プロフィール

とめきち

Author:とめきち
2013年夏カカイルにはまった新米カカイラーです。
煩悩のまま駄文を書き散らしております。

ギャグとシリアスが混沌としております。
闇鍋みたいなサイトです。

本人は読むのは雑食です。
書くのはカカイルメインでちょっこっと捧げ物でライアオ書いてます。
こちらはカカイルサイトなのでそちらはUPしてません。

溺愛するポケモンはラプラスと使いやすさでコバルオン。
お稲荷さんと聞くと変態仮面が真っ先に思い浮かびます。
意外と手先が器用です。

基本的にギャグのカカシ先生はイルカ先生の話をキチンと聞いてませんし変態です。
イルカ先生は基本ツッコミです。

現パロのリゾートシリーズは基本カカイルですが色々なキャラが出てます。
っていうか最近そっちがメインな気もします・・・。

高校生シリーズは一旦完結しましたがたまに番外編で出てきてます。

リンクフリーです。
報告とかしてもらっちゃったら即効お邪魔します。
相互とかさせていただいちゃったりしたら喜んで話の一本でも書かせていただいて手土産にお邪魔いたします(笑)

ではへっぽこで珍妙で拙い文ではありますが宜しければお楽しみいただければ幸いです。

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キリ番はしばらくお休み中です

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イベント参加のお知らせ

こんにちは、御無沙汰しております。
明日開催されます「畑の幸 海の幸2」に合同サークル「もふもふ会」として参加させていただきます。
当日は純ちゃんと私がスペースにおります。
イベントのもふもふ会としての頒布物は下の画像をクリックしていただく見る事が出来ます。
芋酒735様の既刊もお預かりしております。
今回は購入いただきました方には数量限定ですがノベルティもご用意しております
私個人は新刊「夢十夜」(新書版/106P/¥500 オンデマンド)が今日届くはずなのですが、まだ届いておりません・・・。
間に合うことを祈ってます
追記には私の頒布物の詳しい内容を書かせていただきますので、良ければ追記よりお読みくださいませ・・・。




新刊
夢十夜 新書版 106P \500 全年齢
収録作品
夢の前 (書下ろし)
夢十夜 一夜目 【狭間の市】タイトルをクリックすると該当のページに移動できます
夢十夜 二夜目 【闇の箱】タイトルをクリックすると該当のページに移動できます
夢十夜 三夜目 白い図書館タイトルをクリックすると該当のページに移動できます
夢十夜 四夜目 きつねの嫁入りタイトルをクリックすると該当のページに移動できます
夢十夜 五夜目 宝物(書下ろしです) 
夢十夜 六夜目 夢から醒めぬ夢(サイト掲載時はThe nightmare which does not finish と言うタイトルでした)タイトルをクリックすると該当のページに移動できます
夢十夜 七夜目 隙間 (書下ろし。こちらのみモブ視点で話が進みます)
夢十夜 八夜目 世界の果て(書下ろし)
夢十夜 九夜目 鎖(サイト掲載時はMalice and a chainと言うタイトルでした)タイトルをクリックすると該当のページに移動できます
夢十夜 十夜目 箪笥 (書下ろし)
夢の後 (書下ろし)
となっております。
バッドエンドはありませんが、薄暗い話や、死?と言うか最後を匂わせるような発言をしている話もありますが、他の人と付き合っているような話や別れ話等はありません。
終わり方に変わりはありませんが、全体的に加筆修正しています。
下に少しだけサンプルを載せてます。

既刊
縛/A5/32P/¥300 R18 2015.09.20
昔のとある出来事がきっかけで「縛る」と言う行為に興味を持ち隠れた趣味としているカカシ。
ある日、イルカは偶然の出来事が重なってカカシのその趣味を知る事になったのだが・・・。
話の流れから自分の髪紐で指を縛られ、カカシの手で射精させられてしまう。
その後人を殺めたあとの興奮を縄を仕上げて行く事で落ち着くと話すカカシに戸惑うイルカだが、詳しく知りたければ「イルカの事を戴くと言われて・・・。
本番シーンはありませんが、自慰行為等の描写があるためR18とさせていただきます。

