめた。

「ねえ、イルカ先生。今の言葉は本当?行く前に俺が先生が半泣きで「カカシさん、もう無理です」って言う位に愛情補充していったのに、もう無くなっちゃったんですか?」

 心配そうな顔でそう聞いてくるカカシの言葉にその時の事を思い出したのか、若干顔を赤らめたイルカはもう一度コツリと名簿の角で軽く小突いた後、どこか少し甘くなった声で囁いた。

「まだ大丈夫ですが、今にも無くなりそうですよ。カカシさんの愛情が無くなる前に帰って来てくれてよかったですし、無くなった分は帰ったら改めて俺に愛情の補充してくれるんでしょう?」

 その言葉を聞いた途端嬉しそうにカカシはイルカに飛びついてくる。いつもであればこんな時に拳骨の一つもくらって引き離されるのだが逆にトントンと背中をあやす様に叩かれ、今度は甘えるようにイルカの首筋にすりすりと鼻筋を擦りつけてくる。

「勿論です。帰ったら嫌って言う程に俺を補充させて貰いますし、俺にもイルカ先生を補充させてください。ところで明日は仕事ですか?」
「カカシさんはタイミングのいい人ですよね。明日は休みですが、久しぶりの休みでしたい事もいっぱいあるんで、愛情の補充はお手柔らかにお願いしますね」
「それって俺よりも大事な事なの?」

カカシが首筋に口を当ててそう言うから、イルカは少し擽ったそうにくすくす笑いながら返事をする。

「ねえ、カカシさん。俺にとってカカシさんより大事な事ってあると思います?」
「ねえ、さっきから思ったんだけど、イルカ先生ちょっと甘えてる?」

 カカシのその言葉を聞いたイルカは軽く辺りを見回した。辺りに人気が無い事を確認すると、名簿を持っていない方の手でカカシの口布をするりと下す。
 そのまま少し首を傾けると、何か感づいたのか嬉しそうに腰に手を回してきたカカシにそっと囁く。 

「言ったでしょ?貴方に久しぶりに会えて、俺も嬉しいんです。・・・そうですね、少なくとも今ここでカカシさんからの愛情を少し補給させて貰っちゃおうかと思う位には嬉しくて浮かれてますよ」

 イルカはそう話しながら自分の顔を隠す様に手にした名簿を顔の前に持ってくるから、カカシも嬉しそうに目を細めた後で、心得たとばかりにイルカに顔を近づける。

そして・・・そこから先は、久しぶりに逢えた二人だけのお楽しみ。

 イルカ先生は何で出来てるの?
 カカシさんからの愛と、カカシさんへの愛と
 それからあとは二人だけの秘密
 イルカ先生はそんなもので出来てるよ


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