ウサギのカカシとモルモットのイルカの話/A5/36P/¥300
サイトに掲載した4話に加筆修正し、「モルモットのイルカの最初の話」「ウサギのカカシがモルモットのイルカと出会った話」を書き下ろしています。
*カカシがウサギ、イルカがモルモットです*
ほのぼのとした話です。


個人的に「白の図書館」が好きで、表紙もそれにちなんだものにしたかったのですが、色々あって没になりました・・・。
ちなみに最初はこちらで作るつもりでした。
夢十夜表紙決定
結局印刷所さんから連絡があって、使えないとの事だったので慌てて作ったのがこちらです。
夢十夜表紙kannsei

以下は新刊のサンプルです。
五夜目 宝物


  こんな夢を見た


 ・・・やっと・・・やっと里に着いた・・・。
 カカシは後ろを振り向き今度こそ誰も追いかけてこないことを確認すると、走る速度を少し遅めた。
 カカシは木の葉の里の忍びだ。表向きは優秀さとその美麗さで里を代表する忍びであるが、その裏では高額で暗殺業務を請け負う里の後ろ暗い部分を一手に引き受けている。
 小さな頃からその仕事をしてきて、草をむしるのと変わらない感覚でカカシは人を殺す。ただ時々何の感情も持たなくなってしまっている自分が、何の価値もない人のなりそこないじゃないのかと思えてしんどくなってくる。外見目当て、金目当て、名声に引かれた奴らがカカシの周りに集まって来るが、こんななりそこないのどこが良いんだと相手にしない。時折苦しくなった時は、いっそのこと誰か敵が殺してくれないかとも思うが、優秀な忍びの為、攻撃されると反射的に応戦してしまい、今日も元気に戦っている。
今回は少してこずったが、無事に任務をこなす事が出来た。ただ里の近くで待ち伏せしていた刺客が放ったクナイに何か塗られていたらしく、気付いた時には体に泥が詰まっているかのように重かった。今の自分の状態からすると恐らく強力な眠り薬だろうし、種類によっては命にかかわるものもある。早く解毒しなければいけないのだが猛烈な眠気に襲われてしまった。だが、カカシのすぐ目の前にある森は木の葉の里の領地だ。下手な場所で解毒作業するより、簡易ではあるが木の葉の森の結界内で作業した方がまだ安全だろうと、眠気で上手く働かなくなってきた頭で何とかカカシは考えたが、想像以上に回りが早かったらしい。
(ひょっとしたら今回こそ死ねるかな?)そんな事を頭の片隅で思いつつ、半ば転げる様に木の葉の森の結界内に入った途端、カカシはふつりと意識を失った。

     *****

 カカシが深い眠りの底にいると、不意に誰かに体を揺すられた。
 うるさい、いい気分で寝ているんだ。俺の事は放っておいてくれ。
 心地よい眠りの世界にいるカカシはそのまま無視することに決めたが、暫くすると又優しく体を揺すられる。
 誰だか知らないが、良いからまだ寝かせてくれ。
 それに気づかない振りを決め込むが更に強く揺さぶられ、カカシは段々とイライラしてきた。
いいから、俺にかまうな、放っておけ!
苛立つカカシの様子に気付いていないのか、揺さぶって来た相手は今度は声を掛けてきた。
ねえってば、どうしたの?具合が悪いの?寝ているだけなの?ねえ、起きてよ?
ゆさゆさと又軽く揺さぶられた後、大人びた口調だがあどけない声がまたカカシに話しかけていた。

七夜目 隙間 

  こんな夢を見た


 あれは・・・あの日は確か、次の日が非番のある日の出来事だった。

次の日が休みだが、給料日前で飲みに行くには金が無い。そんな状態の俺は少し前に奮発して買った一升瓶を思い切って開けた。
手酌で一人ちびちびと酒を飲んでいたが何気なく瓶を眺めていた時に、この酒を買った時に一緒に居た同僚の事を思い出した。
同僚と言っても彼が受付の仕事の時に一緒になる位だが、お互い長い付き合いではある。最近見たばかりのそいつの顔に何時ものように覇気が無く、何処か元気のないその姿が頭の片隅をよぎって行った。一度気になるとどうも気になって仕方ない。随分と夜が更けていたが、一人身の気安さで一升瓶を携えてそいつの部屋を訪れる事にした。
お互い似たような安月給の事もあり、住んでいるのは家賃の安い中忍専門のアパートだ。自分の部屋のドアを出て、数メートル歩けばついてしまう距離だが、さっきまで飲んでいた酔いが回ってきたのか、足元が少しふらつきだして、そいつの部屋の前でよろけてしまう。手にした一升瓶がドアにぶつかり、ガチャンと音を立てる。慌てて瓶を見てみると瓶は無事だったが、木製のドアが少しへこんでしまっていた。
後で謝るかと思いつつドアをノックしようとすると、顔をしかめながらそいつが顔を出してきた。
「おまえなあ、一体何時だと思ってるんだよ」
 苦虫を噛み潰したような顔でそう言ってきたそいつに、俺は飲みかけの一升瓶を持ち上げてみせた。
「イルカも明日は休みだろ。折角だから一杯やらないか?」
 俺の言葉にため息を一つ吐くとイルカは体を傾けて、中に入れと俺に向かって顎をしゃくってみせた。
 中に入るとどうやらイルカも一人で飲んでいたらしく、ちゃぶ台の上には空き缶が幾つかと申し訳程度のつまみが転がっていた。
「何だ、イルカも飲んでいたのか?」
「まあな。お前も人の事は言えないだろうが」
 台所からコップを二つ持ってくると、俺の前と自分の前に置くので、一升瓶の蓋をあけ中身を注ぐ。しばらくお互い何も話さず、ちびりちびりと飲んでいた。ふと見ると、いつの間にか空になっていたグラスに酒を注ぎながらイルカの顔を見ると、眼の下に濃い隈が出来ていた。良く見ると普段は日に焼け張りのある肌も、何処かくすんでかさついた感じに見える。
「なあ、イルカさ。お前最近何かあったか?」
 突然の言葉にぎょっとした顔で俺の事を見たのが分かったが、気にせず酒を注ぎながら話を続ける。
「言い辛いなら無理に言わなくていいけどさ。誰かに言えば楽になることだってあるんじゃないか」
 ちびりちびりと酒を飲みながら、イルカに向かって聞いてみる。
 俺の問いに何も答えず飲み続けるイルカの姿を見て、ふと違和感を感じる。イルカと言うより、その周辺と言うか…イルカの背後に焦点を当てて、俺はようやくさっきから感じていた違和感の正体に気付いた。
「おい、今日は襖を開けてないじゃないか。どうかしたのか」
 何も考えずに聞いたのだが、イルカは飛び上がるんじゃないかと思うくらい身をすくませた。
「何だ、エロ本でも隠しているのか?良い本手に入ったら、俺にも見せてくれよ」
 ワザとらしくウシシと笑ってみせるが、イルカの眼は不自然なくらい泳いでる。
 イルカの背後にある襖は、一年中いつでも少しだけ開けられている。最初来た時は閉め忘れかと思って聞くのだが、本人曰くそれが普通の状態らしい。その中にはアカデミーで使う資料や昔のテキスト、過去のテスト問題や本棚に収まりきれない本達が入っているそうだ。昔襖を閉めっぱなしにしていたところ、どうしても欲しくて、食費を切り詰めて買った貴重な本に、しっかりとカビが生えてしまったらしい。それ以来空気が篭らないよう、襖を常に少し隙間を空けていて、それを続けるうちにそれがイルカにとって当たり前になってしまったらしいのだ。そんな襖は今しっかりと閉まっている。違和感の正体はそれだったのだ
「・・・まさかとはおもうが、何かここで飼っているんじゃないだろうな?知っていると思うがここは動物禁止だぞ」
 イルカの働いているアカデミーには時折捨て犬や捨て猫の入った箱が置かれている事がある。そんな時は職員総出で飼い主を探すのだが、まさかそんな動物を連れて帰ってきているとか?
 押し入れの中から何か生き物の気配がしたら、速攻で襖を開けようと気配を探っていると、イルカが弱く首を振った。
「この中に何か生き物がいる訳じゃない。何かあるなら話せって言ってくれたけど、原因はこれなんだ」
 そう言いながら振り返って襖を見る。
「襖が怖いのか?」
「いや、襖が怖いんじゃない。襖の隙間が怖いんだ」
「・・・はあっ?隙間って、あの隙間か?」
 真剣な顔でこくりと頷くイルカに正気か?と問いたくなるが、本人はいたって真面目な様子だ。
「ちょうどお前と酒を買ったあたりからかな?襖の隙間から視線の様なモノを感じる事があるんだ。勿論襖を開けてみても誰もいないし何もない」
「それこそ、お前の気のせいじゃないのか?」
「俺だってそう思ったさ。しかも常に視線を感じる訳でも無いから気にしてなかったんだけど、視線を感じる時間が日に日に長くなってくるような気がして・・・。余り気分が良いもんじゃないだろう?押し入れの中も確認したり、色々と原因について考えたら寝れなくなってきて、本は気になるけど襖を閉めておく事にしたんだ。隙間が怖いなんて子供みたいだろう?どうも相談し辛くてさ・・・」
「まあ人間誰しもも苦手なものはあるさ。俺にだって実はある。何かは内緒だがな」
二の腕を擦りなら話すイルカを、俺は笑い飛ばして見せる。そして目の前の襖を見ていたら、ふと悪戯心が湧いて出てきた。イルカはしきりに隙間を気にしていたが、今ならもし何かあっても俺が居る。
よいっしょっと掛け声をかけて立ち上がると、襖を手のひらくらいの大きさまで開けた。
「何なら俺が居る間は少し開けておこうぜ。それでも気になるなら、改めて原因を探せばいいじゃないか」
イルカは微妙な顔をしていたが、俺の行動を止めはしなかった。そのままチビリチビリと飲み進めていたが、イルカが酒の瓶のラベルを睨みつけるように見ながら話しかけてきた。
「なあ、ついでにもう一つ話を聞いて貰っても良いか?」
「ああ、構わないぜ。好きなだけ話せよ」
「俺じつはさ、好きな人がいたんだ」
 イルカからの思いがけない告白に、口にした酒を吹き出しそうになる。普段から子供達にかまけて色恋に興味が無さそうなイルカが恋をしていた?
「なあ。良ければ、相手を聞いても良いか?」
「聞いた後で、引かないか?」
「多分引かない。大丈夫、もしその相手が俺と言っても、俺も男だ。何とか受け止めるから」
「大丈夫、それは無いから安心しろ」
「瞬殺だな!ものすごい速さのツッコミだったな!」
 お互いそんな事は無いと分かっていたこととはいえ、全力で否定されると、何だか失恋したような微妙な気分になる。イルカは何度も言いかけてやめ、言いかけては止めていたが、ついにその名を口にした。
「あのな・・・俺が好きだったのは、カカシさんだ」
 ポツリと呟かれた言葉に、今度こそ俺は盛大に咽た。

九夜目 世界の果て


   こんな夢を見た


 静かだった。お互いの呼吸音が聞こえるくらい静かで、信じられない位穏やかだった。
 ゆっくりと日が落ち、地平線に茜色が滲み始めた。
「綺麗ですね」
「ええ、信じられない程に綺麗です。夕陽ってこんなに大きかったんですね」
 今日と言う日に終わりを告げるように、ゆっくりと隠れていく茜色にカカシは見惚れていた。
「カカシさん、俺はアンタが好きですよ」
 突然の告白にカカシはぎょっとした顔でイルカの顔を見た。
「え、何で、こんな時にそんな大事な事を言うんですか」
「俺だって、まさかこんな状況で、こんな場所で、この言葉を言うとは思いませんでしたよ」
 挙動不審なカカシとは逆に、落ち着いているイルカは真っ直ぐ前を見たまま、口の端を軽く持ち上げ皮肉気な笑みを浮かべて見せる。
「俺はね、カカシさんの事が嫌いでした。まあアンタにされた事を考えたら当り前ですよね。」
 別れを告げるようにじわじわと地平線に隠れていく夕日を眺めながら、イルカは淡々と語り続ける。
「誘われて断ったら強引に襲われて。暴力を振るわれるならまだしも、服をひん剥かれ、あり得ないところまで暴かれ犯されて。何で俺ががこんな目に合わなきゃいけないんだって、犯されながらずっと思っていましたよ。アンタはきっと自分に反抗してきた俺が物珍しいだけだ、今だけ我慢すればいいんだってね。それなのに何をとち狂ったのかアンタはそれからも俺の元に通ってきては当たり前のように一緒に居た。そんなアンタの事を俺は冷めた目で見てましたよ。どうせ今だけだ、飽きればすぐに居なくなるだろうって」
 吐き捨てるように話すイルカの顔を、カカシは少しだけ苦しそうな顔をしながらじっと見つめていた。

十夜目 箪笥


    こんな夢を見た


 カカシは苛立っていた。
 カカシの目の前には一つの箪笥がある。
 それはどこにでもあるような平凡な箪笥だ。
だがこの箪笥を手に入れる為、カカシは物凄い苦労をしたのだ。

 この箪笥は元々誰の物でもなかったが、色々な人が気に入っていて何とかして手に入れようとしていた。
カカシも最初の内はこんな平凡な箪笥のどこが良いのか?と思い鼻で笑っていた。だが見ているうちに気になりだし、どうにかして手に入らないかと考え出した。
だがこの箪笥は誰の物でも無かったが、誰も手に入れる事が出来なかった。
何故ならば、ある一人の人物がこの箪笥の大部分を占領しており、箪笥もそれを望んでいたからだ。
他の人達は隙を見ては箪笥の僅かな隙間に手を伸ばし、自分のモノにしようとしていた。
 カカシも最初の内は何とかしてその人物を箪笥から引き離し自分のモノにしようとしていたが、カカシ自身がその人物を気に入ってきたのと、様子を見ているうちにそう遠くない未来にその人物が箪笥から離れる時が来る事を感じ、無理強いはせず機会を窺っていた。
 そうこうしているうちに箪笥を占領する者がいなくなった。
カカシは今度こそと思い暗躍し、色々な手を使い、長い時間かかったがようやく箪笥を手に入れる事が出来たのだった。
 カカシは十分すぎる程に満足した。
箪笥はカカシの想像以上の品だった。
箪笥の中の引き出しには様々なものが入っていた。その中に入っているものはカカシがすでに知っているものもあったが、カカシが今前見た事も聞いた事もない様なものも多く、カカシはそれを見る度に一喜一憂した。
 
だが、そんな箪笥にも一つ欠点があった。

 この箪笥の扉は、何度閉めても何度閉めても、いつの間にか勝手に開いてしまうのだ。
それを見る度にカカシは又扉を閉めるのだが、気が付くといつの間にか又開いてしまっている。
その様子を見る度にカカシは苛立った。
こんなに素敵な箪笥なのだ。
カカシが手に入れる前にも欲しがっていた者は沢山いたし、今でもカカシの隙を見てどうにかして箪笥を手に入れようとしている者が少なくない数いるのを知っている。
 そんな奴らが箪笥の中を見たら、なお一層欲しがるに決まっているし、今までこの箪笥に興味が無かった奴らだって、この箪笥の良さに気付いて欲しくなってしまうかもしれない。
 この箪笥の扉を閉めて置くままにするには、俺だけの物にしておくためには、どうすればいいんだ?

「・・・壊せば・・・いいのか?」

 ふと頭の中にそんな考えが浮かんだ。
 そうか、壊してしまえばいいのだ。
「そうだ!壊してしまえばもう他の誰かにとられる心配はなくなるな」
 壊してしまえばもう扉が開く事は無い。そうすれば俺が苛立つ事はなくなるし、俺以外もう誰もこの箪笥の事を見る事が出来なくなる。
 もちろん壊した箪笥のホンの小さな欠片だって、誰にも渡すつもりはない。
大事に集めて、誰の目にも触れない場所に大事に隠してしまえばいいんだ。
でも隠してしまったら、大事な箪笥を気軽に見る事が出来なくなってしまう。
だって、扉さえ開いていなければ、本当に素晴らしい箪笥なのだから。

荷物が無事に届くことを祈っております・・・。

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